李龍男
李龍男 리룡남 | |
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生年月日 | 1960年8月8日(64歳) |
出生地 | 北朝鮮平壌直轄市 |
所属政党 | 朝鮮労働党 |
最高人民会議代議員 | |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2009年3月 - |
最高指導者 |
金正日(1994年 - 2011年) 金正恩(2011年 - ) |
内閣 |
朴奉珠内閣 金才龍内閣 金徳訓内閣 |
在任期間 | 2016年6月 - |
朝鮮労働党中央委員会政治局員候補 | |
在任期間 | 2019年4月10日 - 2021年1月10日 |
党委員長 | 金正恩(2016年 - 2021年) |
在任期間 | 2014年6月 - 2016年9月 |
在任期間 | 2010年9月28日 - |
総書記 第一書記 党委員長 総書記 |
金正日(1997年 - 2011年) 金正恩(2012年 - 2016年) 金正恩(2016年 - 2021年) 金正恩(2021年 - ) |
李龍男 | |
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各種表記 | |
チョソングル: | 리룡남 |
漢字: | 李龍男 |
発音: | リ・リョンナム |
英語表記: | Ri Ryong-nam |
李 龍男(リ・リョンナム、朝鮮語: 리룡남、1960年8月8日 - )は、朝鮮民主主義人民共和国の政治家。中国駐在大使、最高人民会議外交委員会委員、朝鮮労働党中央委員会委員。党中央委員会政治局員候補、内閣副総理、貿易相、朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会会長などを歴任。
人民保安部長を務めた李明秀はおじ[1]。また妻の父、全明洙は1977年から1983年まで駐在中国大使であった。
経歴
[編集]1960年に平壌直轄市で生まれた。北京外国語大学卒業。1994年に在シンガポール大使館経済担当書記官に任命された。2004年には朝鮮国際貿易促進委員会第1副委員長に就任した。貿易省補佐官、貿易副相を経て、2008年には貿易相に昇進している。2009年には最高人民会議第12期代議員に選出された。翌2010年7月には朝鮮民主主義人民共和国サッカー協会会長に、同年9月には朝鮮労働党中央委員会委員に選出された。2014年には新設された対外経済相に就任した。
2016年6月に開かれた、最高人民会議第13期第4回会議で内閣副総理に任命された[2]。2017年4月に開かれた、最高人民会議第13期第5回会議で外交委員会委員に選出された[3]。2018年7月にロシアで開催された、2018 FIFAワールドカップ閉会式に出席するために、ロシアを訪問した[4]。同年8月にインドネシアで開催された、2018年アジア競技大会開会式に出席し、韓国の李洛淵総理と観覧し[5]、インドネシアのジョコ・ウィドド大統領と会談した[6]。同年9月18日には、金正恩委員長と会談するため訪朝した韓国の文在寅大統領に随行した、具光謨LGグループ会長、李在鎔サムスン電子副会長ら財閥トップと会談した[7]。2019年4月10日に開催された党中央委員会第7期第4回総会で党中央委員会政治局員候補に補選された[8]。同年6月には、ナイジェリアで行われる行事に参加するため訪問し、ムハンマド・ブハリ同国大統領、フェリックス・チセケディコンゴ民主共和国大統領、ハーゲ・ガインゴブナミビア大統領、イドリス・デビチャド大統領と会談した[9]。同年9月にロシアウラジオストクで開かれた、東方経済フォーラムに出席し、朝韓露で経済協力会議を行うはずだったが、参加をボイコットした[10]。2021年2月、池在龍中国駐在大使の後任として、中国駐在大使となる。
脚注
[編集]- ^ 北、権力要職も世襲 デイリーNK 2012年1月11日
- ^ 北朝鮮、国家機関を大幅に再編…最高人民会議 デイリーNK 2016年6月30日
- ^ 北朝鮮で最高人民会議開催…19年ぶりに外交委員会が復活 デイリーNK 2017年4月12日
- ^ 北朝鮮の副総理、W杯閉会式のため訪露 デイリーNK 2018年7月18日
- ^ アジア大会で北朝鮮と韓国が合同入場…女子バスケなどで合同チーム デイリーNK 2018年8月19日
- ^ 北朝鮮副総理、インドネシア首脳と面談 デイリーNK 2018年8月20日
- ^ <南北会談>韓国財閥トップを迎えた北側「我々が必ず来てほしいと言った」 中央日報 2018年9月19日
- ^ 「自力更生で敵対勢力に打撃を」党総会で金正恩氏 デイリーNK 2019年4月11日
- ^ 李龍男内閣副総理、ナイジェリアを訪問 朝鮮新報 2019年6月18日
- ^ 北朝鮮また「通米封南」、ウラジオストクで韓国との会議すっぽかす 中央日報 2019年9月11日
参考サイト
[編集] 朝鮮民主主義人民共和国
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