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本田邦久

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

本田邦久(ほんだ くにひさ、昭和20年(1945年)6月15日 -)は、日本の囲碁棋士関西棋院所属、橋本宇太郎九段門下、九段。NHK杯戦優勝、関西棋院第一位決定戦優勝4回。布石では小目を多用する。人柄は温厚だが、盤上では相手の意図に反発して難解な接触戦になることが多い。趣味は山登り。

経歴

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石川県金沢市出身、14歳で橋本宇太郎に入門。1961年入段。1969年名人戦リーグ入り。1973年九段。1975年に関西棋院第一位決定戦の決勝で大山国夫を破って初優勝。1984年にNHK杯戦の決勝で、武宮正樹を破って優勝。

優勢な時の手堅さを「コンクリート」と称されたこともある。1989年の世界囲碁選手権富士通杯予選の上村邦夫八段戦では、先番41手まで中押し勝ちし、これは歴代2位の短手数記録。

若手時代のあだなは「ポンタ」だった[1]

2020年6月15日に引退、通算1181勝667敗2分[2]

タイトル歴

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  • NHK杯戦 1984年
  • 関西棋院第一位決定戦 1975、76、97、2001年

その他の棋歴

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国内棋戦

国際棋戦

著作

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  • 『楽しい詰め碁入門 中級編』山海堂 1985年

(2002年に『中級者の詰碁入門』に改題)

(別冊月刊碁学の同題本の再版)

参考文献

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脚注

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  1. ^ 「現代の名局 橋本宇太郎2」(誠文堂新光社)P.135
  2. ^ 本田九段が引退(朝日新聞)

外部リンク

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