コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

東京電力フュエル&パワー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京電力グループ > 東京電力フュエル&パワー
東京電力フュエル&パワー株式会社
TEPCO Fuel & Power, Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 東電FP
本社所在地 日本の旗 日本
100-8560
東京都千代田区内幸町1-1-3
北緯35度40分8秒 東経139度45分31秒 / 北緯35.66889度 東経139.75861度 / 35.66889; 139.75861
設立 2015年平成27年)4月1日
業種 電気・ガス業
法人番号 5010001166925 ウィキデータを編集
事業内容 燃料・火力発電事業
代表者 酒井大輔代表取締役社長
資本金 300億円
決算期 3月31日
主要株主 東京電力ホールディングス 100%
主要子会社 JERA 50%
外部リンク https://www.tepco.co.jp/fp/
テンプレートを表示

東京電力フュエル&パワー株式会社(とうきょうでんりょくフュエル アンド パワー)は、東京電力ホールディングスの100%子会社。JERAの株式保有を行っている実質的な中間持株会社。略称に、東京電力FP東電FP東京電力F&P東電F&P[1]がある。

概要

[編集]

当社は、2016年(平成28年)4月の東京電力(東電)の会社分割によって実質的に発足した。東電が1951年(昭和26年)5月の設立以来65年間にわたって手掛けてきた発電・送配電・小売電気事業のうち、燃料・火力発電事業のみを承継した。当社の火力発電所で発生した電気は、小売電気事業者に卸売りしていた。

東電FPと中部電力は、両社の燃料・火力発電事業を統合するため、2015年(平成27年)4月に合弁会社「JERA」を設立した。2019年(平成31年)4月、当社と中部電力の火力発電所が全てJERAに移管され、燃料・火力発電事業の統合が完成した。

したがって2019年(平成31年)4月以降、東電FPは自社で発電所を所有していない。以降、東電FPの従業員はJERAに出向中の扱いであったが、2021年4月、東電FPからJERAに転籍した[2][3]

2021年時点、東電FPはJERAの発行済み株式の50%を保有しているが、それ以外の事業は一切行っていない。

沿革

[編集]
  • 2013年(平成25年)4月1日 - 東京電力(東電)の社内組織として「フュエル&パワー・カンパニー」が発足[4]
  • 2015年(平成27年)4月1日 - 東電が「東京電力燃料・火力発電事業分割準備株式会社」(準備会社)を設立。
  • 2016年(平成28年)4月1日 - 準備会社が商号を東京電力フュエル&パワー株式会社に変更し、東電からフュエル&パワー・カンパニーの事業を承継。
  • 2017年(平成29年)6月8日 - 中部電力との間で既存火力発電事業の統合に係る合弁契約書を締結。
  • 2018年(平成30年)
    • 5月9日 - JERAとの間で吸収分割契約を締結。
    • 10月31日 - 姉崎火力発電所構内に新設した都市ガス製造設備(熱量調整設備)の運用を開始[5]。年間60万トンの都市ガスの製造が可能に。
  • 2019年(平成31年)4月1日 - 燃料・火力発電事業をJERAに移管。東京電力グループと中部電力グループの燃料・火力発電事業の統合が完成。

出典

[編集]
  1. ^ 東電F&Pと中部電、燃料調達など共同出資会社へ統合発表」『日本経済新聞』2016年5月23日。2021年9月18日閲覧。
  2. ^ 株式会社JERA (2021年2月25日). “新卒定期採用の開始について”. 株式会社JERA. 2021年9月18日閲覧。
  3. ^ JERA、新卒採用を開始 22年度から」『日本経済新聞』2021年2月25日。2022年4月26日閲覧。
  4. ^ 社内カンパニー制の導入について(東京電力プレスリリース、2013年3月19日)
  5. ^ 姉崎火力発電所における熱量調整設備の運用開始について』(プレスリリース)東京電力フュエル&パワー株式会社、2018年11月1日http://www.tepco.co.jp/fp/companies-ir/press-information/information/2018/1510380_8926.html2018年9月1日閲覧 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]