東京七福グループ
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創立 | 1952年 |
---|---|
国籍 | 日本 |
中核企業 | 七福交通株式会社 |
会員数 | 9 |
主要業務 | 一般乗用旅客自動車運送事業 |
外部リンク | http://www.shichifuku729.jp/ |
東京七福グループ(とうきょうしちふくグループ)とは東京23区武三地区を営業エリアとし、七福交通を主体とするタクシー事業者グループである。
グループ概要
[編集]七福は自社無線による営業をしておらず、かつては東京自交無線(→EM自交無線→現:イーエム無線協同組合)に所属していた。近年では2022年(令和4年)までチェッカーキャブ無線に所属していた七福交通と東武タクシーの一部車両のみ無線営業していた。タクシー配車用アプリケーションはチェッカーキャブ所属時代の七福交通と東武タクシーは同組合で取り扱うS.RIDEに対応し、離脱以後の先述2社およびそれ以外の各社(東京七福タクシー、東京七福交通、新都交通)はGOに対応する。
車体色は東京自交無線の色に類似した1987年から採用された上半分が白で下半分が水色のツートンカラーである(それ以前は上が白・下がオレンジの後下がり)。前ドアの白色部分に社名、水色部分に「Tokyo Shichifuku Group」の表記がある。後ドアのドア番号は社名に関わらず「東京七福」で始まるものとなっている。ハイグレード車(黒塗り)の社名表記は東武タクシーが「TOBU TAXI」、新都交通が「SHINTO TAXI」、七福交通が「SHICHIFUKU TAXI」である以外は「TOKYO SHICHIFUKU TAXI」で統一されている。また、チェッカーキャブに所属していた頃の七福交通と東武タクシーはハイグレード車の表記が銀文字(それ以外の各社は金文字)であったほか、ラグビーボール型行灯時代の非無線車の行灯基部の表記はそれぞれ「七福」「東武」となっていた。
略歴
[編集]- 1952年(昭和27年) - 七福交通設立。
- 1958年(昭和33年) - 七福タクシー加入(新設なのか傘下入りで改称したのかは不明)。
- 1960年(昭和35年) - 新都交通加入。
- 1963年(昭和38年) - 隅田交通加入。
- 1964年(昭和39年) - 平和橋交通加入。
- 1966年(昭和41年) - 東武タクシーが加入し綾瀬営業所を設置。
- 1968年(昭和43年) - 東京第三交通加入。
- 1998年(平成10年) - 東京自交無線と(旧)EM無線合併によるEM自交無線への改組に伴い七福交通以外が同無線グループから脱退。東武タクシーはかつて加盟していた東部無線へ復帰。
- 2001年(平成13年) - 東京第三交通が隅田交通を統合し東京七福交通へ改称。
- 2002年(平成14年) - 平和橋交通が七福タクシーを統合し東京七福タクシーへ改称。東武タクシー綾瀬営業所が東京七福タクシー足立営業所へ改称。東部無線解散により東武タクシーが東京無線へ加盟。
- 2004年(平成16年) - 東武タクシーが東京無線からEM自交無線へ移籍。
- 2010年(平成22年) - 七福交通と東武タクシーがEM自交無線からチェッカーキャブへ移籍。
- 時期不詳 - 東京七福タクシー足立営業所を閉鎖。
- 時期不詳 - 七福タクシー有限会社(埼玉県熊谷市弥藤吾)が本グループより離脱。
- 2021年(令和3年)4月 - チェッカーキャブが東京無線と提携したことに伴い、七福交通と東武タクシーの行灯が東京無線のタワー型行灯に変更。東武タクシーは17年ぶりにタワー型行灯となる。
- 2022年(令和4年) - 東京七福タクシーと東京七福交通と新都交通がGOを導入。
- 2023年(令和5年)1月 - 七福交通と東武タクシーがチェッカーキャブを脱退しGOを導入。これに伴い、行灯やハイグレード車の車体表記を他3社に準じたものに変更。
グループ会社・営業所
[編集]全社特別区・武三交通圏内に所在する。
社名・営業所 | 所在地 | 備考 | |
---|---|---|---|
七福交通 | 江東区亀戸 | 元東京自交無線→旧EM無線→EM自交無線→チェッカー | |
新都交通 | 北区赤羽 | 元東京自交無線 | |
東京七福交通 | 荒川区町屋 | ||
東京七福タクシー | 葛飾区東新小岩 | ||
東武タクシー | 墨田区向島 | 元東部無線→東京自交無線→東部無線→東京無線→EM自交無線→チェッカー |
関連会社
[編集]- 株式会社ナナフク(整備部門)
- 整備部(墨田区向島、東武タクシーの近隣)
- 板金部(江東区亀戸、七福交通に併設)
- 株式会社ビヨンドエー(江東区東陽)
- グレイス株式会社(葛飾区東新小岩、東京七福タクシーの近隣)