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東経120度線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
線が入っている地球
120°
東経120度線
全ての座標を示した地図 - OSM
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東経120度線(とうけい120どせん)は、本初子午線面から東へ120角度を成す経線である。北極点から北極海アジアインド洋オーストラリア南極海南極大陸を通過して南極点までを結ぶ。東経120度線は西経60度線と共に大円を形成する。

通過する国・地点

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東経120度線は、北極点から南極点まで南に向かって以下の場所を通っている。

地理座標 国土・領土・領海 備考
北緯90度0分 東経120度0分 / 北緯90.000度 東経120.000度 / 90.000; 120.000 (北極海) 北極海
北緯78度22分 東経120度0分 / 北緯78.367度 東経120.000度 / 78.367; 120.000 (ラプテフ海) ラプテフ海
北緯73度10分 東経120度0分 / 北緯73.167度 東経120.000度 / 73.167; 120.000 (ロシア) ロシアの旗 ロシア
北緯51度31分 東経120度0分 / 北緯51.517度 東経120.000度 / 51.517; 120.000 (中華人民共和国) 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 内モンゴル自治区 - フルンボイル市の少し東
遼寧省北緯41度42分 東経120度0分 / 北緯41.700度 東経120.000度 / 41.700; 120.000 (遼寧省)から)- (河北省山海関秦皇島市)の少し東
北緯40度4分 東経120度0分 / 北緯40.067度 東経120.000度 / 40.067; 120.000 (渤海) 渤海
北緯37度25分 東経120度0分 / 北緯37.417度 東経120.000度 / 37.417; 120.000 (中華人民共和国) 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 山東省 - 山東半島 & 青島市の少し西
北緯35度43分 東経120度0分 / 北緯35.717度 東経120.000度 / 35.717; 120.000 (黄海) 黄海
北緯34度26分 東経120度0分 / 北緯34.433度 東経120.000度 / 34.433; 120.000 (中華人民共和国) 中華人民共和国の旗 中華人民共和国 江蘇省
浙江省北緯31度1分 東経120度0分 / 北緯31.017度 東経120.000度 / 31.017; 120.000 (浙江省)から) - 杭州市北緯30度15分 東経120度10分 / 北緯30.250度 東経120.167度 / 30.250; 120.167 (杭州市))の西を通過
福建省北緯27度19分 東経120度0分 / 北緯27.317度 東経120.000度 / 27.317; 120.000 (福建省)から)の温州市の少し西を通過
北緯26度36分 東経120度0分 / 北緯26.600度 東経120.000度 / 26.600; 120.000 (東シナ海) 東シナ海
北緯26度14分 東経120度0分 / 北緯26.233度 東経120.000度 / 26.233; 120.000 (東シナ海) 中華民国の旗 中華民国 北竿島大坵島
北緯25度23分 東経120度0分 / 北緯25.383度 東経120.000度 / 25.383; 120.000 (南シナ海) 南シナ海 台湾海峡を通過。中華民国の旗 中華民国台湾島北緯23度5分 東経120度2分 / 北緯23.083度 東経120.033度 / 23.083; 120.033 (台湾島))の高雄市の少し西を通過
北緯16度20分 東経120度0分 / 北緯16.333度 東経120.000度 / 16.333; 120.000 (フィリピン) フィリピンの旗 フィリピン カバルヤン島英語版ルソン島
北緯15度17分 東経120度0分 / 北緯15.283度 東経120.000度 / 15.283; 120.000 (南シナ海) 南シナ海 フィリピンの旗 フィリピンルバング島北緯13度53分 東経120度1分 / 北緯13.883度 東経120.017度 / 13.883; 120.017 (ルバング島))の西を通過
北緯12度16分 東経120度0分 / 北緯12.267度 東経120.000度 / 12.267; 120.000 (フィリピン) フィリピンの旗 フィリピン ブスアンガ島クリオン島
北緯11度41分 東経120度0分 / 北緯11.683度 東経120.000度 / 11.683; 120.000 (スールー海) スールー海
北緯10度34分 東経120度0分 / 北緯10.567度 東経120.000度 / 10.567; 120.000 (フィリピン) フィリピンの旗 フィリピン ドゥマラン島
北緯10度33分 東経120度0分 / 北緯10.550度 東経120.000度 / 10.550; 120.000 (スールー海) スールー海 フィリピンの旗 フィリピントゥバタハ岩礁北緯8度55分 東経120度0分 / 北緯8.917度 東経120.000度 / 8.917; 120.000 (トゥバタハ岩礁))を通過
北緯5度56分 東経120度0分 / 北緯5.933度 東経120.000度 / 5.933; 120.000 (フィリピン) フィリピンの旗 フィリピン ラパラン島
北緯5度52分 東経120度0分 / 北緯5.867度 東経120.000度 / 5.867; 120.000 (スールー海) スールー海
北緯5度14分 東経120度0分 / 北緯5.233度 東経120.000度 / 5.233; 120.000 (フィリピン) フィリピンの旗 フィリピン タウイタウイ島ビラタン島
北緯4度57分 東経120度0分 / 北緯4.950度 東経120.000度 / 4.950; 120.000 (セレベス海) セレベス海
北緯1度12分 東経120度0分 / 北緯1.200度 東経120.000度 / 1.200; 120.000 (マカッサル海峡) マカッサル海峡
北緯0度29分 東経120度0分 / 北緯0.483度 東経120.000度 / 0.483; 120.000 (インドネシア) インドネシアの旗 インドネシア スラウェシ島
南緯5度34分 東経120度0分 / 南緯5.567度 東経120.000度 / -5.567; 120.000 (フローレス海) フローレス海
南緯8度27分 東経120度0分 / 南緯8.450度 東経120.000度 / -8.450; 120.000 (インドネシア) インドネシアの旗 インドネシア フローレス島
南緯8度49分 東経120度0分 / 南緯8.817度 東経120.000度 / -8.817; 120.000 (スンバ海峡) スンバ海峡
南緯9度22分 東経120度0分 / 南緯9.367度 東経120.000度 / -9.367; 120.000 (インドネシア) インドネシアの旗 インドネシア スンバ島
南緯10度2分 東経120度0分 / 南緯10.033度 東経120.000度 / -10.033; 120.000 (インド洋) インド洋
南緯19度56分 東経120度0分 / 南緯19.933度 東経120.000度 / -19.933; 120.000 (オーストラリア) オーストラリアの旗 オーストラリア 西オーストラリア州
南緯33度56分 東経120度0分 / 南緯33.933度 東経120.000度 / -33.933; 120.000 (インド洋) インド洋 オーストラリア当局は当海域が南極海の一部である旨を主張している[1][2]
南緯60度0分 東経120度0分 / 南緯60.000度 東経120.000度 / -60.000; 120.000 (南極海) 南極海
南緯66度52分 東経120度0分 / 南緯66.867度 東経120.000度 / -66.867; 120.000 (南極大陸) 南極大陸 オーストラリア南極領土 - オーストラリアの旗 オーストラリア領有権主張

標準時

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ロシアイルクーツク時間モンゴル時間、中国標準時北京時間)、台湾標準時フィリピン時間、マレーシア時間、シンガポール時間、オーストラリア西部標準時などが東経120度(UTC+8)に基づいている。以前は日本西部標準時満洲時間もあった。

出典

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  1. ^ Darby, Andrew (22 December 2003). “Canberra all at sea over position of Southern Ocean”. The Age. http://www.theage.com.au/articles/2003/12/21/1071941610556.html 13 January 2013閲覧。 
  2. ^ Indian Ocean”. Encyclopaedia Britannica. 13 January 2013閲覧。

関連項目

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