木谷龍吉
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生誕 |
1902年12月8日[1] 日本・福井県敦賀郡敦賀町(現:敦賀市) |
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死没 | 没年不明 |
教育 |
東京高等工業学校応用化学科 (現:東京科学大学)卒業 |
親 | 木谷滋治郎 |
業績 | |
専門分野 | 化学 |
所属機関 | マツダ研究所 |
勤務先 | 東京芝浦電気株式会社 |
成果 |
合成ゴムの化学的基礎研究 稀有ガスの製造研究 管球用Ar.Ne.He.Kr.Xeの製造、分離精製の研究 管球用プラスチック材料部品の改良研究 等[1] |
木谷 龍吉(きたに りゅうきち、1902年(明治35年)12月8日 - 没年不明は、日本の技術者(化学者)。
経歴
[編集]福井県敦賀郡(現:敦賀市)出身。東京高等工業学校応用化学科(現:東京科学大学)を卒業し[2]、東京電気株式会社(現:東芝)に入社。東芝マツダ研究所の主任研究員を務め[1]、東芝の電球ブランド「マツダ」の化学的基礎研究を行った。
1936年(昭和11年)に照明学会発達調査委員会の委員となる。[3]。
親族・知人
[編集]父は敦賀二十五銀行主任の木谷滋治郎[4]。従兄弟は旅順工科大学教授の木谷要一。 東京電気入社直後は親族で外務省の成田五郎宅に居住していた[5]。
論文・研究成果
[編集]- 木谷龍吉, and 宮崎實蔵. "加工研究の概要" 合成ゴム研究報告 日本学術振興会(1941)pp. 64-65
- 木谷龍吉, and 金子秀男. "ゴム重合研究に於ける屈折率の2,3の応用" 合成ゴム研究報告 日本学術振興会(1941)pp. 61-63
- 木谷龍吉, and 久保田力. "ラマン効果に依るクロロプレン重合の研究" 合成ゴム研究報告 日本学術振興会(1941)pp. 59-60
- 木谷龍吉, and 木村清. "モノビニルアセチレンの加壓液化" 合成ゴム研究報告 日本学術振興会(1941)pp. 57-58
- 木谷龍吉, and 木村清. "モノビニルアセチレンキシロール溶液の上記分壓" 合成ゴム研究報告 日本学術振興会(1941)pp. 54-56
- 木谷龍吉, and 森田浩. "モノビニールアセチレン合成洋接着剤の研究." マツダ研究時報 第15巻 第4号(1940)pp. 118-121
- 木谷龍吉, and 木村清. "ブタジエンの加壓液化." マツダ研究時報 第15巻 第3号(1940)pp. 72-74
- 木谷龍吉. "電球内残溜ガスの研究." 工業研究輯覧 第3号 (1936)
- 木谷龍吉. "超音波の化学的研究." 工業研究輯覧 第3号 (1936)
特許
[編集]- 木谷龍吉, and 高島直一. "乳化法重合物の凝固方法." 第1975号(昭和17年5月5日)
書籍
[編集]- 『照明年報 昭和12年版』6.2. 放電燈材料 6.3. 照明器具材料 pp. 26-28