李美敬
表示
李美敬(Miky Lee) | |
---|---|
生誕 |
1958年4月8日(66歳) アメリカ合衆国 ミシガン州 |
国籍 | アメリカ合衆国 [1][2] |
出身校 |
ソウル大学校 家政管理学科 ハーバード大学大学院 東アジア学 修士 復旦大学大学院 中国史学 博士 |
職業 | 実業家 |
団体 | CJグループ・CJエンタテインメント |
配偶者 | 김석기( - 1994年) |
親 |
李孟熙(父、CJグループ名誉総裁) 孫福南(母) |
李美敬 | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 이미경 |
漢字: | 李美敬 |
発音: | イ・ミギョン |
英語表記: | Lee Mi-kyung |
李美敬(イ・ミギョン、朝: 이미경、英: Miky Lee〈ミキー・リー〉[3]、1958年4月8日 - )は、大韓民国で活動する韓国系アメリカ人の実業家・映画プロデューサー。CJグループ副会長。アメリカ合衆国ミシガン州出身。
学歴
[編集]- 京畿女子高等学校 卒業(韓国)
- ソウル大学校 家政管理学科 学士(韓国)(1981年)
- ハーバード大学大学院 東アジア学 修士(アメリカ)(1987年)
- 復旦大学大学院 中国史学 博士(中国)(1992年)
- 淑明女子大学 経営学 名誉博士(韓国)(2006年)
来歴
[編集]1981年にソウル大学校を卒業。その後アメリカのハーバード大学大学院に留学していた頃、韓国に対する劣悪な認識に接し、「素晴らしい韓国の文化コンテンツを基に、外国人に韓国を正しく認識してもらわなければならない」という志を持つ[4]。
1995年、第一製糖(現CJグループ)に入社。同年、第一製糖がハリウッドに映画会社ドリームワークスを共同設立する投資交渉を成功に導き、ドリームワークスの資本の30%に相当する3億ドルを第一製糖が投資したことから、ドリームワークス映画のアジアの配給権を獲得しコンテンツ事業の礎を築く[5][6]。
映画製作ならびに投資、シネマコンプレックスを通じた配給の分野を拡大し、CJ E&M(現CJ ENM)の経営にも積極的に参加。また、音楽専門チャンネルMnetのオーディション番組『スーパースターK』などを成功させた他[7]、コンベンション型韓流文化フェスティバル「KCON」を推進した[8]。
ポン・ジュノ監督の『母なる証明』、『スノーピアサー』、『パラサイト 半地下の家族』、パク・チャヌク監督の『親切なクムジャさん』、『サイボーグでも大丈夫』、『渇き』、『お嬢さん』、キム・ジウン監督の『グッド・バッド・ウィアード』などの映画に、エグゼクティブ・プロデューサーあるいは製作総指揮として参加している(全て配給はCJエンタテインメント)[10]。
経歴
[編集]- 1995年:第一製糖(現CJグループ)入社
- 1998年:CJエンタテインメント マルチメディア事業部 取締役
- 1999年:CJエンタテインメント 事業部 常務補
- 2002年:CJエンタテインメント 事業部 常務
- 2005年:CJアメリカ 副会長
- 2005年:CJメディア 副会長
- 2007年:芸術の殿堂 副会長
- 2011年 - 現在:CJグループ副会長
- CJ E&M 総括副会長
- 2017年7月 - 現在:アメリカ映画芸術科学アカデミー(AMPAS)会員
- CJ ENM 総括副会長
親族
[編集]受賞歴
[編集]- 1997年:ダボス世界経済フォーラム 次世代リーダー100人
- 2005年 - 2015年:大衆文化パワーリーダー30
- 2006年:世界女性賞 経済部門[13]
- 2007年:韓国能率協会 韓国の経営者賞[14]
- 2012年:フォーブス アジアのパワービジネスウーマン50人[15]
- 2014年:フォーブス アジアのパワービジネスウーマン50人[16]
- 2014年:クロアチア政府勲章(Red Danice hrvatske s likom Blaza Lorkovica)[17]
- 2018年:世界銀行「女性起業家資金イニシアティブ リーダーシップグループ」選定[18]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ http://dart.fss.or.kr/dsaf001/main.do?rcpNo=20180709000319
- ^ http://dart.fss.or.kr/dsaf001/main.do?rcpNo=20111129000842
- ^ “『パラサイト 半地下の家族』が史上初の快挙。製作陣が誰よりも感謝を伝えたいと願うのは…”. BuzzFeed Japan (2020年2月10日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “이미경 CJ 부회장 카메라 앞에 서다” (2014年3月14日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “李美敬CJグループ副会長、大衆文化を牛耳る大物”. 東亜日報 (2013年5月24日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “「半地下の家族」成功を生んだサムスン創業者の遺訓”. JBpress (2020年2月13日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “[여의춘추-손수호 또다른 슈퍼스타 이미경]” (2010年11月1日). 2020年2月14日閲覧。
- ^ “CJ그룹 케이콘, 엔터산업 본거지 "LA를 침공하다" - 머니투데이 뉴스” (2013年8月26日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “李美敬CJグループ副会長「世界女性賞」受賞、アジア初めて”. 中央日報 (2006年10月12日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “<커버스토리> 슈퍼스타K·MAMA 해외공연…히트작은 모두 그녀에게서 나왔다”. 해럴드경제 (2012年6月15日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ a b “<2012대중문화 파워리더 빅30>으로 본 10년간 대중문화 권력이동, 영화ㆍ드라마에서 K-팝으로”. 헤럴드경제 (2012年12月27日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “[대중문화 파워리더 빅30 ④ 1위~10위…나영석, 예능PD 최초 첫 빅5]”. 헤럴드경제 (2015年12月28日). 2019年5月28日閲覧。
- ^ “[Close-up '세계여성상' 받은 이미경 CJ엔터테인먼트 부회장 인터뷰]”. 지면보기 (2006年10月15日). 2019年5月28日閲覧。
- ^ “KMA 한국능률협회”. 2019年5月28日閲覧。
- ^ “Asia’s 50 Power Businesswomen”. フォーブス. 2020年2月15日閲覧。
- ^ “Lee Mi-kyung 55 (South Korea)”. 2020年2月15日閲覧。
- ^ ““크로아티아 여행 다룬 ‘꽃보다 누나’ 보고싶어”” (2014年9月2日). 2020年2月15日閲覧。
- ^ “이미경 CJ 부회장, 세계은행 ‘여성기업가기금 리더십 그룹’ 선정” (2018年5月1日). 2019年5月28日閲覧。