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村岡マサヒロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
村岡マサヒロ
本名 村岡正浩(むらおか まさひろ)
生誕 (1976-05-01) 1976年5月1日(48歳)
日本の旗 日本 高知県吾川郡伊野町(現・いの町
国籍 日本の旗 日本
職業 漫画家
活動期間 2000年 -
ジャンル 4コマ漫画ギャグ漫画
代表作きんこん土佐日記』など
受賞 第15回黒潮マンガ大賞ストーリー部門佳作
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村岡 マサヒロ(むらおか まさひろ、1976年(昭和51年)5月1日 - )は日本の漫画家高知県吾川郡いの町出身、同在住。本名は村岡 正浩(読み同じ)。

人物

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父方の祖父母、曾祖母との4世代同居で育つ。

1976年5月1日、高知県吾川郡伊野町(現・いの町)に生まれる。

1995年3月、高知県立高知西高等学校卒業。

1997年3月、国際デザインカレッジ(現・国際デザイン・ビューティーカレッジ)グラフィックデザイン科卒業。4月、技研製作所勤務(~1998年1月/高知市)。

1998年4月、まんが家を目指して上京。翌年1月、高知に戻る。

2000年1月、秋田書店・第37回ヤングチャンピオンコミック大賞にて奨励賞受賞。4月、秋田書店『ヤングチャンピオン』増刊号にて「アイラブミー」でデビュー。7月、『ヤングチャンピオン』NO.15にて「ミドル未熟児」連載開始(~2001年7月)。11月、『タウン情報こうち』にて「食べ殿さま」シリーズ連載開始。

2001年5月、ぶんか社「みこすり半劇場」NO.14にて「名物村岡食堂」連載開始(~2003年3月)。9月、「タウン情報こうち」で4コマまんが「デフレーション家族」連載開始(~2002年9月)。

2002年9月24日、「高知新聞」夕刊掲載の高知県立美術館広告内にて、4コマまんが「あー丸くん」月1回連載開始(~2005年3月28日)。10月、『タウン情報こうち』にて4コマまんが「肉までABC」連載開始。

2003年8月、「昼下がり」で高知新聞社主催の第15回黒潮マンガ大賞ストーリー部門佳作受賞。10月22日、初個展「ウッフンポックリ」開催(~27日/高知市・graffiti)。

2004年2月、『高知新聞』記事「創造の現場」取材時、新聞連載の打診を受ける。4月1日、『高知新聞』夕刊社会面にて『きんこん土佐日記』連載開始。4月3日、「まんさい―こうちまんがフェスティバル2004」にて、来場者とのお絵かき対決コーナー「すみっこで会いましょう」初開催。以後、同イベント内で毎年継続(翌年から11月開催)。5月、高知市立神田小学校のイラスト・マンガクラブで、毎月1~2回クラブ活動日に会わせての指導開始。

2005年10月20日、個展「運脳会」開催(~31日/高知市・graffiti)。

2006年4月、「きんこん土佐日記」1巻発売。先行販売サイン会も開催(高知市・「土佐二十四万石博」会場)。7月2日、「Web版きんこん土佐日記」が高知新聞社ホームページ上で連載開始。毎週日曜日更新。8月、NTTDoCoMo四国高知支店の「高知FOMAつなカンガルー」広告を手掛ける。8月24日、個展「きんこんなつやすみ」(~9月4日・高知市・graffiti)。10月、「ひまわり乳業」が「きんこん土佐日記」掲載のひまわり牛乳販売開始。11月、「きんこん土佐日記」第2巻発売。先行販売サイン会も開催(高知市・金高堂書店本店)。2007年版「きんこん土佐日記」卓上カレンダーも同時発売。11月25日、高知市の菓子製造販売会社「青柳」が、「きんこん土佐日記」しおり入り和菓子「土左日記」発売。

2007年1月1日、「高知新聞」正月特集紙面に「きんこん笑月すごろく」掲載(以後毎年掲載)。4月、スイッチ・パブリッシング発行の全国版文化誌『SWITCH』にて「きんこん土佐日記」のキャラクターたちが登場する12コマまんが「たまーるか」連載開始(~2008年9月号)。5月15日、個展『楽しい肝ランラン』開催(~26日・東京・ブックギャラリーポンポタム)。8月23日、『きんこん土佐日記』連載1000回。12月、『きんこん土佐日記』3巻発売。先行販売サイン会も開催(高知市・宮脇書店)。

2008年4月1日、『高知新聞』総合版第3社会面で「きんこん土佐日記」連載開始。夕刊配達不可地域でも購読可能に。4月3日、『きんこん土佐日記』初カラー掲載。以後、月1~3回ほどカラーに(~2009年5月)。4月21日、『高知新聞』紙面上での企画『高知元気力検定』企業広告スペースに『きんこん土佐日記』描き下ろし番外編『きんこん元気力日記!!』連載(~5月29日)。8月16日、『高知新聞まんが60年展』にて「きんこん土佐日記」「がじゅまるファミリー」展示紹介(~31日・高知県南国市・タマリン館)。11月、全日本空輸高知支店広告に「きんこん土佐日記」描きおろし4コマまんが掲載。12月、『きんこん土佐日記』4巻発売。先行販売サイン会も開催(高知市・バッハ書店)。

2009年2月10日、個展「いのおかこぱひろ」開催(~25日・いの町・ギャラリーコパ)。4月22日、『高知新聞』紙面上での「高知元気力検定」企業広告スペースに「きんこん土佐日記」描き下ろし番外編「きんこん元気力日記'09」連載(~5月30日)。6月13日、子ども向け職業体験イベント「おためし 土佐っ子タウン」でまんが家の仕事担当(高知市・りょうまスタジアム)。8月20日、高知市教育講演会として「マンガに出会ってこうなった!こどもたちと私たち」講演(高知市文化プラザかるぽーと大ホール)。11月23日、「きんこん土佐日記」5巻発売。                       

2010年現在もいの町在住。好きな作家は湯村輝彦根本敬花くまゆうさく[1]

人物

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幼い頃から絵を描くのが好きな子どもだったが、家で雑誌類の購入を禁止されていたため、最新の漫画は読めず、スイミングスクールで進級したときにご褒美として買ってもらった「キン肉マン」等の単行本を宝物にして、その絵を真似て描いていた。だが、最初は友人たちにも喜ばれていたものの、時が経つにつれ変化する最新の話題についていけず、絵への反響も弱まってしまう。そんな時にホラー映画に出会い、映画の中で繰り広げられる独創的な想像の世界に衝撃を受け、「自分の絵が受け入れられなくなったのは、人の真似をしているからだ」と気付き、オリジナルの漫画を描き始めた。

外出時には常にポケットサイズのメモ帳を持ち歩いており、街で見かけた物や、ふと頭に思い浮かんだフレーズなど、気になることがあれば何でもメモに残す。

作品リスト

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高知新聞夕刊にて2004年4月1日から連載中、2006年4月28日第1巻出版[2]、2012年現在既刊8巻まで出版、依然として連載中。
  • 昼下がり - きんこん土佐日記1~8巻に収録。1巻のものは2003年に第15回黒潮マンガ大賞佳作のもの。また、第3巻でのタイトルは「昼下がり~サイボーグババアとぼく」だった。
  • ドイツビールと日よう日 - きんこん土佐日記第1巻に収録。
  • 肉までABC - 2009年9月現在、タウン情報こうちにて連載中[3]
  • 食べ殿さま - タウン情報こうちにて連載中。

出演

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  • しこく8 ひとりぼっちのニホンカワウソ(NHK松山放送局2013年11月1日放送)[4]

脚注

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