東南アジア友好協力条約
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東南アジアにおける友好協力条約 | |
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通称・略称 | 東南アジア友好協力条約 |
署名 | 1976年2月24日 |
署名場所 | デンパサール |
発効 | 同年6月22日 |
主な内容 | 東南アジアにおける平和・友好・協力 |
条文リンク |
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東南アジア友好協力条約(とうなんアジアゆうこうきょうりょくじょうやく、Treaty of Amity and Cooperation in Southeast Asia 一般には「友好協力条約」の部分だけを抜き出しTACと略される)は、1976年2月にインドネシアのバリ島で東南アジア諸国連合(ASEAN)初の首脳会議で締結された多国間条約。日本語訳の正式名称は東南アジアにおける友好協力条約。東南アジアにおける平和・友好・協力を目的とする。
国際連合憲章の諸原則、バンドン会議の平和10原則、東南アジア諸国連合設立宣言などを再確認し、東南アジア地域の平和、安定、協力の諸原則を定めている。
基本原則
[編集]第2条で締約国相互の関係について、以下の基本原則を定めている。
- 主権・領土保全等を相互に尊重
- 外圧に拠らずに国家として存在する権利
- 締約国相互での内政不干渉
- 紛争の平和的手段による解決
- 武力による威嚇または行使の放棄
- 締約国間の効果的な協力
締約国
[編集]1976年2月に当時のASEAN加盟国であったインドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイの5ヵ国間で作成され、同年6月に発効した。その後、ブルネイ(1984年)、ベトナム、ラオス(1992年)、カンボジア、ミャンマー(1995年)が加入した。
東南アジア以外の国が加入するには域内国全ての同意を要する。パプアニューギニア(1989年)、中国、インド(2003年)、日本、パキスタン、韓国、ロシア(2004年)、ニュージーランド、オーストラリア、モンゴル(2005年)、フランス(2006年)、東ティモール、バングラデシュ、スリランカ(2007年)、北朝鮮(2008年)、アメリカ合衆国、欧州連合(2009年)、ブラジル(2011年)が加入し、2012年2月現在で28ヵ国・組織になった。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 東南アジア友好協力条約(外務省)