コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

日本の囲碁タイトル在位者一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

日本の囲碁タイトル在位者一覧では、日本国内の囲碁棋戦のうち、1939年の本因坊戦創設から現在に至るまでの七大タイトルの歴代在位者の一覧を示す。

七大タイトルの序列は、賞金額によって決まる。2023年までの序列1位から3位(棋聖、名人、本因坊)は、トーナメント戦ではなく時間のかかるリーグ戦を採用し、番勝負も2日制7番勝負となっていたため、三大タイトルと呼ばれていた。

2023年に本因坊戦がスポンサーの資金難から賞金額を減額し、リーグ戦をやめてトーナメント戦に、番勝負も他の棋戦と同じく1日制5番勝負に変更したため序列が5位に下がり、1:棋聖(4300万円)、 2:名人(3000万円)、 3:王座(1400万円)、 4:天元(1300万円)、 5:本因坊(850万円)、 6:碁聖(800万円)、 7:十段(700万円)の順となった[1]

これに伴い、昇段規定も改正されて、挑戦で八段、獲得で九段に昇段できるのは棋聖・名人のニ大タイトルのみとなった。それに伴い、棋聖名人の称号が生まれた。なお、名人本因坊の称号、およびそれをニ大タイトル(棋聖名人)と合わせた大三冠(棋聖・名人・本因坊)の称号の使用頻度は減少している。

なお、この記事では七大タイトルの在位者のみについて記載しているが、囲碁界においては、例えばNHK杯新人王戦などの七大タイトル以外の棋戦も「タイトル」に含まれる。

現在の在位者

[編集]
現在の七大タイトル保持者
棋聖 一力遼(27) 3連覇 王座 井山裕太(35) 4連覇
名人 一力遼(27) 天元 一力遼(27) 2連覇
本因坊 一力遼(27) 2連覇 碁聖 井山裕太(35) 4連覇
2024年王座戦手合終了時 十段 井山裕太(35) -


表記上の注意

[編集]
  • 5期以上のタイトルを獲得した棋士の名前には着色している。
  • 同一タイトル5連覇以上を達成した棋士、初のタイトル獲得、それぞれのタイトルの最年少保持記録は備考に入れている。
  • 名誉称号資格を獲得した棋士は備考に入れている。

在位者一覧(1941年 -)

[編集]

1941年 - 1960年(本因坊戦・王座戦開始~橋本・高川時代)

[編集]
開催年 本因坊戦 王座戦 備   考
本因坊 王座
1941年
(昭和16)
第1期
関山利一
本因坊戦創設関山利一初のタイトル保持者
1942年
(昭和17)
1943年
(昭和18)
橋本宇太郎 橋本宇太郎新本因坊(初タイトル)
1944年
(昭和19)
1945年
(昭和20)
岩本薫 岩本薫新本因坊(初タイトル)
1946年
(昭和21)
1947年
(昭和22)
岩本薫 岩本薫初のタイトル防衛
1948年
(昭和23)
1949年
(昭和24)
橋本宇太郎
1950年
(昭和25)
1951年
(昭和26)
橋本宇太郎 本因坊戦1年1期制に
1952年
(昭和27)
高川格 高川格新本因坊(初タイトル)
1953年
(昭和28)
高川格 第1期
橋本宇太郎
王座戦創設
1954年
(昭和29)
高川格 高川格 高川格史上初の二冠
1955年
(昭和30)
高川格 橋本宇太郎
1956年
(昭和31)
高川格 橋本宇太郎 高川格二十二世本因坊資格初の5連覇初の名誉資格
1957年
(昭和32)
高川格 島村俊廣 島村俊廣新王座(初タイトル)
1958年
(昭和33)
高川格 藤沢朋斎 藤沢朋斎新王座(初タイトル)
1959年
(昭和34)
高川格 橋本昌二 橋本昌二新王座(初タイトル)
1960年
(昭和35)
高川格 半田道玄 高川格本因坊9連覇
半田道玄新王座(初タイトル)
本因坊戦 王座戦

1961年 - 1975年(旧名人戦・十段戦・天元戦開始~坂田全盛期から昭和生まれ世代の台頭へ)

[編集]
開催年 十段戦
本因坊戦 名人戦 王座戦 天元戦 備   考
十段 本因坊 名人 王座 天元
1961年
(昭和36)
第16期
坂田栄男
第9期
坂田栄男
坂田栄男新本因坊(初タイトル)・二冠(2人目)
1962年
(昭和37)
第1期
橋本宇太郎
坂田栄男 第1期
藤沢秀行
宮下秀洋 名人戦創設十段戦創設
宮下秀洋新王座・藤沢秀行新名人(初タイトル)
1963年
(昭和38)
半田道玄 坂田栄男 坂田栄男 坂田栄男 坂田栄男史上初の名人本因坊史上初の三冠
1964年
(昭和39)
藤沢朋斎 坂田栄男 坂田栄男 坂田栄男 高川格二十二世本因坊襲名
1965年
(昭和40)
高川格 坂田栄男 林海峰 半田道玄 坂田栄男二十三世本因坊資格
林海峰新名人(初タイトル)
1966年
(昭和41)
坂田栄男 坂田栄男 林海峰 坂田栄男 坂田栄男、4タイトルをすべて制覇
1967年
(昭和42)
坂田栄男 坂田栄男 林海峰 藤沢秀行 坂田栄男本因坊7連覇
1968年
(昭和43)
坂田栄男 林海峰 高川格 藤沢秀行 王座戦挑戦手合に移行
1969年
(昭和44)
大竹英雄 林海峰 林海峰 藤沢秀行 大竹英雄新十段(初タイトル)で木谷門下が初タイトル
1970年
(昭和45)
林海峰 藤沢秀行 坂田栄男 十段戦挑戦手合が年末から年初に移動により、この年は行われず
1971年
(昭和46)
橋本宇太郎 石田芳夫 林海峰 坂田栄男 石田芳夫最年少本因坊(初タイトル)
1972年
(昭和47)
坂田栄男 石田芳夫 林海峰 坂田栄男
1973年
(昭和48)
坂田栄男 石田芳夫 林海峰 林海峰
1974年
(昭和49)
橋本昌二 石田芳夫 石田芳夫 石田芳夫 石田芳夫三冠(2人目)
1975年
(昭和50)
第13期
林海峰
第30期
石田芳夫
第14期
大竹英雄
第23期
大竹英雄
第1期
藤沢秀行
天元戦創設
石田芳夫二十四世本因坊資格(5連覇)
十段戦 本因坊戦 名人戦 王座戦 天元戦

1976年 - 1999年(新名人戦・碁聖戦・棋聖戦開始~木谷門下の時代)

[編集]
開催年 棋聖戦
1-3月
十段戦
3-4月
本因坊戦
5-7月
碁聖戦
6-8月
名人戦
9-11月
王座戦
10-12月
天元戦
10-12月
備   考
棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元
1976年
(昭和51)
第14期
加藤正夫
第31期
武宮正樹
第1期
加藤正夫
第1期
大竹英雄
第24期
趙治勲
第2期
小林光一
新名人戦開始、碁聖戦創設
加藤正夫新十段・武宮正樹新本因坊・趙治勲新王座・小林光一新天元(4人とも初タイトル)・木谷門下が初のタイトル独占(当時は6つ)
1977年
(昭和52)
第1期
藤沢秀行
加藤正夫 加藤正夫 加藤正夫 林海峰 工藤紀夫 島村俊廣 棋聖戦創設
工藤紀夫新王座(初タイトル)
加藤正夫三冠(3人目)
1978年
(昭和53)
藤沢秀行 加藤正夫 加藤正夫 大竹英雄 大竹英雄 石田芳夫 加藤正夫 木谷門下、初めて7つのタイトル戦すべてに出場(6つ獲得)
1979年
(昭和54)
藤沢秀行 加藤正夫 加藤正夫 趙治勲 大竹英雄 加藤正夫 加藤正夫 加藤正夫史上初の四冠
1980年
(昭和55)
藤沢秀行 大竹英雄 武宮正樹 大竹英雄 趙治勲 加藤正夫 加藤正夫 天元戦挑戦手合に移行
1981年
(昭和56)
藤沢秀行 大竹英雄 趙治勲 大竹英雄 趙治勲 橋本昌二 加藤正夫 藤沢秀行名誉棋聖資格
1982年
(昭和57)
藤沢秀行 趙治勲 趙治勲 大竹英雄 趙治勲 加藤正夫 片岡聡 片岡聡新天元(初タイトル)・藤沢秀行棋聖6連覇
1983年
(昭和58)
趙治勲 加藤正夫 林海峰 大竹英雄 趙治勲 加藤正夫 片岡聡 趙治勲棋聖獲得で史上初の大三冠・四冠(2人目)
1984年
(昭和59)
趙治勲 小林光一 林海峰 大竹英雄 趙治勲 加藤正夫 石田芳夫 王座戦三番勝負から五番勝負に移行
趙治勲名誉名人資格(5連覇)、大竹英雄名誉碁聖資格
1985年
(昭和60)
趙治勲 小林光一 武宮正樹 大竹英雄 小林光一 加藤正夫 小林光一 武宮正樹本因坊獲得で木谷門下が初の7タイトル独占(1989年趙治勲天元失冠まで)
大竹英雄碁聖6連覇
1986年
(昭和61)
小林光一 小林光一 武宮正樹 趙治勲 加藤正夫 加藤正夫 小林光一 加藤正夫名誉王座資格・小林光一棋聖獲得で四冠(3人目)
1987年
(昭和62)
小林光一 加藤正夫 武宮正樹 加藤正夫 加藤正夫 加藤正夫 趙治勲 趙治勲史上初のグランドスラム
加藤正夫2度目の同時四冠(史上初)
1988年
(昭和63)
小林光一 趙治勲 武宮正樹 小林光一 小林光一 加藤正夫 趙治勲
1989年
(昭和64/
平成元)
小林光一 趙治勲 趙治勲 小林光一 小林光一 加藤正夫 林海峰 加藤正夫王座8連覇
1990年
(平成2)
小林光一 武宮正樹 趙治勲 小林光一 小林光一 羽根泰正 林海峰 小林光一名誉棋聖資格
加藤正夫同一タイトル戦12期連続出場(新記録)・最長七大タイトル保持記録(14年6か月)
羽根泰正新王座(初タイトル)
1991年
(平成3)
小林光一 武宮正樹 趙治勲 小林光一 小林光一 藤沢秀行 林海峰 藤沢秀行最年長タイトル奪取(66歳)
1992年
(平成4)
小林光一 武宮正樹 趙治勲 小林光一 小林光一 藤沢秀行 林海峰 小林光一名誉名人資格名誉碁聖資格
藤沢秀行最年長タイトル防衛(67歳)
初めて七大タイトル全てが防衛される
1993年
(平成5)
小林光一 大竹英雄 趙治勲 小林光一 小林光一 加藤正夫 林海峰 趙治勲二十五世本因坊資格林海峰名誉天元資格(5連覇)
小林光一3タイトル同時6連覇(史上初)・棋聖8連覇
1994年
(平成6)
趙治勲 大竹英雄 趙治勲 林海峰 小林光一 趙治勲 柳時熏 柳時熏新天元(初タイトル)
小林光一名人7連覇
1995年
(平成7)
小林覚 依田紀基 趙治勲 小林覚 武宮正樹 王立誠 柳時熏 小林覚新棋聖(初タイトル)・依田紀基新十段(初タイトル)・王立誠新王座(初タイトル)
1996年
(平成8)
趙治勲 依田紀基 趙治勲 依田紀基 趙治勲 柳時熏 柳時熏 趙治勲2度目の大三冠
1997年
(平成9)
趙治勲 加藤正夫 趙治勲 依田紀基 趙治勲 山田規三生 工藤紀夫 山田規三生新王座(初タイトル)
工藤紀夫天元獲得で1977年以来20年ぶりのタイトル
1998年
(平成10)
趙治勲 彦坂直人 趙治勲 依田紀基 趙治勲 王立誠 小林光一 趙治勲大三冠3連覇・本因坊10連覇
彦坂直人新十段(初タイトル)
1999年
(平成11)
趙治勲 小林光一 趙善津 小林光一 趙治勲 王立誠 小林光一 趙治勲21年間連続でタイトル獲得
趙善津新本因坊(初タイトル)
開催年 棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元 備   考
棋聖戦
1-3月
十段戦
3-4月
本因坊戦
5-7月
碁聖戦
6-8月
名人戦
9-11月
王座戦
10-12月
天元戦
10-12月

2000年 - 2017年 (平成の中・後期~平成四天王から井山一強へ)

[編集]
開催年 棋聖戦
1-3月
十段戦
3-4月
本因坊戦
5-7月
碁聖戦
6-8月
名人戦
9-11月
王座戦
10-12月
天元戦
10-12月
備   考
棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元
2000年
(平成12)
第24期
王立誠
第39期
小林光一
第55期
王銘琬
第25期
山下敬吾
第25期
依田紀基
第48期
王立誠
第26期
柳時熏
王銘琬新本因坊(初タイトル)
山下敬吾新碁聖(初タイトル)で平成四天王が初タイトル
2001年
(平成13)
王立誠 王立誠 王銘琬 小林光一 依田紀基 趙治勲 羽根直樹 羽根直樹新天元(初タイトル)
羽根泰正と親子で七大タイトルホルダーは史上初
小林光一十段失冠で30年ぶりに木谷門下が無冠となる
2002年
(平成14)
王立誠 王立誠 加藤正夫 小林光一 依田紀基 王銘琬 羽根直樹 趙治勲七大タイトル戦24年連続出場
2003年
(平成15)
山下敬吾 王立誠 張栩 依田紀基 依田紀基 張栩 羽根直樹 山下敬吾棋聖獲得で初めて七大タイトルを7人で分け合う
張栩新本因坊(初タイトル)
2004年
(平成16)
羽根直樹 王立誠 張栩 依田紀基 張栩 張栩 山下敬吾 33年ぶりに木谷門下がタイトル戦不出場
2005年
(平成17)
羽根直樹 趙治勲 高尾紳路 依田紀基 張栩 張栩 河野臨 高尾紳路新本因坊(初タイトル)で平成四天王が全員タイトル獲得
河野臨新天元(初タイトル)
2006年
(平成18)
山下敬吾 趙治勲 高尾紳路 張栩 高尾紳路 山下敬吾 河野臨 平成四天王が初めてすべてのタイトル戦に出場
2007年
(平成19)
山下敬吾 趙治勲 高尾紳路 張栩 張栩 山下敬吾 河野臨 趙治勲タイトル初獲得から最新のタイトル獲得までの年数最長記録(31年間)
2008年
(平成20)
山下敬吾 高尾紳路 羽根直樹 張栩 張栩 張栩 張栩 平成四天王が初めてタイトル独占
張栩四冠(4人目)
2009年
(平成21)
山下敬吾 張栩 羽根直樹 張栩 井山裕太 張栩 山下敬吾 張栩十段獲得で史上初の五冠
井山裕太新名人(初タイトル)
2010年
(平成22)
張栩 張栩 山下敬吾 坂井秀至 井山裕太 張栩 結城聡 張栩グランドスラム(2人目)
坂井秀至新碁聖(初タイトル)・結城聡新天元(初タイトル)
2011年
(平成23)
張栩 井山裕太 山下敬吾 羽根直樹 山下敬吾 張栩 井山裕太
2012年
(平成24)
張栩 井山裕太 井山裕太 井山裕太 山下敬吾 井山裕太 井山裕太 井山裕太五冠(2人目)
2013年
(平成25)
井山裕太 結城聡 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太史上初の六冠最年少棋聖最年少名人本因坊最年少大三冠最年少グランドスラム
平成四天王は12年ぶりの無冠
2014年
(平成26)
井山裕太 高尾紳路 井山裕太 井山裕太 井山裕太 村川大介 高尾紳路 村川大介新王座(初タイトル)
2015年
(平成27)
井山裕太 伊田篤史 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 伊田篤史新十段(初タイトル)
井山裕太大三冠3連覇(史上2人目)
2016年
(平成28)
井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 高尾紳路 井山裕太 井山裕太 井山裕太史上初の七冠独占(十段戦)二十六世本因坊資格名誉碁聖資格
2017年
(平成29)
井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太名誉棋聖資格2度目の七冠年間グランドスラム・碁聖6連覇
開催年 棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元 備   考
棋聖戦
1-3月
十段戦
3-4月
本因坊戦
5-7月
碁聖戦
6-8月
名人戦
9-11月
王座戦
10-12月
天元戦
10-12月

2018年 - (平成末・令和~令和三羽烏の台頭)

[編集]
開催年 棋聖戦
1-3月
十段戦
3-4月
本因坊戦
5-7月
碁聖戦
6-8月
名人戦
8-11月
王座戦
10-12月
天元戦
10-12月
備   考
棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元
2018年
(平成30)
第42期
井山裕太
第56期
井山裕太
第73期
井山裕太
第43期
許家元
第43期
張栩
第66期
井山裕太
第44期
井山裕太
許家元最年少碁聖(初タイトル)で令和三羽烏が初のタイトル獲得
井山裕太七大タイトル12期連続獲得・七大タイトル獲得数歴代1位・3タイトル同時6連覇(2人目)
2019年
(平成31/
令和元)
井山裕太 村川大介 井山裕太 羽根直樹 芝野虎丸 芝野虎丸 井山裕太 芝野虎丸最年少名人最年少[2]で七大タイトル獲得)・最年少王座・最年少二冠
井山裕太名誉天元資格(5連覇)・七大タイトル戦29期連続出場
2020年
(令和2)
井山裕太 芝野虎丸
井山裕太 一力遼 井山裕太 芝野虎丸 一力遼 芝野虎丸最年少十段・最年少三冠
一力遼新碁聖(初タイトル)で令和三羽烏が全員タイトル獲得
2021年
(令和3)
井山裕太 許家元 井山裕太 井山裕太 井山裕太 井山裕太 関航太郎 関航太郎最年少天元入段から最短[3]で七大タイトル獲得
井山裕太棋聖9連覇(新記録)
22年ぶりに平成四天王がタイトル戦不出場
2022年
(令和4)
一力遼 許家元 井山裕太 井山裕太 芝野虎丸 井山裕太 関航太郎 井山裕太本因坊11連覇(新記録・七大タイトル戦最多連覇記録)
2023年
(令和5)
一力遼 芝野虎丸 一力遼 井山裕太 芝野虎丸 井山裕太 一力遼 井山裕太、本因坊失冠で11年ぶりに三大タイトル保持なしに
2024年
(令和6)
第48期
一力遼
第62期
井山裕太
第79期
一力遼
第49期
井山裕太
第49期
一力遼
第72期
井山裕太
第50期
一力遼
本因坊戦、第79期から賞金額を減らし、リーグ戦をトーナメント戦へ、2日制7番勝負を1日制5番勝負へ縮小、それに伴い昇段規定も改正されて、獲得で九段昇段できるのは棋聖・名人のニ大タイトルのみに
井山裕太名誉王座資格
令和三羽烏が初めてすべてのタイトル戦に出場
2025年
(令和7)
第49期
一力か井山
第63期
第80期
第50期
第50期
第73期
第51期
開催年 棋聖 十段 本因坊 碁聖 名人 王座 天元 備   考
棋聖戦
1-3月
十段戦
3-4月
本因坊戦
5-7月
碁聖戦
6-8月
名人戦
8-11月
王座戦
10-12月
天元戦
10-12月

七大タイトル獲得数ランキング

[編集]

獲得数2回以上から記載。タイトル数の黄色名誉称号資格、太字は最多獲得。

他のタイトルとの合計数は囲碁棋士の獲得タイトル数ランキングを参照。

2024年王座戦終了時点。

棋士名 七大タイトル
合計
二日制タイトル
合計
タイトル
合計
棋聖 名人 本因坊 王座 天元 碁聖 十段
1 井山裕太 62 28 77 9 8 11 10 8 10 6
2 趙治勲 42 29 76 8 9 12 3 2 2 6
3 小林光一 35 16 60 8 8 0 0 5 9 5
4 加藤正夫 31 6 47 0 2 4 11 4 3 7
5 張栩 24 10 41 3 5 2 7 1 4 2
6 坂田栄男 21 9 64 0 2 7 7 0 0 5
6 林海峰 21 13 35 0 8 5 1 5 1 1
8 大竹英雄 17 4 48 0 4 0 1 0 7 5
9 藤沢秀行 14 8 23 6 2 0 5 1 0 0
9 山下敬吾 14 9 23 5 2 2 2 2 1 0
11 高川格 12 10 18 0 1 9 1 0 0 1
11 依田紀基 12 4 36 0 4 0 0 0 6 2
13 王立誠 11 3 22 3 0 0 4 0 0 4
14 武宮正樹 10 7 24 0 1 6 0 0 0 3
14 一力遼 10 5 28 3 1 2 0 3 1 0
16 石田芳夫 9 6 24 0 1 5 2 1 0 0
16 羽根直樹 9 4 14 2 0 2 0 3 2 0
18 橋本宇太郎 8 3 12 0 0 3 3 0 0 2
18 高尾紳路 8 5 15 0 2 3 0 1 0 2
20 芝野虎丸 7 3 12 0 3 0 2 0 0 2
21 柳時熏 5 0 8 0 0 0 1 4 0 0
22 橋本昌二 3 0 7 0 0 0 2 0 0 1
22 半田道玄 3 0 3 0 0 0 2 0 0 1
22 王銘琬 3 2 7 0 0 2 1 0 0 0
22 河野臨 3 0 9 0 0 0 0 3 0 0
22 許家元 3 0 6 0 0 0 0 0 1 2
27 岩本薫 2 2 4 0 0 2 0 0 0 0
27 島村俊廣 2 0 7 0 0 0 1 1 0 0
27 藤沢朋斎 2 0 7 0 0 0 1 0 0 1
27 工藤紀夫 2 0 2 0 0 0 1 1 0 0
27 片岡聡 2 0 8 0 0 0 0 2 0 0
27 小林覚 2 1 11 1 0 0 0 0 1 0
27 結城聡 2 0 14 0 0 0 0 1 0 1
27 村川大介 2 0 9 0 0 0 1 0 0 1
27 関航太郎 2 0 4 0 0 0 0 2 0 0

七大タイトル連覇記録

[編集]

太字はそのタイトルでの最多連覇記録。 2024年天元戦終了時点。

棋士 最高
記録
棋聖 名人 本因坊 王座 天元 碁聖 十段
1 井山裕太 11 9 3 11 4 5 6 3
2 趙治勲 10 4 5 10 2 3
3 高川格 9 9
4 加藤正夫 8 2 3 8 4 2 4
4 小林光一 8 8 7 2 6 3
6 坂田栄男 7 2 7 3 3
7 藤沢秀行 6 6 3
7 大竹英雄 6 2 6 2
9 石田芳夫 5 5
9 林海峰 5 3 3 5
11 武宮正樹 4 4 3
11 依田紀基 4 4 3 2
11 王立誠 4 3 3 4
11 張栩 4 3 2 2 4 4 2
11 山下敬吾 4 4 2 2
16 柳時熏 3 3
16 高尾紳路 3 3
16 羽根直樹 3 2 2 3
16 河野臨 3 3
16 一力遼 3 3 2 2
21 橋本宇太郎 2 2
21 王銘琬 2 2
21 片岡聡 2 2
21 芝野虎丸 2 2 2
21 許家元 2 2
21 関航太郎 2 2

年代別優勝ランキング

[編集]

※0年~9年までの10年間のタイトル獲得数。各10年間における上位5名を記載。 2024年天元戦終了時点。




2010年代

44 
井山裕太
張栩
山下敬吾
高尾紳路
結城聡,村川大介,羽根直樹,芝野虎丸

脚注

[編集]

関連項目

[編集]