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村松和明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

村松 和明(むらまつ やすはる、1963年[1] - )は、愛知県岡崎市出身の日本著作家美術史家キュレーターである。

来歴

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武蔵野美術大学卒業。2003年、スペイン政府の給付により渡欧、サルバドール・ダリジョアン・ミロを研究。

研究論文をもとに構成されたNHKの特別番組「私が噂のダリである」が国際エミー賞(International Emmy Award 2006)に、ファイナル・ノミネートされる。キュレーションでは「村山槐多]の全貌」展が、2011年美連協大賞奨励賞を受賞。

銀座 永井画廊が企画展「村松和明展」(2014年 東京)を開催、美術家著作家としての活動をまとめた『不可思議な梢―four Elements 村松和明作品集』を刊行。

主な著書

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  • 『もっと知りたい サルバドール・ダリ 生涯と作品』(東京美術 2016年)
  • 『ダリをめぐる不思議な旅』(ラピュータ 2010年)
  • 『引き裂かれた絵の真相 夭折の天才 村山槐多の謎』(講談社 2013年)
  • 『村山槐多全作品集 真実の眼ーガランスの夢』(求龍堂 2019年)、
  • 『もっと知りたい 村山槐多 生涯と作品』(東京美術2019年)
  • 『不可思議な梢―four Elements 村松和明作品集』(永井画廊 2014年)

主な著作

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  • 特集 サルバドール・ダリ 美術手帳10月号』 監修・執筆(美術出版社 2016年)
  • 『ダリ大図鑑』(美術の窓 生活の友社 2004年)
  • 『卵にこもりたかったダリ』(ダリ生誕100年祭 諸橋近代美術館 2004年)
  • 『ダリをめぐるゴッホとミレーの謎』(美術の杜 創刊号 2004年)
  • 『ダリの太陽と自画像のメタモルフォーゼ』(『岡崎市美術博物館研究紀要第1号』2005年)
  • 『ダリのオブセッションと可食的オブジェ』(ダリの宇宙とシュルレアリスムの巨匠展 愛媛県美術館 2006年)
  • 『特集 孤高のアニマリズム 村山槐多 花美術館Vol51』 監修・執筆(花美術館 2016年)
  • 『謎の大作《日曜の遊び》―描いたのは、村山槐多か山本鼎か』(『岡崎市美術博物館研究紀要第3号』2009年)
  • 生来のシュルレアリスト村山槐多―パリの芸術潮流との比較考証』(村山槐多の全貌展 2011年)
  • 『柳瀬正夢の槐多体験』(柳瀬正夢展 1900-1945 2014年)
  • 『村山槐多』《赤ダリア》―新発見の油彩画に見いだされた新たな表現(『岡崎市美術博物館研究紀要第6号』2015年)
  • 『シュルレアリスムの視覚的表象』(シュルレアリスムの巨匠展 1998年)
  • 『シュルレアリスムの表皮』((シュルレアリスム美術館連絡協議会 2007年)
  • 『マグリットあるいはイメージのアンチテーゼ』(ベルギーの巨匠5人展 2000-2001年)
  • 『デルヴォー夢の彼方へ』(ベルギーの巨匠5人展 2000-2001年)
  • 『デルヴォー夢のオデッセイ―沈黙と不在の果ての理想』(ポール・デルヴォー展 夢をめぐる旅 2012年)
  • 『エルンストのヴォワイヤンの瞳~幻影と見えざる眼』(マックス・エルンスト展 2001年)
  • 『ジョアン・ミロ その深淵にある喜びと悲しみ』(太陽の賛歌ミロ展 2002年)
  • 『なぜ恋人たちは空を飛ぶ―シャガールの超現実的表現とロシアの地、およびユダヤの精神性の関連について』(色彩の詩人シャガール展 2008年)
  • 『ロシア人のための美術館と没収されたフランス名画』(渋沢栄一記念財団 2014年)
  • 『パリの芸術表現とプリミティヴィスム―キュビスム、シュルレアリスム、そしてエコール・ド・パリ』(エコール・ド・パリ-プリミティヴィスムノスタルジー展 2006年)
  • 『近代美術における純粋性の探求』(アジアパラアートTokyo 2009年)
  • 『限りなく清透なる幻視者たち』(山下清とその仲間たち展 2004年)
  • 『ピーターラビットの秘密』(ピーターラビット展 2001年)
  • 『トーべ・ヤンソンとムーミンの謎』(トーベ・ヤンソンムーミン展 2003年)
  • 『人をばかにした国芳、あるいはマグリットとダリ』(江戸のシュールでリアルな美「驚きの浮世絵」展 2004年)
  • 『モネの眼と浮世絵の偶然』(江戸のシュールでリアルな美「驚きの浮世絵」展 2004年)
  • 『ビートルズと日本の文化 ―サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドにおける一考察』(『スウィンギン・ロンドン50's-60's』共著 梧桐書院 2010年)
  • 村松和明作品集『不可思議な梢―four Elements』(永井画廊 2014年 ※上記論文の一部を除き所収)

脚注

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外部リンク

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