東一夫 (中国史学者)
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東 一夫(ひがし いちお、1911年(明治44年) - )は、日本の中国史学者、東京学芸大学名誉教授。
略歴
[編集]鹿児島県生まれ。東京文理科大学東洋史学科卒、東京学芸大学助教授、教授、同附属高等学校副校長、1971年「王安石新法の研究」で、文学博士(東京教育大学)の学位を取得。75年学芸大を定年退官、名誉教授。東京エレクトロン会長兼社長兼CEOを務めた東哲郎は子[1]。
著書
[編集]- 『文字と印刷』世界社 社会科の友叢書、1948
- 『中学生のわかりやすい歴史』千代田書房、1956
- 『学生の東洋史』清水書院、1960
- 『実力をのばす小学生の社会 高学年用』千代田書房、1967
- 『王安石新法の研究』風間書房、1970
- 『王安石 革新の先覚者』講談社、1975
- 『王安石事典』国書刊行会、1980
- 『王安石と司馬光 現代から透視した中国史上の政争劇』沖積舎、1980
- 『日本中・近世の王安石研究史』風間書房、1987
- 『歴史を彩る中国の女性 近代化への脈動』風響社、1992
共著
[編集]- 『国のはじめ』千々和実、伊瀬仙太郎共著 世界社 社会科の友叢書、1949
- 『後進アジアの近代化』山崎宏共著 金星堂 世界史シリーズ、1950
- 『中学生の社会科学習事典』山鹿誠次共編 千代田書房、1952
- 『「中国政治思想と社会政策」研究文献目録』吉田寅共編 「中国政治思想と社会政策」研究会、1971 - 72
脚注
[編集]- ^ 「半導体のカリスマ経営者 27歳で学者断念し新興企業 東京エレクトロン取締役相談役の東哲郎氏(上)」日本経済新聞社2017/10/3
参考
[編集]- 『王安石新法の研究』著者紹介