東京富士見坂
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東京富士見坂(とうきょうふじみさか)は、良好な富士山眺望の得られる地点として2005年(平成17年)国土交通省関東地方整備局が選定した関東の富士見百景(128景)のひとつである。東京富士見坂は特定の一つの坂の名称ではなく、128景のうちの第53番として選定された以下の7つの坂・地点を示すものである。
選定地点
[編集]- 目黒駅周辺
- 青葉台地区
- 目黒区青葉台地区は、国道246号(大山街道)の大坂(目黒区大橋-目黒区青葉台)や、相ノ坂(山手通り-国道246号の間の坂)、旧鎌倉街道上の目切坂[1]などの上などの高台にある。この目切坂から富士山を望むことができる。目切坂にある目黒区教育委員会設置の標識によれば、当地付近には1812年に「元富士」(富士山を信仰する者によって築かれた小型の富士山。本富士とも)が築かれたという[2]。目切坂の坂上へは東急東横線の代官山駅から、坂下へは東急東横線・東京メトロ日比谷線の中目黒駅から、いずれも徒歩5分程度。
- 大岡山地区
- 田園調布周辺
- 瀬田・岡本地区
- 世田谷区の瀬田4丁目、5丁目、岡本1丁目、3丁目地区は、多摩川の河岸段丘上に形成された国分寺崖線を擁し、崖線上に20%近い急坂をいくつか抱える。南・西側が多摩川であり、富士山方面を広く望める。中でも岡本三丁目にある坂(岡本三丁目の坂)に、国土交通省関東地方整備局による東京富士見坂の標柱が設置されている。東急バス岡本三丁目バス停から徒歩1分程度。
- 善福寺地区
- 日暮里富士見坂
脚注
[編集]関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 関東の富士見百景 - 東京都