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新鋭トーナメント戦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
新鋭トーナメント戦
一般(若手)
概要
主催 テレビ東京
優勝賞金 80万円
決勝 一番勝負
持ち時間 無し
秒読み 1手10秒、1分の考慮時間10回
創設年 1969年
終了年 2003年
開催時期 10月に開始、翌年3月に優勝者決定
記録
最多優勝 趙治勲(3回)
最長連覇 趙治勲・依田紀基(2連覇)
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新鋭トーナメント戦(しんえいトーナメントせん)は、囲碁棋戦で、テレビ東京で放映された。日本棋院関西棋院の、七段・30歳未満で、年間対局料・賞金額上位の棋士が参加する。1969年から開始され、2003年33期まで実施。優勝者は翌年の早碁選手権戦へ出場資格を得る。2003年からはJAL新鋭早碁戦に発展。

方式

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  • 出場棋士は、1年間の対局料・賞金ランキング上位棋士16名。(日本棋院13名、関西棋院3名)
  • トーナメント方式で争われ、決勝戦は1番勝負。
  • 持時間
    • 1-14期 一人10分、使い切ると1手30秒
    • 15-33期 一人5分、使い切ると1手30秒、3分の考慮時間を2回

歴代優勝者と決勝戦

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(左が優勝者)

  1. 1969年 石田芳夫 - 石井邦生
  2. 1970年 高木祥一 - 工藤紀夫
  3. 1971年 小島高穂 - 曺薫鉉
  4. 1972年 小林光一 - 趙治勲
  5. 1973年 趙治勲 - 羽根泰正
  6. 1974年 趙治勲 - 小林光一
  7. 1975年 小林光一 - 加藤正夫
  8. 1977年 趙治勲 - 時本壱
  9. 1978年 淡路修三 - 酒井猛
  10. 1979年 上村陽生 - 小林光一
  11. 1980年 淡路修三 - 郡寿男
  12. 1981年 石田章 - 橋本雄二郎
  13. 1982年 小林覚 - 神田英
  14. 1983年 王立誠 - 小林覚
  15. 1984年 今村俊也 - 依田紀基
  16. 1985年 園田泰隆 - 小林健二
  17. 1986年 依田紀基 - 大矢浩一
  18. 1987年 依田紀基 - 彦坂直人
  19. 1988年 小松英樹 - 小県真樹
  20. 1989年 広江博之 - 依田紀基
  21. 1990年 小松英樹 - 鄭銘瑝
  22. 1991年 趙善津 - 大矢浩一
  23. 1992年 柳時熏 - 中澤彩子
  24. 1993年 山田規三生 - 中小野田智巳
  25. 1994年 円田秀樹 - 柳時熏
  26. 1995年 羽根直樹 - 三村智保
  27. 1996年 楊嘉源 - 黒瀧正憲
  28. 1998年 山田規三生 - 山田規喜
  29. 1999年 三村智保 - 石田篤司
  30. 2000年 山下敬吾 - 高尾紳路
  31. 2001年 高梨聖健 - 金秀俊
  32. 2002年 溝上知親 - 金秀俊
  33. 2003年 高尾紳路 - 金秀俊

記録

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  • 最多優勝 3回 趙治勲
  • 男女混合棋戦初の女流棋士決勝進出 中澤彩子(1992年)

外部リンク

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