コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

木村卓斗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木村 卓斗
名前
愛称 キムタク、タクちゃん
カタカナ キムラ タクト
ラテン文字 KIMURA Takuto
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (2000-05-16) 2000年5月16日(24歳)
出身地 東京都世田谷区
身長 170cm
体重 69kg
選手情報
在籍チーム 日本の旗 ヴァンフォーレ甲府
ポジション MF(DMF)/ DF(RB)
背番号 34
利き足 右足
ユース
2011-2012 横浜F・マリノスプライマリー
2013-2015 横浜F・マリノスジュニアユース
2016-2018 横浜F・マリノスユース
2019-2022 明治大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2023- 横浜F・マリノス 0 (0)
2023 愛媛FC (loan)
2024- ヴァンフォーレ甲府(loan)
1. 国内リーグ戦に限る。2023年7月31日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

木村 卓斗(きむら たくと、2000年5月16日 - )は、東京都世田谷区出身のプロサッカー選手Jリーグヴァンフォーレ甲府所属。ポジションはミッドフィールダーディフェンダー

来歴

[編集]

プロ入り前

[編集]

小学5年次から横浜F・マリノスの下部組織に所属。ユース時代は右サイドバックとしてプレーし、高校3年次の2018Jユースカップでは決勝戦で決勝点を決めて、高円宮杯 JFA U-18サッカープリンスリーグ関東所属ながらタイトルを獲得、その立役者となった[1][2]。この試合には同期の椿直起山谷侑士榊原彗悟、そして後輩にあたる池田航が彼とともにスターティングメンバー入り、控えには先輩のブラウン・ノア賢信松田詠太郎津久井匠海寺門陸植田啓太が入っており、前者3名は途中出場も記録した[3]。また、同期には他に棚橋尭士がいる。

東京都立雪谷高等学校卒業後は、明治大学政治経済学部に進学した。しかしサッカー部での右サイドバックはユースの先輩にあたる常本佳吾がいた他、同期にもサイドバックを主戦場とする選手が多く、2年生になる時にボランチへの転向を薦められた[4]。ボランチとしては大学の先輩である安部柊斗からのアドバイスを受け[5]、後の4年次には第96回関東大学サッカーリーグ戦でベストイレブンに入る存在となった[6]。4年次に上がる春の2022年3月には横浜F・マリノスのJエリートリーグのメンバーに招集されてスターティングメンバーとして出場した[5]。その後、同年の7月21日に横浜F・マリノスへの翌年からの加入が発表され[7]、「4年間マリノスに戻る目標を立てて必死に頑張ってきた努力が報われた」と後に述べた[8]。同年9月1日には特別指定選手として同クラブに登録されたが[9]、10月22日の関東大学サッカーリーグ戦で左足第5中足骨を骨折し大学サッカーを終え[10]、同年に横浜F・マリノスで選手デビューする事も無かった。

横浜F・マリノス

[編集]

2023年より正式に横浜F・マリノスに加入した。同クラブのユース出身者が大学経由で加入したのは高野遼以来6年ぶりの事である[8]

2023年7月30日、愛媛FCに期限付き移籍することが発表された。[11]

2023年12月28日、ヴァンフォーレ甲府に期限付き移籍することが発表された。[12]

プレースタイル

[編集]

ユース時代から大学1年次迄は右サイドバック、大学2年次以降はボランチとしてプレーしたため、両ポジションあるいは偽サイドバックとしてのプレーも出来る。身長は170cmであるものの、フィジカルや球際の強さに長けている他、ミドルシュートも持っており、ハードワークでも知られる選手である[8]

所属クラブ

[編集]

個人成績

[編集]
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2023 横浜FM 34 J1 0 0 3 0 2 0 5 0
愛媛 J3 18 0 - - 18 0
2024 甲府 34 J2
通算 日本 J1 0 0 3 0 2 0 5 0
日本 J3 - -
総通算 0 0 3 0 2 0 5 0
国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2023/24 甲府 34 2 0
通算 AFC 2 0

タイトル

[編集]

クラブ

[編集]
横浜F・マリノスユース
明治大学
横浜F・マリノス
愛媛FC

個人

[編集]

参考文献

[編集]
  1. ^ MOM2726 横浜FMユースDF木村卓斗(3年)_「点を取れるSB」目指してきたDFが決勝ゴール!”. ゲキサカ (20 November 2018). 14 January 2023閲覧。
  2. ^ 「雰囲気を力に換えた」ゴールで先手。横浜FMユースが8年ぶりにJユースカップ制覇!”. ゲキサカ (20 November 2018). 14 January 2023閲覧。
  3. ^ 2018 Jユースカップ優勝!” (18 November 2018). 14 January 2023閲覧。
  4. ^ マリノス内定の明治大・木村卓斗 ボランチ転向で開けたプロへの道、国立で有終の美を”. 4years. (1 September 2022). 14 January 2023閲覧。
  5. ^ a b ボランチ転向で掴んだ横浜FMへの帰還…MF木村卓斗「明治でやってきたことを信じて」”. ゲキサカ (21 July 2022). 14 January 2023閲覧。
  6. ^ JR東日本カップ2022 第96回関東大学サッカーリーグ戦表彰者一覧”. 関東大学サッカー連盟. 14 January 2023閲覧。
  7. ^ 木村卓斗選手 2023年シーズン加入内定のお知らせ”. 横浜F・マリノス (21 July 2022). 14 January 2023閲覧。
  8. ^ a b c 明大MF木村卓斗が”古巣”横浜FMで目指すは連覇「自分の強みは自信を持っていきたい」”. スポーツ報知 (23 December 2022). 14 January 2023閲覧。
  9. ^ 木村 卓斗選手2022年 JFA・Jリーグ特別指定選手認定のお知らせ”. 横浜F・マリノス (1 September 2022). 14 January 2023閲覧。
  10. ^ 明治&横浜FMの同日Vに「興奮」!木村卓斗は第5中足骨骨折も「仲間がインカレで最高のプレーをできるように…」”. ゲキサカ (14 November 2022). 14 January 2023閲覧。
  11. ^ 木村卓斗選手 愛媛FCへ育成型期限付き移籍のお知らせ横浜F・マリノス(2023年7月30日)2023年7月30日閲覧。
  12. ^ 木村 卓斗 選手 横浜F・マリノスより期限付き移籍加入のお知らせヴァンフォーレ甲府(2023年12月28日)2023年12月28日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]