東広島駅 (芸備鉄道)
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東広島駅 | |
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1930年頃の広島市地図。「ひがしひろしま」駅の位置が示されている。 | |
ひがしひろしま HIGASHI-HIROSHIMA | |
◄矢賀 (1.6 km) (0.6 km) 広島► | |
所在地 | 広島県広島市 |
所属事業者 | 芸備鉄道 |
所属路線 | 芸備鉄道 |
キロ程 | 68.2 km(備後十日市起点) |
開業年月日 | 1915年(大正4年)4月28日[1] |
廃止年月日 | 1937年(昭和12年)7月1日[1] |
東広島駅(ひがしひろしまえき)は、広島県広島市にあった芸備鉄道(現在の芸備線)の駅(廃駅)である。1937年(昭和12年)7月1日に廃止された。
概要
[編集]1915年(大正4年)、芸備鉄道の開業とともに同鉄道の旅客・貨物のターミナル駅として開業した。広島駅から500 - 600 mほど東に存在し、芸備鉄道の本社も当駅に置かれていた。後に当駅と広島駅の間が貨物専用線として開通し、さらに広島駅まで旅客営業が行われるようになると、芸備鉄道の旅客列車の起点は広島駅に移り、当駅は貨物専用駅となった。
芸備鉄道が国有化されると同時に、当駅は廃止された。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)4月28日:芸備鉄道の開通に伴い開業[1]。
- 1920年(大正9年)7月15日:当駅 - 広島駅間が貨物専用線として開通[2]。
- 1926年(大正15年)1月21日:当駅 - 広島駅の旅客営業開始。当駅の旅客営業が廃止され、貨物駅になる[3]。
- 1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道の国有化と同時に廃止[1]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、270頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 「地方鉄道貨物運輸開始」『官報』1920年7月21日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 「地方鉄道旅客運輸開始」『官報』1926年1月30日(国立国会図書館デジタル化資料)