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東京市電気局乙10形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

東京市電気局乙10形電車(とうきょうしでんききょくおつ10がたでんしゃ)は、1925年(大正14年)に登場した東京市電気局(現在の東京都交通局)の路面電車専用の電動貨車

概要

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1925年に東京市電気局が関東大震災からの復興作業用に製造した電動無蓋貨車。片運転台の単車で、2両1組で運用された。全部で40編成80両が製造され、震災で損壊した軌道の修復工事や瓦礫の運搬などに使用され、1928年(昭和3年)に全車廃車となった。後に一部のものが乙1形乙100形に改造された。

最大長さ(連結時)13,530mm最大幅1,943mm最大高さ3,200mm。積載重量10トン。大正12年3月10日認可。

参考文献

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  • 東京市電気局訓令甲5号『東京市公報』(大正14年6月30日)
  • 江本廣一「東京市電-都電 車両大全」『鉄道ピクトリアル』No.614、50頁
  • 和久田康雄「東京市電の変遷表に添えて」『鉄道ピクトリアル』No.614

外部リンク

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