村杉健
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村杉 健(むらすぎ けん、1946年 - )は、香川県出身の日本の経営工学者・知的財産学者。大阪工業大学名誉教授・工学博士。日本経営工学会第26期委員長[1]。工業経営研究学会第7期学会賞・研究奨励賞選考委員[2]。公益財団法人船井奨学会2022理事[3]。
専門は、経営工学・経営管理、知的財産、社会システム工学・行動科学。
経歴
[編集]大阪工業大学大学院工学研究科経営工学専攻にて工学博士。1971年同大学工学部助手。その後、講師、助教授などを経て、1996年同学部経営工学科教授。2003年同大学知的財産学部知的財産学科教授。2014年同大学名誉教授。
大阪工業大学(工学部・知的財産学部)で30年以上の長きに渡り教鞭を執り、特に2003年開設の日本初の知的財産学部において、初期の経営工学と知的財産学の融合教育に貢献した。
主な所属学会は、日本経営工学会、 日本経営学会、日本知財学会、組織学会、日本労務学会、オフィス・オートメーション学会など[4]。主な受賞は、日本労務学会研究奨励賞(1992)[5]。
主な著書
[編集]- 「モラール・サーベイ - 作業組織管理論」(単書、税務経理協会1994、学術書)
- 「ものづくりに役立つ経営工学の事典」(共同執筆、朝倉書店2014、学術書)[6]
- 「起業家行動論 - アントレプレナーシップ研究」(単著、税務経理協会2006、学術書)[7]
主な研究
[編集]- モラール・サーベイにおける職務満足測定のリッカート法とファジィ理論の応用
- 作業組織の行動科学 - モラール・モチベーション研究
- 経営の意味探求 - 現代企業の人事労務管理の研究
- リーダーシップと関連した動機づけ - ハーズバーグのM-H理論の実証的研究[8]。
- 知的財産専門職に関する調査研究[9]
- ユーザの著作権認識度を考慮したウェブページに関する研究
脚注
[編集]- ^ http://www.jimanet.jp/archive/outline/organization/rijikai26-2.html
- ^ http://asimj.jp/wordpress/学会役員/第7期役員/
- ^ http://funai-shougakukai.or.jp/list/
- ^ https://www.ipaj.org/workshop/archive/pdf/ippann2009.6.14.pdf
- ^ https://www.ibi-japan.co.jp/jshrm/award/award-research.html
- ^ https://www.asakura.co.jp/user_data/contents/27022/1.pdf
- ^ https://iss.ndl.go.jp/sp/show/R100000002-I000008267255-00/
- ^ https://www.jstage.jst.go.jp/article/jimapre/25/3/25_KJ00001728189/_article/-char/ja/
- ^ https://www.oit.ac.jp/japanese/toshokan/tosho/kiyou/jinshahen/54-1/05murasugi.pdf