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今村俊也

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 今村俊也 九段
名前 今村俊也
生年月日 (1966-03-29) 1966年3月29日(58歳)
プロ入り年 1980年
出身地 奈良県奈良市
所属 関西棋院
師匠 苑田勇一
段位 九段
概要
七大タイトル
王座 挑戦者 (2007)
碁聖 挑戦者 (1989)
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今村 俊也(いまむら としや、昭和41年(1966年3月29日 - )は、囲碁棋士奈良県奈良市出身、関西棋院所属、苑田勇一九段門下、九段。関西棋院常務理事(渉外・ネット担当)。元NHK囲碁講座講師。

第14期碁聖戦挑戦者。第55期王座戦挑戦者。

独創的かつじっくり手厚く構える棋風で「世界一厚い碁」とも呼ばれる。また早島戸川氏岡山県早島町)の国家老(70石)の末裔として知られる人物である。

門下に長谷川広六段。康子夫人はアマチュア強豪であり、TV司会などでも活躍。

経歴

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13歳の時に子供囲碁教室を通じて苑田九段に入門。1980年入段。藤沢秀行の研究会に参加、同年の依田紀基とともに若手有望株として期待され「東の依田、西の今村」と称される。

1982年棋聖戦四段戦で優勝。1984年に新人王戦で、決勝で橋本雄二郎五段を2-1で破って優勝。同年の新鋭トーナメント戦では、依田紀基五段を破って優勝。

1989年に第14期碁聖戦挑戦者となるが、小林光一碁聖に1-3で敗れる。1990年九段。

1991年、第47期本因坊戦リーグ入り。翌年陥落。

1993年にNHK囲碁講座講師を務める。

2000年、第25期棋聖戦リーグ入り。翌年陥落。NHK杯準優勝。

2003年、第29期名人戦リーグ入り。翌年残留に成功(5勝3敗で3位)。

2005年、第30期名人戦リーグ残留(6勝2敗で3位)。第30期棋聖戦リーグ入り。

2006年、第31期名人戦リーグで陥落。第30期棋聖戦リーグ残留。NHK杯準優勝。

2007年、関西棋院では橋本昌二以来、25年ぶりとなる王座戦登場を果たすが、山下敬吾に1-3で敗れる。第31期棋聖戦リーグ残留。

2008年、第32期棋聖戦リーグ残留。翌年陥落。

2012年、21年ぶりに第68期本因坊リーグ入り。

2017年、第55期十段戦本戦決勝進出。第42期棋聖戦Cリーグ4勝1敗で昇格[1]

2018年8月23日、関西棋院史上4人目の公式戦通算1000勝達成(476敗2持碁)。52歳5ヶ月・入段から38年5ヶ月・達成時勝率.678での達成。

その他の棋戦

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著書

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  • 世界一厚い碁の考え方、マイナビ出版、(2016)

脚注

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外部リンク

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