お嬢さん (2016年の映画)
お嬢さん | |
---|---|
아가씨 | |
監督 | パク・チャヌク[1] |
脚本 |
チョン・ソギョン パク・チャヌク[1] |
原作 | サラ・ウォーターズ『荊の城』 |
製作 |
パク・チャヌク イム・スンヨン(シド・リム) |
製作総指揮 | イ・ミギョン(ミキー・リー) |
出演者 |
キム・ミニ キム・テリ ハ・ジョンウ チョ・ジヌン |
音楽 | チョ・ヨンウク[1] |
撮影 | チョン・ジョンフン[1] |
編集 |
キム・サンボム キム・ジェボム |
製作会社 |
モホフィルム ヨンフィルム |
配給 |
CJエンタテインメント ファントム・フィルム Amazon Pictures |
公開 |
2016年5月14日(CIFF)[2] |
上映時間 |
145分(劇場公開版) 168分(スペシャル・エクステンデッド版) |
製作国 | 韓国 |
言語 |
韓国語 日本語 |
製作費 | 110億ウォン[3][4] |
興行収入 |
352億ウォン[5] 7500万円[6] |
お嬢さん | |
---|---|
各種表記 | |
ハングル: | 아가씨 |
漢字: | 小姐 |
発音: | アガシ |
日本語読み: | おじょうさん |
英題: | The Handmaiden |
『お嬢さん』(おじょうさん、原題:아가씨、英題:The Handmaiden)は、2016年に公開された韓国のサイコスリラー映画[7]。監督はパク・チャヌク、主演はキム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌン[8]。ウェールズの作家サラ・ウォーターズの小説『荊の城』を原作としており、舞台設定がヴィクトリア朝から日本統治時代の朝鮮に変更されている[9][10]。
第69回カンヌ国際映画祭コンペティション部門ノミネート作品であり、プロダクションデザイナーのリュ・ソンヒが同映画祭で韓国人初のバルカン賞を受賞[11][12]。第71回英国アカデミー賞で非英語作品賞[13]、第53回百想芸術大賞で大賞を受賞した[14][15] 劇中、女性同士の刺激の強い性行為描写があるためR指定の作品となっている。
あらすじ
[編集]※本作は3部構成となっている[16]。
1939年、日本統治下の朝鮮半島。孤児として生まれ、詐欺集団に育てられた少女ナム・スッキ(キム・テリ)は、捨てられた乳児の世話をして日本人に売ることで生計を立てていた。
ある時、「藤原伯爵」と名乗る詐欺師(ハ・ジョンウ)がスッキたちに隠密な計画を打ち明ける。それは、日本人の華族と結婚して「
スッキは侍女「珠子」として豪壮な上月邸に潜入し、侍女長の佐々木夫人(キム・ヘスク)の案内で令嬢・秀子に近づくことに成功。秀子の小間使いとして身の周りの世話をすることとなる。書籍愛好家として知られる上月は離れに広大な書斎を設けており、秀子は決まった時間になると朗読の練習に行くと言って上月が待つ書斎に向かう。スッキは秀子から呼びに来るよう言われた時間に書斎を訪ねるが、室内に足を踏み入れることは許されない。どこか陰のある秀子の美貌と予測不可能な言動に翻弄されるスッキであったが、昼夜を分かたず時間を共にする中で距離を縮めていく。
上月邸に現れた藤原伯爵が計画どおりに秀子を懐柔する一方で、秀子に惹かれ始めていたスッキは、彼女が伯爵の術中に嵌っていく様を見過ごすことができなくなる。謀略と情愛の狭間で葛藤するスッキ。しかし、秀子と藤原伯爵、そして上月の間にもまた、ある秘密があった。
キャスト
[編集]- キム・ミニ:和泉秀子(お嬢様)
- キム・テリ:ナム・スッキ/珠子(侍女)
- ハ・ジョンウ:藤原伯爵(詐欺師)
- チョ・ジヌン:上月教明(秀子の後見人)
- キム・ヘスク:侍女長の佐々木夫人
- ムン・ソリ:秀子の叔母 ※特別出演
- イ・ヨンニョ:ポクスン
- イ・ドンフィ:クガイ
- ユ・ミンチェ:クッタニ
- チョ・ウニョン:幼少期の秀子
- 高木りな:秀子の母親
- ハン・ハナ:純子
- イ・ギュジョン:侍女1
- キム・シウン:侍女2
- ハ・シヨン:侍女3
- キム・ウニョン:侍女4
- チョン・ハダム:侍女5
- ウォン・グニ:執事
- キム・ジョンテ:屋敷の運転手
- チャン・ハンスン:上月の輿丁
- パク・ギリュン:朗読会の客1
- チェ・ビョンモ:朗読会の客2
- ハン・チャンヒョン:朗読会の客3
- キム・イヌ:朗読会の客4
- クォン・ヒョク:朗読会の客5
- イム・ヒョンデ:朗読会の客6
- キム・リウ:関釜連絡船の日本人将校1
- 藤本信介:関釜連絡船の日本人将校2
- 長野克弘:僧侶
- チョン・インギョム:浪人1
- イ・ジハ:旅館の女将
- アレクサンダー・スカボロー:平和ホテルレストランの支配人
スタッフ
[編集]- 監督:パク・チャヌク
- エグゼクティブ・プロデューサー:イ・ミギョン(ミキー・リー)、チョン・テソン
- 原作:サラ・ウォーターズ『荊の城』
- 脚本:チョン・ソギョン、パク・チャヌク
- 企画・制作:パク・チャヌク、イム・スンヨン(シド・リム)
- 共同制作:キム・テウン(Tエンターテインメント)
- プロデューサー:ユン・ソクチャン、キム・ジョンテ、チョン・ウォンジュ
- アソシエイト・プロデューサー:イ・ユジョン(ジェイ・リー)
- 撮影:チョン・ジョンフン
- プロダクションデザイナー:リュ・ソンヒ
- 編集:キム・サンボム、キム・ジェボム
- 音楽:チョ・ヨンウク
- 衣装:チョ・サンギョン
- 照明:ペ・イルヒョク
- ヘアメイク:ソン・ジョンヒ(MIMOS)
- 視覚効果:イ・ジョンヒョン(4th CREATIVE PARTY)
- サウンドデザイン:キム・ソクウォン(BLUE CAP)
- 同時録音:チョン・グン(K.P.A)
- 製作会社:モホフィルム、ヨンフィルム
- 提供・配給:CJエンタテインメント
製作
[編集]『オールド・ボーイ』の映画化をパク・チャヌクに提案した映画プロデューサーのイム・スンヨン(シド・リム)が、本作の原作小説『荊の城』(サラ・ウォーターズ著)を映画化するよう妻に勧められたことをきっかけに、2011年頃にパクに『荊の城』の映画化を提案[17][18][19]。パク夫妻も小説を気に入り、パクの妻も映画化を推薦した[19]。パク・チャヌク自身もまた『荊の城』に魅了され、映画の骨子となる令嬢と侍女を主軸とした物語への翻案を構想[20]。脚本家のチョン・ソギョンが脚本の草稿を作成した[21]。
原作著者のサラ・ウォーターズは本映画の脚本を読んだ際、小説と設定や筋が違ったため、当初は原作ではなく「原案」と表記してほしいとパクに促していた。しかし、完成した映画を観てその出来に満足し5回も鑑賞した結果、「原作」と表記することを承諾したという逸話がある[22]。
2012年12月、パクが次回の監督作として『お嬢さん』を計画していることが公に報じられた[23]。
2014年末頃にスッキ(珠子)役など一部のキャストのオーディションが実施され[24]、キム・ミニ、キム・テリ、ハ・ジョンウ、チョ・ジヌンなど主要キャストが確定[25][26][27]。
2015年1月からのプリプロダクションを経て、本格的な製作に突入した[27]。製作は、監督のパク・チャヌクの製作会社であるモホフィルムならびにイム・スンヨンが代表を務める製作会社ヨンフィルムによって共同で行われた[27]。
撮影は2015年6月15日から開始され[3]、同年10月31日に終了[28][29]。撮影の一部は日本の三重県や愛知県で行われた[3][30][31]。
公開
[編集]本作は、2016年5月11日から開催された第69回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門にノミネートされ[32]、同年5月14日に同映画祭でワールドプレミアを迎えた[33]。また、カンヌ国際映画祭のフィルム・マーケットでは、2016年時点での韓国映画史上最多となる175か国に販売された[34]。
2016年6月1日に韓国で公開されて以降、アジアや欧米など世界各国で公開[35][36]。日本では2017年3月3日に公開された[37]。作中に露骨な性描写が含まれていることから、韓国ではR19、日本・台湾・オーストラリアを含むいくつかの国では18+の指定を受けた[7][38][39]。
韓国国内での初週観客動員数は182万人を超え、青少年観覧不可(19歳以上観覧可)映画のオープニング記録を更新[40][41]。アメリカ・フランス・韓国での通算観客動員数は500万人を突破した[42][43]。
評価
[編集]批評家の反応
[編集]『お嬢さん』は高い評価を受けた。Rotten Tomatoesでは、134件のレビューに基づいて94%の評価を得ており、平均格付けは10点満点中8.2点。サイトのコンセンサスでは、「『お嬢さん』はヴィクトリア朝の犯罪小説を、パク・チャヌク監督の視覚的に華麗で夢中にさせる独特のアウティングのための緩やかなインスピレーションとして使用している」と述べられている[44] 。Metacriticでは、38件のレビューに基づいて、100点満点中84点を得て、「普遍的な称賛」を獲得した[45]。エコノミストはこの映画を傑作と評価した[46]。ガーディアンが発表した「21世紀 最高の映画100本」で、41位に選ばれている[47]。
受賞と候補
[編集]受賞と候補の一覧 | ||||
---|---|---|---|---|
年 | 賞 | 部門 | 対象 | 結果 |
2016年 | EDA賞[48][49] | 非英語作品賞 | パク・チャヌク | 受賞 |
第12回オースティン映画批評家協会[50][51] | 作品賞 | 『お嬢さん』 | 4位 | |
監督賞 | パク・チャヌク | ノミネート | ||
主演女優賞 | キム・ミニ | ノミネート | ||
脚本賞 | チョン・ソギョン、パク・チャヌク | ノミネート | ||
撮影賞 | チョン・ジョンフン | ノミネート | ||
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
第37回青龍映画賞 | 最優秀作品賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
監督賞 | パク・チャヌク | ノミネート | ||
主演女優賞 | キム・ミニ | 受賞 | ||
新人女優賞 | キム・テリ | 受賞 | ||
撮影賞 | チョン・ジョンフン | ノミネート | ||
美術賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | ||
音楽賞 | チョ・ヨンウク | ノミネート | ||
技術賞 | チョ・サンギョン(衣装デザイン) | ノミネート | ||
第37回ボストン映画批評家協会賞[52] | 撮影賞 | チョン・ジョンフン | 受賞 | |
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
第25回釜日映画賞 | 作品賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
監督賞 | パク・チャヌク | ノミネート | ||
主演女優賞 | キム・ミニ | ノミネート | ||
新人女優賞 | キム・テリ | 受賞 | ||
撮影賞 | チョン・ジョンフン | ノミネート | ||
美術賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | ||
音楽賞 | チョ・ヨンウク | ノミネート | ||
特別賞 | パク・チャヌク | 受賞 | ||
釜山映画批評家賞 | 新人女優賞 | キム・テリ | 受賞 | |
第69回カンヌ国際映画祭 | パルム・ドール | パク・チャヌク | ノミネート | |
クィア・パルム | パク・チャヌク | ノミネート | ||
バルカン賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | ||
第29回シカゴ映画批評家協会[53] | 作品賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
監督賞 | パク・チャヌク | ノミネート | ||
脚本賞 | チョン・ソギョン、パク・チャヌク | 受賞 | ||
撮影賞 | チョン・ジョンフン | ノミネート | ||
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
美術賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
第22回クリティクス・チョイス・アワード[54] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
第22回ダラス・フォートワース映画批評家協会[55] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | |
第16回ディレクターズ・カット・アワード | 主演女優賞 | キム・ミニ | 受賞 | |
新人女優賞 | キム・テリ | 受賞 | ||
第21回フロリダ映画批評家協会[56] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 次点 | |
撮影賞 | チョン・ジョンフン | 次点 | ||
第36回韓国映画評論家協会賞 | 映画評論家10選 | 『お嬢さん』 | 受賞 | |
撮影賞 | チョン・ジョンフン | 受賞 | ||
インディワイヤー批評家投票[57] | 作品賞 | 『お嬢さん』 | 7位 | |
監督賞 | パク・チャヌク | 5位 | ||
オリジナルスコア またはサウンドトラック |
『お嬢さん』 | 8位 | ||
撮影賞 | 『お嬢さん』 | 4位 | ||
編集 | 『お嬢さん』 | 8位 | ||
第42回ロサンゼルス映画批評家協会賞[58] | 美術賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | |
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
メルボルン国際映画祭 | 最も人気のある長編映画 | 『お嬢さん』 | 次点 | |
ニューヨーク映画批評家オンライン[59] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | |
第21回サンディエゴ映画批評家協会[60][61] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
第15回サンフランシスコ映画批評家協会[62][63] | 脚色賞 | チョン・ソギョン、パク・チャヌク | ノミネート | |
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
美術賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | ||
第13回セントルイス映画批評家協会[64] | 美術賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | |
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 次点 | ||
第20回トロント映画批評家協会[65] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 次点 | |
第16回バンクーバー映画批評家サークル[66] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
第15回ワシントンD.C.映画批評家協会[67] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
女性映画批評家サークル[68] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | |
2017年 | 第11回アジア・フィルム・アワード[69][70] | 助演女優賞 | ムン・ソリ | 受賞 |
新人賞 | キム・テリ | 受賞 | ||
脚本賞 | チョン・ソギョン、パク・チャヌク | ノミネート | ||
美術監督賞 | リュ・ソンヒ | 受賞 | ||
編集賞 | キム・サンボム、キム・ジェボム | ノミネート | ||
衣装デザイン賞 | チョ・サンギョン | 受賞 | ||
デンバー映画批評家協会[71] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
ドリアン賞[72] | 年間監督賞 | パク・チャヌク | ノミネート | |
年間外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
年間LGBTQ映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | ||
年間視覚映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | ||
第10回ヒューストン映画批評家協会[73][74] | 映像賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
第88回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞[75] | 外国語映画トップ5 | 『お嬢さん』 | 受賞 | |
第51回全米映画批評家協会[76] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 2位 | |
第20回オンライン映画批評家協会[77] | 映像賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | ||
第21回サテライト賞[78] | 外国語映画賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 | |
第43回サターン賞 | インターナショナル映画賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | |
衣装デザイン賞 | チョ・サンギョン | 受賞 | ||
第53回百想芸術大賞[14][79] | 大賞 | パク・チャヌク | 受賞 | |
作品賞 | 『お嬢さん』 | ノミネート | ||
監督賞 | パク・チャヌク | ノミネート | ||
主演女優賞 | キム・ミニ | ノミネート | ||
最優秀演技賞 | チョ・ジヌン | ノミネート | ||
新人賞 | キム・テリ | ノミネート | ||
脚本賞 | チョン・ソギョン、パク・チャヌク | ノミネート | ||
2018年 | 第71回英国アカデミー賞[13] | 非英語作品賞 | 『お嬢さん』 | 受賞 |
関連商品
[編集]DVD
[編集]- お嬢さん 通常版(日本:2017年7月5日発売、TCエンタテインメント)[80]
Blu-ray
[編集]CD
[編集]- お嬢さん Original Soundtrack(韓国:2016年9月3日発売、CJ E&M)
書籍
[編集]- お嬢さん 近く(아가씨 가까이)(韓国:2016年6月10日発売、クチェク)[81] - フォトブック
- お嬢さん 脚本(아가씨 각본)(韓国:2016年8月15日発売、クチェク)[82]
- お嬢さん アーカイブ(아가씨 아카입)(韓国:2017年8月10日発売、クチェク)[83]
出典
[編集]- ^ a b c d “お嬢さん”. allcinema. 2021年12月18日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag “Ojosan (2016) - Release Info”. IMDb. 2019年9月5日閲覧。
- ^ a b c “パク・チャヌク監督新作「お嬢さん」、日本・名古屋でクランクイン”. WoW!Korea (エイアイエスイー). (2015年6月16日) 2015年6月16日閲覧。
- ^ “Box office / business for Ah-ga-ssi”. IMDb. 23 October 2016閲覧。
- ^ “韓国映画振興委員会 歴代ボックスオフィス”. 韓国映画振興委員会 2019年9月5日閲覧。
- ^ 『キネマ旬報』2018年3月下旬 映画業界決算特別号 p.64
- ^ a b ““成人指定”で全世界、異例の大ヒット!パク・チャヌク監督の最新作「お嬢さん」官能的なスペシャル本編映像が解禁…3/3日本公開”. Kstyle (LINE). (2017年2月3日) 2017年2月3日閲覧。
- ^ “The Handmaiden generates a buzz”. Korea JoongAng Daily (May 3, 2016). May 10, 2016閲覧。
- ^ “Park Chan-wook Talks About Next Pic The Handmaiden”. Variety (December 10, 2015). May 10, 2016閲覧。
- ^ Noh, Jean (February 24, 2016). “Park Chan-wook's Handmaiden pre-sells to 116 countries”. Screen Daily. February 25, 2016閲覧。
- ^ Erbland, Kate (April 14, 2016). “2016 Cannes Film Festival Announces Lineup”. IndieWire. April 14, 2016閲覧。
- ^ “Cannes 2016: Film Festival Unveils Official Selection Lineup”. Variety (April 14, 2016). April 14, 2016閲覧。
- ^ a b “パク・チャヌク監督、映画「お嬢さん」が英国アカデミー賞で外国語映画賞を受賞”. Kstyle (LINE). (2018年2月19日) 2018年2月19日閲覧。
- ^ a b “‘Guardian,’ ‘The Handmaiden’ win big at Baeksang Awards”. Korea Herald (4 May 2017). 2018年2月16日閲覧。
- ^ ““お嬢さん”パク・チャヌク監督&“トッケビ”キム・ウンスク作家「第53回百想芸術大賞」で大賞を受賞(総合)”. Kstyle (LINE). (2017年5月4日) 2017年5月4日閲覧。
- ^ “パク・チャヌク監督の肝いりのシーンとは?「お嬢さん」本編映像公開”. 映画.com (2017年2月18日). 2021年12月18日閲覧。
- ^ “매혹 파격 강렬…베일 벗은 '아가씨'”. 데일리안. (2016年5月3日) 2016年5月3日閲覧。
- ^ “'용필름' 임승용 대표 "'독전' 프리퀄 준비..류준열 과거 혹은 미래"”. STARNEWS. (2018年12月26日) 2018年12月26日閲覧。
- ^ a b “パク・チャヌク監督、新作『アガシ』を語る”. chosun online (朝鮮日報日本語版). (2016年5月2日) 2016年5月2日閲覧。
- ^ “映画『お嬢さん』パク・チャヌク監督にインタビュー:「抑圧されている状況の中で戦う女性こそが魅力的だと思っている」”. GIZMODO JAPAN (メディアジーン). (2017年3月1日) 2017年3月1日閲覧。
- ^ チョン・ソギョン/パク・チャヌク『お嬢さん 脚本』、그책、2016年8月15日、序文。
- ^ “『お嬢さん』サラ・ウォーターズから“原作表記NG”を受けていた!? 製作秘話が明らかに”. Real Sound (blueprint). (2017年3月17日) 2017年3月17日閲覧。
- ^ “パク・チャヌク、映画「お嬢さん」調整中…時期は未定”. Kstyle (LINE). (2012年12月11日) 2019年9月10日閲覧。
- ^ “「お嬢さん」キム・テリ“ベッドシーン、同性愛が重要な映画ではありません””. Kstyle (LINE). (2016年6月14日) 2016年6月14日閲覧。
- ^ “ハ・ジョンウ、パク・チャヌク監督『アガシ』出演へ”. chusun online (朝鮮日報日本語版). (2014年11月4日) 2014年11月4日閲覧。
- ^ “パク・チャヌク監督新作にキム・ミニ、キム・テリ出演へ”. chusun online (朝鮮日報日本語版). (2014年12月9日) 2014年12月9日閲覧。
- ^ a b c “パク・チャヌク新作「お嬢さん」キム・ミニ&ハ・ジョンウ&チョ・ジヌン&キム・テリ出演決定”. Kstyle (LINE). (2014年12月9日) 2014年12月9日閲覧。
- ^ “Oldboy Director Park Chan-wook Starts Lesbian Fingersmith Adaptation”. Variety (June 21, 2015). November 14, 2015閲覧。
- ^ Giroux, Jesse (November 3, 2015). “First Look at Park Chan-wook's Fingersmith Adaptation The Handmaid”. JoBlo.com. November 14, 2015閲覧。
- ^ “『お嬢さん』は日本でも撮影が行われていた!三重県・六華苑を捉えた新場面写真”. Real Sound (blueprint). (2017年4月3日) 2017年4月3日閲覧。
- ^ “映画美術の観点から迫る『お嬢さん』の魅力。”. フィガロジャポン (CCCメディアハウス). (2017年3月7日) 2017年3月7日閲覧。
- ^ “「第69回カンヌ国際映画祭」パク・チャヌク監督「お嬢さん」がコンペティション部門に進出…4年ぶりの快挙(総合)”. Kstyle (LINE). (2016年4月15日) 2016年4月15日閲覧。
- ^ “カンヌ映画祭へ行った韓国映画『お嬢さん』 予想以上の破格に驚き”. 中央日報 日本語版 (中央日報). (2016年5月16日) 2016年5月16日閲覧。
- ^ “映画『アガシ』175カ国に販売、歴代韓国映画で最多”. chusen on line (朝鮮日報日本語版). (2016年5月19日) 2019–5-29閲覧。
- ^ “パク・チャヌク監督の「お嬢さん」日本・台湾・香港・フランス・アメリカで続々公開予定”. Kstyle (LINE). (2016年6月8日) 2016年6月8日閲覧。
- ^ Hyo-won, Lee (19 May 2016). “Cannes: Competition Entry 'The Handmaiden' Best-Selling Korean Film of All Time”. Hollywood Reporter. 3 January 2016閲覧。
- ^ “パク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」来年3月日本公開が決定!”. Kstyle (LINE). (2016年11月28日) 2016年11月28日閲覧。
- ^ “View Title | Australian Classification”. www.classification.gov.au. 2016年7月27日閲覧。
- ^ “'The Handmaiden' director defends sex scenes as necessary”. 2016年7月27日閲覧。
- ^ “パク・チャヌク監督の「お嬢さん」公開初日に興行成績1位を記録!“自己最高のオープニングスコア””. Kstyle (LINE). (2016年6月2日) 2016年6月2日閲覧。
- ^ “興行成績:『アガシ』公開初週182万人 歴代「18禁」映画で最高記録”. chusen online (朝鮮日報日本語版). (2016年6月6日) 2016年6月6日閲覧。
- ^ “パク・チャヌク監督の映画「お嬢さん」観客動員数400万人を突破”. Kstyle (LINE). (2016年6月26日) 2016年6月26日閲覧。
- ^ “お嬢さん:特集 本作に魅了された宮藤官九郎が、敬愛するパク・チャヌク監督と待望の対面!《禁断の扉》の先にある官能、だまし合い、狂気に映画ファンもあえぎまくる!”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2017年2月27日) 2017年2月27日閲覧。
- ^ “The Handmaiden”. Rotten Tomatoes. October 16, 2016閲覧。
- ^ “The Handmaiden”. Metacritic. October 16, 2016閲覧。
- ^ K.S.C. (13 April 2017). “"The Handmaiden": a new masterpiece from Park Chan-wook”. The Economist 17 April 2017閲覧。
- ^ “The 100 best films of the 21st century”. ガーディアン (2019年9月13日). 2022年11月13日閲覧。
- ^ Merin, Jennifer (December 16, 2016). “2016 AWFJ EDA Award Nominees”. Alliance of Women Film Journalists December 17, 2016閲覧。
- ^ McCue, Michelle (December 16, 2016). “'Arrival', 'La La Land', 'Hell or High Water' Among The Nominees for the 2016 AWFJ EDA Awards”. WeAreMovieGeeks.com December 17, 2016閲覧。
- ^ Anderson, Erik (December 15, 2016). “Austin Film Critics Association (AFCA) Nominations: The Handmaiden Lands Top Mentions, Trevante Rhodes Double Nominated”. AwardsWatch.com. December 15, 2016閲覧。
- ^ Miller, Neil (December 15, 2016). “2016 Austin Film Critics Awards Nominees, 'Moonlight' and 'Arrival' lead the way in AFCA's 2016 nominations”. Medium.com. December 15, 2016閲覧。
- ^ Shanley, Patrick (December 11, 2016). “'La La Land' Named Best Picture by Boston Society of Film Critics”. The Hollywood Reporter. December 11, 2016閲覧。
- ^ “The 2016 Chicago Film Critics Association Award Nominees”. Chicago Film Critics Association (December 11, 2016). December 12, 2016閲覧。
- ^ “La La Land Leads with 12 Nominations for the 22nd Annual Critics' Choice Awards”. Critics' Choice (December 1, 2016). December 1, 2016閲覧。
- ^ “DFW Film Critics Name 'Moonlight' Best Film of 2016”. Dallas–Fort Worth Film Critics Association (December 13, 2016). December 13, 2016閲覧。
- ^ “‘MOONLIGHT’ LEADS 2016 FLORIDA FILM CRITICS AWARDS NOMINATIONS”. Florida Film Critics Circle (December 21, 2016). December 21, 2016閲覧。
- ^ Greene, Steve (December 19, 2016). “2016 IndieWire Critics Poll: Full List of Results”. IndieWire. December 27, 2016閲覧。
- ^ “42nd Annual Los Angeles Film Critics Association Awards 2016 Winners”. Los Angeles Film Critics Association (December 4, 2016). December 5, 2016閲覧。
- ^ “'Moonlight' Named Best Picture by New York Film Critics Online Association”. The Hollywood Reporter (December 11, 2016). December 11, 2016閲覧。
- ^ “2016 San Diego Film Critics Society’s Award Nominations” (December 9, 2016). December 9, 2016閲覧。
- ^ “San Diego Film Critics Society’s 2016 Award Winners” (December 12, 2016). December 12, 2016閲覧。
- ^ Flores, Marshall (December 9, 2016). “San Francisco Film Critics Circle Nominations!”. AwardsDaily.com. December 10, 2016閲覧。
- ^ Nordyke, Kimberly (December 12, 2016). “'Moonlight' Named Best Picture by San Francisco Film Critics Circle”. The Hollywood Reporter. December 12, 2016閲覧。
- ^ “2016 StLFCA Annual Award Nominations”. St. Louis Gateway Film Critics Association (December 12, 2016). December 12, 2016閲覧。
- ^ Vlessing, Etan (December 12, 2016). “'Moonlight' Named Best Film by Toronto Film Critics”. The Hollywood Reporter. December 12, 2016閲覧。
- ^ “2017 Nominees Announced, 'Manchester by the Sea' Leads Vancouver Film Critics Circle Iinternational Nominations List with Six Nods”. Vancouver Film Critics Circle (December 16, 2016). December 16, 2016閲覧。
- ^ “The 2016 WAFCA Awards Nominations” (December 3, 2016). December 4, 2016閲覧。
- ^ “Women Film Critics Circle Nominations: "Hidden Figures," "13th," & More”. Women And Hollywood (December 19, 2016). December 15, 2016閲覧。
- ^ “‘Handmaiden,’ ‘Bovary,’ ‘Train’ Lead Asian Film Awards Nominations”. Variety (11 January 2017). 2017年1月11日閲覧。
- ^ “Asian Film Awards: South Korea's 'The Handmaiden' Leads With 6 Nominations”. The Hollywood Reporter (11 January 2017). 2017年1月11日閲覧。
- ^ Tangcay, Jazz (January 9, 2017). “Denver Film Critics Society Announce Nominations”. AwardsDaily.com. January 11, 2017閲覧。
- ^ Kilday, Gregg (January 12, 2017). “'Moonlight' Leads Gay and Lesbian Entertainment Critics' Dorian Award Nominations”. The Hollywood Reporter. January 16, 2017閲覧。
- ^ “Houston Film Critics Nominations for 2016 Films”. MovieAwardsPlus.com (December 13, 2016). December 15, 2016閲覧。
- ^ “Houston Film Critics Society Nominations – ‘The Nice Guys’ and Rebecca Hall Get a Deserved Boost”. AwardsCircuit.com (December 13, 2016). December 15, 2016閲覧。
- ^ “National Board of Review Announces 2016 Award Winners”. National Board of Review (November 29, 2016). November 29, 2016閲覧。
- ^ “Awards for 2016”. National Society of Film Critics (January 7, 2017). January 7, 2017閲覧。
- ^ “20th Annual Online Film Critics Society Awards Nominations”. Online Film Critics Society (December 27, 2016). December 27, 2016閲覧。
- ^ Kilday, Gregg (November 29, 2016). “Satellite Awards Nominees Revealed”. The Hollywood Reporter. November 29, 2016閲覧。
- ^ “공유·박보검·남궁민·한석규…백상예술대상 男TV연기상 4파전”. Star.mk.co (7 April 2017). 2018年2月16日閲覧。
- ^ a b c “パク・チャヌクのR18作品「お嬢さん」ソフト化、未公開シーン24分追加した特別版も”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2017年7月4日) 2017年7月4日閲覧。
- ^ “아가씨 가까이 - The Handmaiden Photo Book”. KYOBO 교보문고. 2019年9月11日閲覧。
- ^ “아가씨 각본”. KYOBO 교보문고. 2019年9月11日閲覧。
- ^ “아가씨 아카입 - The Handmaiden Archive Book”. KYOBO 교보문고. 2019年9月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- Official website(英語)
- お嬢さん 公式サイト(日本語) - ウェイバックマシン(2016年12月11日アーカイブ分)
- お嬢さん - allcinema
- お嬢さん(2016) - KINENOTE
- お嬢さん - MOVIE WALKER PRESS
- The Handmaiden - オールムービー
- Ojôsan - IMDb