本多正一
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ほんだしょういち 本多正一 | |
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生誕 |
1964年12月17日 栃木県宇都宮市 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 青山学院大学文学部 |
職業 | 写真家 |
本多 正一(ほんだ しょういち、1964年12月17日 - )は、日本の写真家、文筆家、ミステリ研究家。栃木県宇都宮市出身。
人物
[編集]中学2年生の頃、中井英夫『虚無への供物』を読み、圧倒される[1]。
青山学院大学文学部卒業後、写真に興味を持ち始めたとき、中井が世田谷区羽根木の家を引き払うというエッセイを読み、家の写真を撮影しておこうと1989年6月に羽根木を訪れたところ、門前で偶然中井と遭遇。そのまま中井家に招き入れられ、以降、1993年に中井が死去するまで、助手を務める。
1996年、写真集『彗星との日々──中井英夫との四年半──』を光村印刷Bee Booksから刊行。
1997年、東京写真月間'97として、ニコンサロン・銀座で写真展「彗星との日々」を開催。この写真展は、『アサヒカメラ』誌上で高梨豊から年間写真展ベスト5のひとつに選ばれた。
『中井英夫全集』全12巻(東京創元社、1996〜2006年)、『シリーズ 20世紀の記憶』(毎日新聞社、1998〜2001年)を編集した。
21世紀に入っても『子不語の夢 江戸川乱歩 小酒井不木往復書簡集』(皓星社、2004年)、平井隆太郎『うつし世の乱歩』(河出書房新社、2006年)、『KAWADE 道の手帖 中井英夫 虚実の間(あわい)に生きた作家』(河出書房新社、2007年)、『幻影城の時代 完全版』(講談社、2008年)、平井隆太郎『乱歩の軌跡』(東京創元社、2008年)、『薔薇の鉄索 村上芳正画集』(国書刊行会、2013年)などを編集。
著書
[編集]単著
[編集]編著
[編集]- 『凶鳥の黒影 中井英夫へ捧げるオマージュ』(監修)河出書房新社 2004年
- 『中井英夫 戦中日記 彼方より〈完全版〉』(編)河出書房新社 2005年
- 『うつし世の乱歩 父・江戸川乱歩の憶い出』(編) 河出書房新社 2006年
- 『中井英夫―虚実の間に生きた作家 KAWADE道の手帖』(編)河出書房新社 2007年
- 『幻影城の時代 完全版』(編)講談社 2008年
- 『薔薇の鉄索 村上芳正画集』(編)国書刊行会 2013年
脚注
[編集]- ^ 『KAWADE 道の手帖 中井英夫 虚実の間(あわい)に生きた作家』(河出書房新社、2007年)に収録、「妄想対談 『虚無への供物』─妄想と現実と」pp.59-60