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杉崎弥市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

杉崎弥市(すぎさき やいち 生没年不詳)は、江戸時代中期の石工職人である。

杉崎家一門の暖簾
流山街道に現存する杉崎邸

概要

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江戸時代中期の下総国野田(現代の千葉県野田市)に生まれた石工職人で、明和から文政にかけて活躍した。

1823年(文政6年)造立の代表作・須賀神社猿田彦神像[1]など下総国の各地に優作を残した。

おもな作品

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1766年 明和三年 金乗院 宝篋印塔

1785年 天明五年 金乗院 宝篋印塔

1793年 寛政五年 青面金剛

1794年 寛政六年 香取神社 燈籠

1801年 享和元年 香取神社 手洗石

1802年 享和二年 須賀神社 永代常夜燈

1803年 享和三年 若紫観音堂 燈籠

1804年 文化元年 香取神社 狛犬

1810年 文化七年 西栄寺 手洗石

1815年 文化十二年 香取神社 庚申塔

1815年 文化十二年 普門寺 庚申塔

1817年 文化十四年 須賀神社 二十三夜碑

1821年 文政四年 須賀神社 弁戝天

1823年 文政六年 須賀神社 猿田彦立像(『有形文化財』指定・野田市)

関連人物

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脚注

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  1. ^ 須賀神社猿田彦神像 野田市役所HP

参考文献

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『のだし―歴史のなかの野田』佐藤真(1905-1991歴史家・野田市興風図書館長) 『目で見る野田・流山の100年』下津谷達男(1928-歴史家・國學院大學) 『野田町の石工・杉崎弥八』(上山和雄・國學院大學) 野田市郷土博物館 野田市興風図書館