未来よ こんにちは
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未来よ こんにちは | |
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L'Avenir | |
監督 | ミア・ハンセン=ラヴ |
脚本 | ミア・ハンセン=ラヴ |
製作 | シャルル・ジリベール |
出演者 | イザベル・ユペール |
撮影 | ドゥニ・ルノワール |
編集 | マリオン・モニエ |
製作会社 |
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配給 |
レ・フィルム・デュ・ローザンジュ クレストインターナショナル |
公開 |
2016年2月13日 (BIFF)[1] 2016年4月6日 2017年3月25日 |
上映時間 | 102分[2] |
製作国 | |
言語 | フランス語 |
製作費 | $3.2 million[3] |
興行収入 | $5.5 million[4] |
『未来よ こんにちは』(みらいよこんにちは、L'Avenir)は、ミア・ハンセン=ラヴ監督・脚本、イザベル・ユペール出演の2016年のフランス・ドイツのドラマ映画である[5][6]。第66回ベルリン国際映画祭ではコンペティション部門で金熊賞を争い[7][8]、ハンセン=ラヴが銀熊賞(監督賞)を獲得した[9]。
ユペールの演技は高く評価され、全米映画批評家協会賞主演女優賞、ニューヨーク映画批評家協会賞主演女優賞、ロサンゼルス映画批評家協会賞主演女優賞などを受賞した。
原題は「未来」「将来」の意味。
あらすじ
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
モテないわけじゃないけれど、美しいフランスの風景と彼女のきままな旅。
キャスト
[編集]- ナタリー - イザベル・ユペール
- ハインツ - アンドレ・マルコン
- ファビアン - ロマン・コリンカ
- イヴェット - エディット・スコブ
- クロエ - サラ・ル・ピカール
- ヨアン - ソラル・フォルト
- エルザ - エリーズ・ロモー
- ユゴー - リオネル・ドレー
- シモン - グレゴワール・モンタナ=アロシュ
- アントニア - リナ・ベンゼルティ
製作
[編集]ハンセン=ラヴはもともとユペールがナタリーを演じる前提で執筆したと述べている[10]。また彼女はナタリーは晩年に離婚した自身の哲学教授の母親を基にしていることを認めている[11]。
評価
[編集]批評家の反応
[編集]Rotten Tomatoesでは109件の批評家レビューで支持率は100%、平均点は8.2/10となっている[12]。Metacriticでは28件のレビューで加重平均値は88/100となっている[13]。
受賞とノミネート
[編集]受賞とノミネートの一覧 | ||||||
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賞 | 授賞式 | 部門 | 候補 | 結果 | 出典 | |
オースティン映画批評家協会 | 2016年12月28日 | 外国語映画賞 | 『未来よ こんにちは』 | ノミネート | [14] | |
ベルリン国際映画祭 | 2016年2月21日 | 監督賞 | ミア・ハンセン=ラヴ | 受賞 | [15] | |
金熊賞 | ミア・ハンセン=ラヴ | ノミネート | ||||
ボストン映画批評家協会 | 2016年12月11日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール (『エル ELLE』に対しても) | 受賞 | [16] | |
外国語映画賞 | 『未来よ こんにちは』 | 次点 | ||||
シカゴ国際映画祭 | 2016年10月22日 | ゴールデン・ヒューゴ賞 | ミア・ハンセン=ラヴ | ノミネート | [17] | |
ドリアン賞 | 2017年1月26日 | 外国語映画賞 | 『未来よ こんにちは』 | ノミネート | [18] | |
ダブリン映画批評家協会 | 2016年12月17日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール | ノミネート | [19] | |
インディワイア協会投票 | 2016年12月19日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール | 10位 | [20] | |
エルサレム映画祭 | 2016年7月17日 | ウィルフ・ファミリー財団賞(国際映画) | ミア・ハンセン=ラヴ | ノミネート | ||
ロンドン映画批評家協会 | 2017年1月22日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール | 受賞 | [21] | |
外国語映画賞 | 『未来よ こんにちは』 | ノミネート | ||||
ロサンゼルス映画批評家協会 | 2016年12月4日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール (『エル ELLE』に対しても) | 受賞 | [22] | |
全米映画批評家協会 | 2017年1月7日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール (『エル ELLE』に対しても) | 受賞 | [23] | |
外国語映画賞 | 『未来よ こんにちは』 | 3位[注釈 1] | ||||
ニューヨーク映画批評家協会 | 2016年12月1日 | 主演女優賞 | イザベル・ユペール (『エル ELLE』に対しても) | 受賞 | [24] | |
ルイ・デリュック賞 | 2016年12月14日 | 作品賞 | ミア・ハンセン=ラヴ | ノミネート |
脚注
[編集]参考文献
[編集]- ^ “Things to Come”. Les Films du Losange. 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Things to Come (12A)”. British Board of Film Classification (15 July 2016). 25 July 2016閲覧。
- ^ a b “Isabelle Huppert tourne "L'Avenir" de Mia Hansen-Løve”. Challenges (23 June 2015). 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Things to Come (2016) - International Box Office Results - Box Office Mojo”. 10 June 2017閲覧。
- ^ “Things to Come by Mia Hansen-Love for Les Films du Losange”. Cineuropa (6 May 2015). 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Cannes: Les Films du Losange acquires Mia Hansen-Løve's 'Things to Come'”. ScreenDaily.com (6 May 2015). 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Jan 11, 2016: Berlinale Competition 2016: Another nine films selected”. Berlinale. 11 January 2016閲覧。
- ^ “Berlin Film Festival Adds Nine Films to Competition Lineup”. Variety. 11 January 2016閲覧。
- ^ “Prizes of the International Jury”. Berlinale. 20 February 2016閲覧。
- ^ “Berlin: Isabelle Huppert, Mia Hansen-Love Chat About ‘Things To Come’”. 13 February 2016閲覧。
- ^ “Mia Hansen-Løve on the Precision of Isabelle Huppert and the Simplicity of ‘Things to Come’”. 17 February 2016閲覧。
- ^ “Things to Come (L'avenir) (2016)”. Rotten Tomatoes. 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Things to Come”. Metacritic. 2017年7月11日閲覧。
- ^ “Austin Film Critics Association (AFCA) Nominations: The Handmaiden Lands Top Mentions, Trevante Rhodes Double Nominated”. Awards Watch (16 December 2016). 17 December 2016閲覧。
- ^ “Jan 20, 2016: Berlinale Competition Complete”. Berlinale. 21 January 2016閲覧。
- ^ Shanley, Patrick (11 December 2016). “'La La Land' Named Best Picture by Boston Society of Film Critics”. The Hollywood Reporter. 11 December 2016閲覧。
- ^ “Chicago International Film Festival Announces Audience Award Winners, Festival Highlights”. Shootline Publicity Wire (28 October 2016). 31 October 2016閲覧。
- ^ Kilday, Gregg (12 January 2017). “'Moonlight' Leads Gay and Lesbian Entertainment Critics' Dorian Award Nominations”. The Hollywood Reporter. 23 January 2017閲覧。
- ^ “Dublin Film Critics Circle names I, Daniel Blake best of 2016”. Irish Times (17 December 2016). 18 December 2016閲覧。
- ^ “2016 IndieWire Critics Poll: Full List of Results” (19 December 2016). 27 December 2016閲覧。
- ^ Tartaglione, Nancy (20 December 2016). “‘Moonlight’, ‘Love & Friendship’ Lead London Critics’ Circle Nominations”. Deadline. 20 December 2016閲覧。
- ^ “42nd Annual Los Angeles Film Critics Association Awards 2016 Winners”. Los Angeles Film Critics Association (4 December 2016). 5 December 2016閲覧。
- ^ “National Society of Film Critics Begin Announcing Winners”. Variety. (7 January 2017) 7 January 2017閲覧。.
- ^ “New York Film Critics Circle Awards 2016”. New York Film Critics Circle. 1 December 2016閲覧。