杉浦榮
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杉浦 榮(すぎうら さかえ、1965年[1] - )はランドスケープ・アーキテクト、アーバン・プランナー。S2 Design and Planning代表[2][3]。日本都市計画学会理事[1]。
2018年から前橋工科大学 工学部 総合デザイン工学科および大学院 工学研究科 建築学専攻(修士課程) 准教授。
一般社団法人都市計画コンサルタント協会 第一期 認定都市プランナー(総合計画、都市・景観デザイン)、1級造園施工管理技士[4]。
関西大学工学部[5]や東京理科大学、早稲田大学芸術学校で非常勤講師、法政大学兼任講師[6]。浙江大学、昭和女子大学、武蔵野美術大学、青山学院大学、東京農業大学 他で、講義・講演など[2]。
来歴
[編集]大阪府生まれ。関西大学社会学部で環境認知論を専攻。 2001年、ハーバード大学デザイン大学院(GSD)建築学部ランドスケープアーキテクチュア専攻および都市計画(アーバンプランニング)専攻修士課程修了。ササキエンバイロメントデザインオフィス(SEDO)所属を経てS2 Design and Planning代表。
携わった主なプロジェクト
[編集]- 長野市中心市街地再開発事業「TOiGO SBC(信越放送),WEST,Parking」まちづくり基本構想および公共空間等設計・監理(2006年)[3]
- マークス代沢ランドスケープ(1999年)[4]
- ソニー本社機能集約施設「ソニーシティ」ランドスケープ設計・監理(2006年)
- 集合住宅「コナヴィレッジ町田」業態計画、建築およびランドスケープ設計・監理(2004年)
- さいたま新都心再開発事業 デザインアドバイザーおよびランドスケープ基本設計(2009年)
- 武蔵浦和駅第一街区市街地再開発事業 基本構想(2006年)
- 狭山市駅西口地区市街地再開発事業 基本構想およびデザイン調整業務(2005年)
- MinaGarden十日市場(2020年)[7]
- 関ロジスティックス整備構想 基本計画(2002年)
- S高齢者コミュニティ開発事業(仮) 業態計画および基本構想(2001年)
- M高齢者住居系施設建築計画 基本構想、基本計画、基本設計(2005年)
- 受賞
ニトリ東京本部屋上庭園「KAWARA」(2007年)やYKK75周年記念事業 前沢ガーデン桜花園(2009年)[8][9][10]で経産省グッドデザイン賞[11]、前沢ガーデン桜花園 他で日本建築学会北陸建築文化賞(2009年)[12]、日本造園学会賞受賞[13]。
- 参画審議会・委員会名
- 前橋市アーバンデザイン策定協議会 委員(2019)[5]
- 前橋市景観アドバイザー会議 前橋市景観アドバイザー[14]
- 東大和市向原地区プロジェクト審査委員会委員[15]
- 安中市景観計画策定委員会 委員(副委員長)[16]
- 渋川市太陽光発電設備設置審議会委員[17]
- 港区まちづくりマスタープラン検討委員会 委員[18]
- ぐんまダイバーシティ推進地域ネットワーク委員
- みどり市景観計画策定委員会副委員長
- みどり市景観審議会副会長、みどり市都市計画審議会委員
などに就任している。 共著に『テキスト ランドスケープデザインの歴史』(学芸出版社、2010年)
脚注
[編集]- ^ 生きた「風土」からうまれる「風景」へ
- ^ 定住自立圏構想の今後のあり方に関する研究会 - 総務省
- ^ 第4回 杉浦榮氏 (ランドスケープ・アーキテクト S2 Design and Planning代表)インタビュー
- ^ 女性研究者シーズ集
- ^ 教員検索 - 関西大学
- ^ 公共空間デザイン及演習|法政大学シラバス
- ^ ランドスケープ作品選集2020 日本造園学会
- ^ 前沢ガーデン 桜花園:YKK株式会社
- ^ 前沢ガーデン桜花園 - 建築・インテリアMAP
- ^ 新建築 2009年1月号
- ^ YKK75周年事業による地域貢献施設・桜の庭園
- ^ 前沢ガーデン 桜花園 | 北陸建築文化賞
- ^ 平成25年度受賞者一覧 | 公益社団法人 日本造園学会
- ^ 景観アドバイザー制度 - 前橋市
- ^ 東大和市向原地区プロジェクト 審査基準 - 東京都都市整備局
- ^ 安中市景観計画策定委員会委員名簿
- ^ 渋川市太陽光発電設備設置審議会委員名簿
- ^ 港区まちづくりマスタープラン検討委員会 委員名簿
参考文献
[編集]- LANDSCAPE DESIGN(ランドスケープデザイン)2009年2月 マルモ出版
- LANDSCAPE DESIGN No.57,67,69 マルモ出版