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山崎宏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
山崎 宏
人物情報
生誕 (1903-04-16) 1903年4月16日
日本の旗 日本新潟県
死没 1992年11月12日(1992-11-12)(89歳没)
出身校 東京文理科大学
学問
研究分野 東洋史
研究機関 東京教育大学立正大学
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山崎 宏(やまざき ひろし、1903年4月16日[1] - 1992年11月12日[2]は、東洋史学者東京教育大学名誉教授。宏の字はムの部分がヒとなる。

経歴

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1903年、新潟県生まれ。新潟師範学校東京高等師範学校東京文理科大学を卒業[3]

東京高等師範学校、東京文理科大学、東京教育大学で教授として教鞭をとった。1967年に定年退官して名誉教授となり、その後は立正大学の教授を務めた。1976年に同大学を退職。

1973年勲三等旭日中綬章受章[1]。死後正四位を受勲。

著書

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  • 高祖文帝の佛敎治國策 東方書院、1934 仏教法政経済研究所モノグラフィー
  • 敎材の觀照と指導方案 -外來文化及内鮮關係敎材- 四海書房、1936(歴史教育講座)
  • 東洋 建文館、1940
  • 東洋史・中古 研究社、1940 (研究社學生文庫)
  • 支那中世佛敎の展開 清水書店、1942 ⇒のち法蔵館
  • 新東洋史 三省堂出版、1949.5
  • 東洋史通説 世界社、1950
  • 最新世界史研究 金子書房、1954
  • 新制世界史研究 金子書房、1961
  • 隋唐仏教史の研究 法蔵館、1967
  • 中国仏教・文化史の研究 法蔵館、1981.4

共編著

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  • 概説大東亜史 有高巌共著.同文書院、1943
  • 東洋史上の古代日本 清水書店、1948
  • 現代の世界 矢田俊隆共著.金星堂、1950.世界史シリーズ
  • 後進アジアの近代化 東一夫共著.金星堂、1950.世界史シリーズ
  • 学習活用資料世界史 5版.清水書院、1952
  • 歴史の研究 中学資料 中村篤二郎共編.清水書院、1954
  • 総括世界史 中村篤二郎共著.金子書房、1955
  • 大学受験世界史演習 テーブル式 評論社、1960.12
  • 歴史の研究 中学資料 中村篤二郎共編.清水書院、1960.6
  • 東洋史概説 南雲堂深山社、1969
  • 世界史事典 兼岩正夫共編 評論社、1970

記念論集

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  • 東洋史学論集 山崎先生退官記念会、1967
  • 台湾の宗教と中国文化 山崎宏先生頌寿記念論集.東方文化研究協会、1992.3
  • 中国の霊籤・薬籤集成 山崎宏先生頌寿記念論集付編 酒井忠夫ほか編.東方文化研究協会、1992.3

脚注

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  1. ^ a b 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.624
  2. ^ 名は正しくはウ冠にナに匕だが特殊字なので宏で代用する。
  3. ^ 1950年「隋朝仏教政策の研究」で文理科大文学博士

参考

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  • 大川富士夫「山崎宏先生の御退職に際会して」『立正大学文学部論叢』第56巻、立正大学、1976年9月1日、15-18頁、NAID 110000477255