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矢賀駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
矢賀駅
駅舎(2011年7月)
やが
Yaga
JR-P03 戸坂 (4.8 km)
(2.2 km) 広島 JR-P01[* 1]
地図
所在地 広島市東区矢賀五丁目80
北緯34度23分56.1秒 東経132度29分50.13秒 / 北緯34.398917度 東経132.4972583度 / 34.398917; 132.4972583座標: 北緯34度23分56.1秒 東経132度29分50.13秒 / 北緯34.398917度 東経132.4972583度 / 34.398917; 132.4972583
駅番号 JR-P02
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 芸備線
キロ程 156.9 km(備中神代起点)
三次から66.6 km
電報略号 ヤカ
駅構造 地上駅
ホーム 1面2線
乗車人員
-統計年度-
812人/日(降車客含まず)
-2021年-
開業年月日 1929年昭和4年)3月20日[1]
備考
  1. ^ この間に広島貨物ターミナル駅有り(当駅から0.6 km先)。
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トイレ

矢賀駅(やがえき)は、広島県広島市東区矢賀五丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線である。駅番号はJR-P02

歴史

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駅構造

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島式ホーム1面2線を有する列車交換可能な地上駅である。

無人駅である[2]。無人化される前までは、JR西日本中国交通サービスによる業務委託駅で、みどりの窓口が設置されていた。

ICOCA(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)が利用可能。

JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。

駅舎は線路の西側に位置しているため、東側(イオンモール広島府中方面)から行き来する場合は踏切を渡る必要がある。また駅舎とホームは跨線橋により連絡している。

トイレは改札外にあるが、個室内にトイレットペーパーは設置されていないため注意が必要。

トイレットペーパーの備え付けがないことを知らせる貼り紙

広島駅 - 当駅間は、山陽新幹線博多総合車両所広島支所への回送のための高架線や広島車両所への引込線と併走しており、当駅の北側(戸坂駅側)には博多総合車両所広島支所内に繋がる側線も分岐している。

のりば

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のりば 路線 方向 行先
1 P 芸備線 上り 志和口三次方面
2 下り 広島行き

利用状況

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以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。

年度 1日平均
乗車人員
1日平均
降車人員
1947年(昭和22年) 1,263 -
1948年(昭和23年) 1,640 -
1949年(昭和24年) 2,134 -
1950年(昭和25年) 1,511 -
1951年(昭和26年) 927 901
年度 1日平均
乗車人員
年度毎
乗客数
年度毎
降車数
1952年(昭和27年) 728.6 265,936 -
1953年(昭和28年) 518.4 189,232 -
1954年(昭和29年) 407.8 148,840 -
1955年(昭和30年) 279.9 102,429 -
1956年(昭和31年) 272.8 99,573 -
1957年(昭和32年) 258.2 94,229 -
1958年(昭和33年) 217.0 79,188 80,354
1959年(昭和34年) 168.8 61,778 67,691
1960年(昭和35年) 171.5 62,601 70,963
1961年(昭和36年) 209.0 76,299 75,459
1962年(昭和37年) 242.4 88,481 82,886

以上の1日平均乗車人員は、年度毎乗客数を365(閏年が関係する1955・1959年は366)で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。

年度 1日平均
乗車人員
年度毎
総数
定期券
総数
普通券
総数
1963年(昭和38年) 250.2 183,145 134,842 48,303
1964年(昭和39年) 265.7 193,988 145,456 48,532
1965年(昭和40年) 295.7 215,883 159,010 56,873
1966年(昭和41年) 294.5 214,989 156,984 58,005
1967年(昭和42年) 299.2 219,039 146,896 72,143
1968年(昭和43年) 272.3 198,808 136,994 61,814
1969年(昭和44年) 262.1 191,332 128,392 62,940
1970年(昭和45年) 308.2 224,956 145,584 79,372
1971年(昭和46年) 345.7 253,047 155,280 97,767
1972年(昭和47年) 429.0 313,152 177,266 135,886
1973年(昭和48年) 563.1 411,037 208,100 202,937
1974年(昭和49年) 695.4 507,677 242,200 265,477
1975年(昭和50年) 917.2 671,366 242,106 429,260
1976年(昭和51年) 750.2 547,649 254,254 293,395
1977年(昭和52年) 683.7 499,095 254,506 244,589
1978年(昭和53年) 718.1 524,215 303,322 220,893

以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1963・1967・1971・1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にしたものである。

年度 1日平均
乗車人員
1979年(昭和54年) 779
1980年(昭和55年) 713
1981年(昭和56年) 667
1982年(昭和57年) 642
1983年(昭和58年) 597
1984年(昭和59年) 631
1985年(昭和60年) 547
1986年(昭和61年) 539
1987年(昭和62年) 565
1988年(昭和63年) 676
1989年(平成 元年) 665
1990年(平成02年) 750
1991年(平成03年) 785
1992年(平成04年) 812
1993年(平成05年) 827
1994年(平成06年) 899
1995年(平成07年) 885
1996年(平成08年) 930
1997年(平成09年) 913
1998年(平成10年) 908
1999年(平成11年) 941
2000年(平成12年) 926
2001年(平成13年) 893
2002年(平成14年) 863
2003年(平成15年) 885
2004年(平成16年) 818
2005年(平成17年) 738
2006年(平成18年) 748
2007年(平成19年) 786
2008年(平成20年) 801
2009年(平成21年) 825
2010年(平成22年) 838
2011年(平成23年) 843
2012年(平成24年) 867
2013年(平成25年) 856
2014年(平成26年) 856
2015年(平成27年) 929
2016年(平成28年) 1,001
2017年(平成29年) 1,000
2018年(平成30年) 930
2019年(令和 元年) 981
2020年(令和02年) 791
2021年(令和03年) 812
2022年(令和04年) 860[5]
乗車数グラフ

駅周辺

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広島市に位置するが、安芸郡府中町との境界にも近い。

路線バス

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矢賀駅の駅舎から踏切を挟んで南東へ約250mの広島県道70号広島中島線沿いに広電バスと広島バスの「矢賀駅入口」停留所がある。

  • 広電バス[6] 2 (市役所前・)県庁前 - 八丁堀 - 広島駅 - 矢賀入口 - 矢賀新町2丁目 - 矢賀駅入口 - 温品4丁目(・府中山田)
  • 広島バス[7] 29 広島バスセンター - 八丁堀 - 広島駅 - 矢賀入口 - 矢賀新町2丁目 - 矢賀駅入口 - 温品4丁目 - 小河原車庫

また、矢賀駅から南へ約600mの広島県道70号広島中島線沿いに「矢賀新町二丁目」停留所があり、高速バス 竹原-広島線「かぐや姫号」(竹原駅・竹原フェリー前・忠海駅方面)[8]も発着する。なお、「矢賀入口」停留所は、矢賀駅から南西へ約700mの広島県道84号東海田広島線沿いに位置する。

隣の駅

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西日本旅客鉄道(JR西日本)
P 芸備線
快速「みよしライナー」・普通
戸坂駅 (JR-P03) - 矢賀駅 (JR-P02) - ((広島貨物ターミナル駅) - 広島駅 (JR-P01)
  • ただし、芸備線から広島貨物ターミナル駅への出入りは配線上不可能となっており、現在は書類上での山陽本線との分岐点に過ぎない(線路名称上、広島貨物ターミナル駅 - 広島駅は山陽本線・芸備線の二重戸籍扱い)。

戦前、当駅 - 戸坂駅間に安芸中山駅石ヶ原駅が存在した。いずれも当時の当駅と同様のガソリンカー専用駅で、1941年昭和16年)8月10日、戦時体制下における燃料事情の悪化によるガソリンカーの廃止により、当駅とあわせて営業を休止した。

また、芸備鉄道時代には当駅と広島駅の間に貨物専用の東広島駅が存在したが、1937年(昭和12年)7月1日の国有化と同時に廃止された。東広島駅には芸備鉄道の本社があり、東広島 - 広島間の旅客営業開始まで芸備鉄道の旅客列車のターミナル駅だった。

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、270頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ a b c d 矢賀駅|駅情報:JRおでかけネット”. 西日本旅客鉄道. 2023年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月22日閲覧。
  3. ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1972年10月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
  4. ^ 『JR時刻表』2023年10月号、索引地図
  5. ^ 広島市統計書(令和5年版)
  6. ^ 広島市中心部エリア:2号線|バス情報:路線バス|広島電鉄
  7. ^ 路線バス/広島バス株式会社
  8. ^ 竹原~広島線「かぐや姫号」 高速バス 芸陽バス株式会社

参考書籍

[編集]
  • 各 広島市統計書
  • 各 広島市勢要覧

関連項目

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外部リンク

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