松本佐保
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人物情報 | |
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生誕 | 1965年(58 - 59歳) |
学問 | |
研究分野 | 国際政治史、国際関係、英語 |
学位 | Ph.D.(ウォーリック大学) |
公式サイト | |
松本佐保公式HP |
松本 佐保(まつもと さほ、1965年 - )は、日本の国際政治学者。専門は国際政治と宗教の関係。日本大学国際関係学部教授[1]。
父は文芸評論家の松本徹。夫は英国人で日英関係史研究者のアントニー・ベスト[2]。
経歴
[編集]東京都出身。1988年3月、聖心女子大学文学部歴史学科卒業。1990年3月、慶応義塾大学大学院文学研究科修士。1996年7月、英国ウォーリック大学大学院・国際政治史博士号(Ph.D)
2007年4月 2011年3月名古屋市立大学大学院人間文化研究科准教授。2011年4月、名古屋市立大学大学院 人間文化研究科教授[1]。2017年4月、名古屋市立大学人間文化研究所所長(兼任)。
著作
[編集]- 『バチカン近現代史 ローマ教皇たちの「近代」との格闘』中公新書、2013年、ISBN 978-4-12-102221-9
- 『熱狂する神の国アメリカ 大統領とキリスト教』文春新書、2016年、ISBN 978-4166610815
- 『バチカンと国際政治 宗教と国際機構の交錯』千倉書房、2019年、ISBN 978-4-8051-1144-4
- 『アメリカを動かす宗教ナショナリズム』 ちくま新書、2021年
その他
[編集]- Britain and the Papacy in the age of revolution, Royal Historical Society, 2003、
- 「カトリック教会と国際政治ー教皇フランシスコはリベラルな国際秩序を主導できるか」『国際問題JIIA』No.675, 2018年10月
- Britain and Italian imperial rivalry in the Mediterranean, 1912-14:the case of Egypt, Diplomacy and the State Craft, pp.297-314, June 2007,
- 『共生社会の再構築 III』大賀哲・中野涼子と共編、法律文化社、2019年
脚注
[編集]- ^ a b 名古屋市立大学ホームページ研究者データベース
- ^ 著書『大英帝国の親日派』(中公選書、2015年)P14、まえがきより