松嶋市平
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(松嶋清信から転送)
松嶋 市平(まつしま いっぺい、1935年6月15日 -没年不明 )は、東京都西多摩郡奥多摩町出身で立浪部屋に所属した元大相撲力士。本名は松島 市平(まつしま いっぺい)。173cm、112kg。最高位は西十両7枚目。得意技は左四つ、寄り[1]。
経歴
[編集]1953年5月場所に初土俵。初土俵から1度も負け越すことなく1957年5月場所に立武蔵の四股名で十両昇進するも4勝11敗と大きく負け越し、翌9月場所に幕下陥落。幕下陥落後もしばらく低迷していたが、1959年9月場所に幕下優勝を果たすと、1959年11月場所に松嶋の四股名で十両に復帰した。復帰した場所では11勝4敗の好成績を挙げた。その後は十両中位で相撲を取ることがほとんどであり、1961年7月場所に再度幕下へ陥落。1962年1月場所に26歳で廃業。
主な成績
[編集]- 通算成績:220勝197敗 勝率.528
- 十両成績:74勝91敗 勝率.448
- 現役在位:44場所
- 十両在位:11場所
- 各段優勝
- 幕下優勝:1回(1959年9月場所)
- 序ノ口優勝:1回(1953年9月場所)
場所別成績
[編集]一月場所 初場所(東京) |
三月場所 春場所(大阪) |
五月場所 夏場所(東京) |
七月場所 名古屋場所(愛知) |
九月場所 秋場所(東京) |
十一月場所 九州場所(福岡) |
|
---|---|---|---|---|---|---|
1953年 (昭和28年) |
x | x | (前相撲) | x | 西序ノ口7枚目 優勝 7–1 |
x |
1954年 (昭和29年) |
東序二段34枚目 6–2 |
東三段目68枚目 6–2 |
西三段目38枚目 6–2 |
x | 西三段目18枚目 5–3 |
x |
1955年 (昭和30年) |
西三段目5枚目 4–4 |
東三段目6枚目 5–3 |
東幕下50枚目 5–3 |
x | 東幕下42枚目 6–2 |
x |
1956年 (昭和31年) |
東幕下27枚目 4–4 |
東幕下26枚目 4–4 |
西幕下25枚目 5–3 |
x | 東幕下19枚目 6–2 |
x |
1957年 (昭和32年) |
西幕下7枚目 6–2 |
東幕下筆頭 5–3 |
東十両22枚目 4–11 |
x | 東幕下6枚目 3–5 |
西幕下10枚目 4–4 |
1958年 (昭和33年) |
東幕下12枚目 5–3 |
東幕下9枚目 4–4 |
東幕下9枚目 2–6 |
東幕下16枚目 4–4 |
西幕下15枚目 3–5 |
東幕下21枚目 6–2 |
1959年 (昭和34年) |
西幕下14枚目 3–5 |
西幕下19枚目 5–3 |
西幕下17枚目 4–4 |
東幕下16枚目 5–3 |
西幕下13枚目 優勝 8–0 |
西十両19枚目 11–4 |
1960年 (昭和35年) |
東十両9枚目 8–7 |
西十両7枚目 8–7 |
西十両7枚目 7–8 |
西十両8枚目 5–10 |
西十両11枚目 8–7 |
西十両9枚目 6–9 |
1961年 (昭和36年) |
西十両13枚目 8–7 |
東十両11枚目 5–10 |
東十両17枚目 4–11 |
西幕下8枚目 1–6 |
東幕下23枚目 2–5 |
西幕下35枚目 1–6 |
1962年 (昭和37年) |
西幕下52枚目 引退 6–1–0 |
x | x | x | x | x |
各欄の数字は、「勝ち-負け-休場」を示す。 優勝 引退 休場 十両 幕下 三賞:敢=敢闘賞、殊=殊勲賞、技=技能賞 その他:★=金星 番付階級:幕内 - 十両 - 幕下 - 三段目 - 序二段 - 序ノ口 幕内序列:横綱 - 大関 - 関脇 - 小結 - 前頭(「#数字」は各位内の序列) |
改名歴
[編集]- 松島 市平(まつしま いっぺい)1953年5月場所
- 武蔵嶽 市平(むさしだけ いっぺい)1953年9月場所 - 1956年1月場所
- 立武蔵 市平(たつむさし いっぺい)1956年3月場所 - 1958年5月場所
- 松嶋 市平(まつしま いっぺい)1958年7月場所 - 1962年1月場所
出典
[編集]参考文献
[編集]- 大相撲力士名鑑平成13年版、水野尚文、京須利敏、共同通信社、2000年、ISBN 978-4764104709
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 松嶋 市平 - 相撲レファレンス