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東松山バイパス (国道407号)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
一般国道
国道407号標識
埼玉県道27号標識
東松山バイパス
路線延長 2.732 km
開通年 1967年
起点 埼玉県東松山市大字東平
終点 埼玉県東松山市高坂橋
接続する
主な道路
記法
国道254号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路
東松山市あずま町地内。(坂戸市方面から新宿小交差点方面)

東松山バイパス(ひがしまつやまバイパス)は、埼玉県東松山市大字東平から、同市高坂橋北に至る国道407号バイパス道路である。便宜上、途中新宿小学校(南)交差点で接続する埼玉県道27号東松山鴻巣線バイパスについても合わせて解説する。

概要

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全線4車線。東平 - 柏崎の区間と、途中新宿小学校南交差点で分岐し高坂橋北に至る、同じ国道407号東松山バイパスながら2本の道路からなる丁字型のバイパスである。

なお、東松山バイパスの全通により、東平交差点 - 高坂橋交差点までの日中所要時間は、旧道利用の約30分からバイパス利用で約18分に短縮された。

なお、当バイパス以遠について、熊谷方面のみ対面2車線の古い通りとなっており、他方面(坂戸方面、県道27号吉見方面、国道254号川越方面)は全て対面4車線の高規格な道路が接続している。

東平 - 新宿小学校(南) - 柏崎区間

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幅員18mの計画4車線道路。かつての埼玉県道熊谷入間線のうち、東松山市街地を迂回し熊谷市方面から国道254号の川越市方面へショートカットするバイパスルートとして建設された。1967年に暫定2車線で開通し、その後4車線化。1982年には旧道とともに国道407号に格上げされた。国道254号に合流後は、高坂方面へ合流するため、国道254号バイパスへ重複していた。後述の通り、2022年4月1日付で新宿小学校南 - 柏崎間は埼玉県道27号東松山鴻巣線に格下げされた。

終点の柏崎交差点は、国道254号の群馬県藤岡市方面と埼玉県道27号東松山鴻巣線の熊谷市方面とのY字路となっており分岐点となるため、柏崎交差点の川越方向は、将来的に立体交差化が可能な幅員が確保されている。

新宿小学校南 - 高坂橋北区間

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幅員23.5mの計画4車線道路。上記区間と国道407号南側の入間市方面を結ぶ区間で上記区間と同時に計画され、1983年に一部区間が開通したが、都幾川に架かる新東松山橋の建設に時間を要したため、全通は2007年3月25日となった。当初は全線暫定2車線であったが、2017年3月23日までに全線4車線化された。国道254号との交点(下野本交差点)は立体交差となっており、国道407号がアンダーパスしている。

なお、新宿小学校南 - 下野本の区間は当初は埼玉県道27号東松山鴻巣線バイパスとして開通され、国道407号に指定されていなかったが、高坂橋方面からの方面案内板では、同区間を国道407号として案内されていた(熊谷方面からも県道の吉見町方面側が開通するまでは国道407号の別ルートとして案内されていた)。後述の通り、2022年4月1日付で国道407号に格上げされ、案内と実際の指定が一致した。

新宿小学校南 - 吉見町久米田区間

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埼玉県道27号東松山鴻巣線に指定されている幅員23.5mの計画4車線道路。新宿小学校南交差点から久米田交差点までが暫定2車線となっている。この区間は埼玉県道27号東松山鴻巣線であり、国道254号との交点である「下野本」交差点から、新宿小学校南を経由して比企郡吉見町大字久米田に至る。入間市方面から東松山バイパスを経由し鴻巣市加須市方面に至る。新宿小学校南交差点は、将来的に立体交差が可能な用地が確保されており、こちらも久米田交差点まで4車線化が可能な構造となっている。

歴史

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  • 1967年:東平 - 柏崎交差点間、暫定2車線で開通。
  • 19xx年:東平 - 柏崎間4車線化完成。
  • 1983年:新宿小学校南 - 下野本北間、暫定2車線で開通。
  • 1992年3月: 高坂区間(高坂神社東- 高坂橋北間)暫定2車線で開通。
  • 2000年5月:野本区間(下野本北- 下野本南間)暫定2車線で開通。
  • 2007年3月25日:下野本南 - 高坂神社東交差点間暫定2車線で開通。東松山バイパス全通。
  • 2011年12月:新東松山橋南 - 高坂橋北間4車線化。
  • 2012年3月24日:埼玉県道27号東松山鴻巣線バイパス、新宿小(南) - 久米田間開通。
  • 2015年2月4日:下野本南 - 新東松山橋南間4車線化。[1]
  • 2016年12月:下野本(国道254号アンダーパス部) - 下野本南間4車線化。国道407号区間4車線化完成。
  • 2017年3月23日:新宿小学校(南) - 下野本(国道254号アンダーパス部)間4車線化。東松山バイパス4車線化完成。
  • 2022年4月1日:新宿小学校(南) - 下野本間が国道407号に、新宿小学校(南) - 柏崎間が埼玉県道27号東松山鴻巣線へと指定入れ替え、国道254バイパスとの重複解消[2][3]

路線状況

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重複区間

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地理

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通過する自治体

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  • 埼玉県
    • 東松山市

交差する道路

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交差する道路 交差点名 最高速度
(最高速度)
所在地
国道407号 熊谷方面
埼玉県道66号行田東松山線 東平 50 東松山市 東平
- 埼玉県道271号今泉東松山線 天神橋 松山
本線 埼玉県道27号東松山鴻巣線 新宿小南 新宿町
国道254号(東松山バイパス 下野本 60
法定速度
下野本
埼玉県道345号小八林久保田下青鳥線 下野本南 上野本
埼玉県道248号石坂高坂停車場線 埼玉県道212号岩殿観音南戸守線 高坂神社東 正代
埼玉県道212号岩殿観音南戸守線 - 宮鼻 宮鼻
埼玉県道248号石坂高坂停車場線 - 毛塚 毛塚
国道407号(坂戸バイパス入間方面

沿線

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沿線は東松山市のロードサイド店舗エリアを形成している。

ギャラリー

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接続するバイパスの位置関係

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(足利方面)現道 - 東松山バイパス - 坂戸バイパス(入間方面)

脚注

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関連項目

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