上三田駅
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上三田駅[* 1] | |
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駅舎(2011年10月) | |
かみみた Kami-Mita | |
◄志和口 (3.5 km) (4.5 km) 中三田► | |
所在地 | 広島市安佐北区白木町大字三田9472 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | ■芸備線 |
キロ程 |
129.5 km(備中神代起点) 三次から39.2 km |
電報略号 | カミ |
駅構造 | 地上駅(盛土上) |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
38人/日(降車客含まず) -2021年- |
開業年月日 | |
廃止年月日 |
1941年(昭和16年)8月10日[1] (初代)[* 2] |
備考 | |
上三田駅(かみみたえき)は、広島県広島市安佐北区白木町大字三田にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)芸備線の駅である。
歴史
[編集]1941年戦争でガソリンカーが使えなくなったため廃止され、その後住民の復活運動と建設費の負担により復活したという経緯を持つ。戦前の駅は現在よりも150mほど(営業キロで0.2km)広島寄りにあり、戦後復活するにあたり現在の位置に移転した[2]。
年表
[編集]- 1930年(昭和5年)1月1日:芸備鉄道の三田吉永駅(みたよしながえき)として開業[1]。
- 1937年(昭和12年)7月1日:芸備鉄道を国有化[1]。これに伴い上三田駅に改称[1]。
- 1941年(昭和16年)8月10日:ガソリンカーの使用停止に伴い廃止[1]。
- 1948年(昭和23年)8月10日:上三田駅として復活[2]。
- 1971年(昭和46年)12月20日:業務委託駅から無人駅(簡易委託駅)となる[3][4]。荷物扱い廃止[5]。
- 1973年(昭和48年)11月1日:国鉄(→JR)の特定都区市内制度における「広島市内」の駅となる[6][注釈 1]。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道に承継[1]。
- 2018年(平成30年)7月6日:豪雨災害により営業休止。
- 2019年(平成31年)4月4日:三次駅 - 中三田駅間で暫定的に運転再開[7]。
- 2024年(令和6年)11月末:自動券売機を撤去[8]。
駅構造
[編集]広島方面に向かって右側に単式1面1線のホームを持つ地上駅(停留所)。ホームが駅舎より高い位置にあり、駅舎からは階段を上る必要がある。便所は設置されていない。
広島駅管理の無人駅。JRの特定都区市内制度における「広島市内」の駅である。
利用状況
[編集]以下の情報は、広島市統計書及び広島市勢要覧に基づいたデータである。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
年度毎 総数 |
定期券 総数 |
普通券 総数 |
---|---|---|---|---|
1974年(昭和49年) | 473.0 | 345,301 | 285,966 | 59,335 |
1975年(昭和50年) | 450.0 | 329,415 | 258,028 | 71,387 |
1976年(昭和51年) | 449.1 | 327,828 | 247,294 | 80,534 |
1977年(昭和52年) | 446.6 | 325,997 | 249,046 | 76,951 |
1978年(昭和53年) | 408.0 | 297,821 | 242,360 | 55,461 |
以上の1日平均乗車人員は、乗車数と降車数が同じであると仮定し、年度毎総数を365(閏年が関係する1975年は366)で割った後で、さらに2で割った値を、小数点第二位で四捨五入。小数点一位の値にした物である。
年度 | 1日平均 乗車人員 |
---|---|
1979年(昭和54年) | 412 |
1980年(昭和55年) | 396 |
1981年(昭和56年) | 374 |
1982年(昭和57年) | 342 |
1983年(昭和58年) | 354 |
1984年(昭和59年) | 355 |
1985年(昭和60年) | 357 |
1986年(昭和61年) | 336 |
1987年(昭和62年) | 322 |
1988年(昭和63年) | 306 |
1989年(平成 元年) | 305 |
1990年(平成 2年) | 304 |
1991年(平成 3年) | 318 |
1992年(平成 4年) | 293 |
1993年(平成 5年) | 286 |
1994年(平成 6年) | 287 |
1995年(平成 7年) | 278 |
1996年(平成 8年) | 264 |
1997年(平成 9年) | 251 |
1998年(平成10年) | 246 |
1999年(平成11年) | 235 |
2000年(平成12年) | 219 |
2001年(平成13年) | 216 |
2002年(平成14年) | 201 |
2003年(平成15年) | 179 |
2004年(平成16年) | 162 |
2005年(平成17年) | 159 |
2006年(平成18年) | 169 |
2007年(平成19年) | 161 |
2008年(平成20年) | 137 |
2009年(平成21年) | 123 |
2010年(平成22年) | 110 |
2011年(平成23年) | 124 |
2012年(平成24年) | 122 |
2013年(平成25年) | 103 |
2014年(平成26年) | 96 |
2015年(平成27年) | 103 |
2016年(平成28年) | 89 |
2017年(平成29年) | 89 |
2018年(平成30年) | 51 |
2019年(令和 元年) | 47 |
2020年(令和 2年) | 48[9] |
2021年(令和 3年) | 38[10] |
2022年(令和 4年) | 46[11] |
- 乗車数グラフ
駅周辺
[編集]- 上三田簡易郵便局
- 河津川
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、267頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ a b c 「運輸省告示第219号」『官報』1948年8月09日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『広島鉄道管理局この10年史:1965~1975』広島鉄道管理局、1976年3月、p.112。
- ^ 「通報 ●八次駅ほか10駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年12月20日、4面。
- ^ 「日本国有鉄道公示第492号」『官報』1971年12月20日。
- ^ 『国鉄監修 交通公社の時刻表』1973年12月号、巻頭「今月のお知らせ」、p.438「運賃の計算」。
- ^ “芸備線不通区間の暫定的な運転再開等について(広島支社):JR西日本”. www.westjr.co.jp. 2019年4月3日閲覧。
- ^ 「券売機を撤去 広島市内の芸備線4駅 利用客減少で「新紙幣対応の機材設置困難」とJR西日本」『中国新聞』2024年12月11日。2024年12月12日閲覧。
- ^ 広島市統計書(令和3年版)
- ^ 広島市統計書(令和4年版)
- ^ 広島市統計書(令和5年版)
参考書籍
[編集]- 各 広島市統計書
- 各 広島市勢要覧
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 上三田駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道