コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

杉並区立中央図書館

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
杉並区立中央図書館
施設情報
専門分野 総合
管理運営 杉並区
建物設計 黒川紀章建築都市設計事務所
延床面積 4,397.14 m2
開館 1982年(昭和57年)10月5日
所在地 167-0051
東京都杉並区荻窪3丁目40番23号
ISIL JP-1001029
統計情報
蔵書数 696,924冊(2020年度末時点)
公式サイト 杉並区立中央図書館
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館
テンプレートを表示

杉並区立中央図書館(すぎなみくりつちゅうおうとしょかん)は、東京都杉並区荻窪3丁目に所在する区立図書館

杉並区立図書館の中央館であり、杉並区に13ある図書館の中心的な役割を担っている。2020年度末の蔵書数は696,924冊であり、杉並区立図書館全体の2,092,868冊の約3分の1を有している[1]

歴史

[編集]

1982年(昭和57年)10月5日に開館した。杉並区政五十周年記念施設とされている。それ以前は通りを隔てた現在の杉並区立荻窪体育館(中央図書館北側)敷地内に「杉並図書館」として杉並区立公民館[2]と共に所在した。

2006年(平成18年)3月には隣接する敷地に杉並区立読書の森公園が開園した。読書の森公園にはインドのデリーに本部を置くガンジー修養所再建トラストから杉並区へ寄贈されたマハトマ・ガンジー像(ブロンズ像)が設置されている[3]

2013年度(平成25年度)から館内運営を民間委託し、図書館流通センターが行っている[4]。令和元年4月1日より改修工事のため休業し、令和2年9月5日にリニューアルオープンした。その際に1階にあった児童図書などは、2階に移り拡充された。

2022年(令和4年)1月21日から、杉並区業務継続計画(BCP)に基づき、新型コロナウイルス感染症対策業務(保健所業務)に職員を派遣することに伴い、2月13日までの間、柿木図書館、高円寺図書館、西荻図書館の3館を臨時休館した[5]

施設概要

[編集]
読書の森公園内に設置されているガンジー像
出典:[6]
  • 敷地面積:5,097.84平方メートル
  • 延床面積:4,397.14平方メートル
  • 構造規模:鉄筋コンクリート造、地下1階・地上2階建

館内

[編集]
出典:[6]
  • 地上1階:OPAC・一般開架・参考図書室・カウンター・事務室・多目的トイレ・カフェ・エレベーターなど。
    • 参考図書室・杉並資料室(レファレンスコーナー)への入室時は手荷物を室外に設置されているコインロッカーへ預け入れる必要がある[7]。室内へは筆記用具以外の持込みは不可。
    • 館内にはコピー機が設置されており、著作権法で認められた範囲で複写が撮れる。
    • カフェは民間委託されている.
    • 階段の手前に電源付きパソコン利用席(4席)が設置されている。
  • 地上2階:視聴覚障害者サービス室・児童図書・会議室・調べものコーナー(コンセント・有線LAN完備)・エレベーターなど。
    • 会議室は予約が必要。(予約が無い時には一般開放される。)
  • 地下1階:雑誌コーナー・新聞コーナー・保存書庫・視聴覚ホール・機械室・エレベーターなど。

交通

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 東京都効率図書館調査 平成27年度 東京都
  2. ^ 1989年に杉並区立社会教育センター(現・セシオン杉並)へ移設
  3. ^ 「ガンジー修養所再建トラスト」から贈られたガンジー像が設置されているのは国内では杉並区立中央図書館のみ
  4. ^ 図書館サービス業務委託事業社の決定について
  5. ^ 区立図書館休館のお知らせ”. 杉並区立図書館. 2022年1月21日閲覧。
  6. ^ a b (中央)公募型プロポーザル実地要綱
  7. ^ 利用には100円玉が必要で使用後に返却される返却式コインロッカーが設置されている。100円玉を持参していない利用者はレファレンスコーナーで専用コインを貸し出している。

外部リンク

[編集]