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朱天心

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

朱 天心(Chu Tienhsin(郵政式)、しゅ てんしん、女性、1958年3月12日 - )は、台湾小説家である。

経歴・人物

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高雄県鳳山市(現・高雄市鳳山区)の軍人村出身。台北市立第一女子高級中学卒業後、国立台湾大学に入学、文学部歴史学科を卒業している。15歳から創作をはじめ、新聞・雑誌に小説を発表。外省人の父朱西甯(作家、1927年—1998年)と本省人の母劉慕沙(翻訳家、1935年—2017年)を持つ、いわゆる第2世代の女性作家として、台湾人の記憶・歴史・アイデンティティーを問う作品群で注目を集めている。姉・朱天文と妹・朱天衣も作家となっている。

台湾での重要な現代作家として、聯合報文學獎、洪媽從小說獎、中華文藝協會文藝獎章など、多くの文学賞を受賞している。

日本語訳作品

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フィクション

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  1. 「古都 (古都 )」
  2. 「ハンガリー水 (匈牙利之水 )」
  3. 「ティファニーで朝食を (第凡內早餐 )」
  4. 「ラ・マンチャの騎士 (拉曼查志士 )」
  5. 「ヴェニスに死す (威尼斯之死 )」

ノンフィクション

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  • 「台北での対話 ―現代社会における文学」(座談 : 朱天心/舞鶴/松浦理英子/星野智幸、『すばる2006年4月号 P133-P143 掲載)
  • 「日本/台湾は東アジアの一員ではないのか?」(清水賢一郎/訳、『すばる』2006年4月号 P168-P171 掲載)

脚注

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外部リンク

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