木村常信
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木村 常信(きむら つねのぶ、1901年9月4日 - 1991年4月24日[1])は、日本の民法学者。京都大学名誉教授[2]。長女は推理小説家の山村美紗、長男は政治学者で北海道大学名誉教授の木村汎、孫は女優の山村紅葉[2]。
略歴
[編集]伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 明治34年9月4日 - 京都府京都市に出生[3]
- 大正4年3月 - 京都市下京区新道尋常小学校卒業[3]
- 大正8年3月 - 京都府立京都第二中学校卒業[3]
- 大正12年3月 - 第三高等学校文科丙類卒業[3]
- 大正15年3月 - 京都帝国大学法学部法律学科卒業[3]
- 大正15年4月 - 京都帝国大学大学院(法学研究科)進学[3]
- 大正15年10月18日 - 京城法学専門学校教員を嘱託[3]
- 昭和2年9月15日 - 朝鮮総督府京城法学専門学校教授[3]
- 昭和8年11月8日 - 民法研究のため独・仏・英・米へ在留を命す[3]
- 昭和10年8月31日 - 帰任[3]
- 昭和19年7月29日 - 朝鮮総督府京城法学専門学校長事務取扱ヲ命ス[3]
- 昭和21年5月31日 - 昭和21年勤令287号ニ依り自然退官[3]
- 昭和22年4月15日 - 徳島県勝浦郡横瀬中学校長[3]
- 昭和23年4月30日 - 大分経済専門学校教授[3]
- 昭和24年6月1日 - 大分大学図書館長[3]
- 昭和24年7月31日 - 大分大学教授[3]
- 昭和25年3月31日 - 京都大学教授(吉田分校勤務)[3]
- 昭和38年4月1日 - 京都大学教養部に配置換[3]
- 昭和40年4月1日 - 鹿児島大学教授、法文学部に配置換(文理学部併任)[3]
- 昭和42年3月31日 - 停年により退官[3]
- 平成3年4月24日 - 満89歳没[1]
著作
[編集]著書
[編集]- 『憲法講義案』(有信堂、昭和25年)[3]
- 『法学-私権論』(有信堂、昭和26年)[3]
- 『新民事責任論』(有信堂、昭和28年)[3]
- 『法と権利』(有信堂、昭和28年)[3]
- 『法学新論』(有信堂、昭和29年)[3]
- 『法学の根本問題』(有信堂、昭和30年)[3]
- 『法学序説』(有信堂、昭和33年)[3]
- 『法学概論』(ナカニシヤ書店、昭和34年)[3]
- 『新訂法学概論』(ナカニシヤ書店、昭和36年)[3]
- 『法学の大家たち』(ナカニシヤ書店、昭和37年)[3]
- 『多元的法律観』(ナカニシヤ書店、昭和38年)[3]
- 『法の一般理論』(ナカニシヤ書店、昭和39年)[3]