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木津卸売市場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
木津卸売市場
Osaka Kizu Wholesale Market
木津卸売市場
店舗概要
所在地 556-0012
大阪市浪速区敷津東2丁目2番8号
座標 北緯34度39分26秒 東経135度30分00秒 / 北緯34.65722度 東経135.50000度 / 34.65722; 135.50000 (木津卸売市場)座標: 北緯34度39分26秒 東経135度30分00秒 / 北緯34.65722度 東経135.50000度 / 34.65722; 135.50000 (木津卸売市場)
開業日 1950年
正式名称 大阪木津地方卸売市場
施設管理者 株式会社グルメ杵屋
敷地面積 17,500 m²
延床面積 24,800 m² 
店舗数 約150店舗
(<水産部>卸会社1社、仲卸業者54社
<青果部>卸会社不在、仲卸業者39社
駐車台数 350台
前身 木津難波魚青物市場
大阪中央市場木津配給所
最寄駅 大国町駅
南海高野線今宮戎駅
最寄IC 阪神高速1号環状線 なんば出口
外部リンク https://kizu-ichiba.com/
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(旧)大阪木津市場株式会社
OSAKA KIZU MARKET CO.,Ltd.
種類 株式会社
市場情報 非公開
略称 大阪木津市場
本社所在地 日本の旗 日本
556-0012
大阪市浪速区敷津東2丁目2番8号
設立 1998年平成10年)9月[1]
業種 卸売業
法人番号 2120001040568 ウィキデータを編集
事業内容 1.地方卸売市場の開設及び管理運営
2.水産物の卸売販売
代表者 桑原浩(代表取締役
資本金 1億円[2]
売上高 約30億円(税込)
純利益 7657万円(2021年03月31日時点)[3]
純資産 25億9729万1000円(2021年03月31日時点)[3]
総資産 59億8219万7000円(2021年03月31日時点)[3]
従業員数 約30名[2]
主要株主 グルメ杵屋 87.1%
外部リンク 大阪木津市場株式会社
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大阪木津卸売市場(おおさかきづおろしうりしじょう)は、大阪市浪速区にある民営の卸売市場。通称木津市場(きづいちば)。木津卸売市場、大阪木津市場、大阪木津地方卸売市場とも表記される。

グルメ杵屋社内カンパニーである「グルメ杵屋大阪木津市場カンパニー」が運営している。

概要

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民営の卸売市場としては、全国有数の取り扱い実績を誇る。また、大阪府内の中央卸売市場を除く公設及び民設の卸売市場の中で唯一水産と青果の双方を取扱品目としている[4]

1万7500平方メートル(延べ床面積2万4800平方メートル)の敷地内に青果や水産物のセリ場を設け、約150店舗の卸商が入居する。飲食店や食材センター(業務用スーパー)、スーパー銭湯も併設している。

2010年11月から、毎月第2・最終土曜日に「木津の朝市」を開催している。当日は魚介類や精肉などが安値で購入できるほか、各店で行われるセリ[要出典]に初心者も参加でき、市場体験ができる。マグロの解体ショーなどイベントも行われる。

沿革

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  • 1714年正徳4年)- 野立ち売りが始まる。
  • 1810年文化7年)- 大阪代官篠山十兵衛景義の斡旋により正式に市場として官許される。
  • 1913年大正2年)- 難波青物市場と木津魚市場が合併し、木津難波魚青物市場と称する。
  • 1923年(大正12年)- 中央卸売市場法が施行され、閉鎖が命じられる。
  • 1931年昭和6年)- 大阪中央市場配給所木津難波市場として自主運営が認められる。
  • 1945年(昭和20年)- 空襲をうけ、廃墟となる。
  • 1950年(昭和25年)- 大阪木津市場株式会社が設立され、市場再開。
  • 1953年(昭和28年)- 木津信用組合の前身となる扶助組織を設立。
  • 1973年(昭和48年)- 大阪木津地方卸売市場と改称。
  • 1995年平成7年)- 木津信用組合が経営破綻。
  • 1998年(平成10年)- 機動的な経営を行うため、開設者業務を大阪木津市場株式会社、デベロッパー業務を大阪食スタジアム株式会社に分離分割。
  • 2003年(平成15年)- 分割した2社を再統合し、大阪木津市場に商号を変更。グルメ杵屋の子会社になる。
  • 2007年(平成19年)- 40億円をかけて市場全体のリニューアル工事開始。
  • 2008年(平成20年)- 大阪木津市場が大阪木津魚市場株式会社を子会社とする。
  • 2009年(平成21年)- 大阪木津市場が子会社の大阪木津魚市場株式会社を吸収合併。水産物部卸売(荷受)業務開始。
  • 2010年(平成22年)- 食材センターやスーパー銭湯などを新たに併設し、グランドオープン。一般客も受け入れる施設に転換した[5]
  • 2021年令和3年)
    • 7月1日 - 親会社である株式会社グルメ杵屋が大阪木津市場株式会社を吸収合併。社内の一部門(社内カンパニー)となる[6]
    • 10月 - 青果部卸売会社であった南大果が営業を終了(廃業)。

アクセス

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脚注

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  1. ^ 法人格としては1998年9月創業の「大阪食スタジアム株式会社」を引き継いでいるが、事業自体は同社が2003年(平成15年)4月に吸収合併した大阪木津市場株式会社(1950年(昭和25年)11月設立)を継承している。
  2. ^ a b 会社情報|大阪木津市場株式会社
  3. ^ a b c 大阪木津市場株式会社 第23期決算公告
  4. ^ 大阪府/府内の卸売市場
  5. ^ “「大阪の台所」大阪木津卸売市場がリニューアル-スーパー銭湯も併設”. なんば経済新聞. (2010年11月9日). https://namba.keizai.biz/headline/1577/ 2019年4月5日閲覧。 
  6. ^ 合併に関するお知らせ

関連項目

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外部リンク

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