松本祐子 (演出家)
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まつもと ゆうこ 松本 祐子 | |
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生年月日 | 1967年 |
出生地 | 大阪府枚方市 |
職業 | 演出家 |
松本 祐子(まつもと ゆうこ、1967年[1] - )は日本の演出家。大阪府枚方市出身[1]。文学座座員(所属)。日本演出者協会理事。
略歴
[編集]明治大学文学部文学科演劇学専攻を卒業後、1992年文学座附属演劇研究所入所[1](32期)。1997年座員昇格。1999年文化庁在外研修員として1年間、ロンドンにて研修。帰国後、数々の作品を発表し、湯浅芳子賞、毎日芸術賞(千田是也賞)などを受賞。
主な演出作品
[編集]- 1999年『冬のひまわり』(鄭義信作)文学座アトリエの会
- 2005年、2007年『ミザリー』(スティーブン・キング原作)コマプロダクション
- 2006年『サムワン』(フランク・マクギネス作)ホリプロ
- 2007年、2010年『ウーマン・イン・ホワイト』(アンドルー・ロイド・ウェバー作)ホリプロ
- 2008年、2011年『鳥瞰図』(早船聡作)新国立劇場
- 2009年『犀』(ウジェーヌ・イヨネスコ作)文学座アトリエの会
- 2010年『トロイアの女たち』(エウリピデス作)文学座アトリエの会
- 2010年『やけたトタン屋根の上の猫』(テネシー・ウィリアムズ作)新国立劇場
- 2019年『ヒトハミナ、ヒトナミノ』(横山拓也作)企画集団マッチポイント
- 2019年『スリーウインターズ』文学座アトリエの会
- クロアチアの劇作家テーナ・シュティヴィチッチ(Tena Štivičić)作。日本初演。
- 2020年『五十四の瞳』(鄭義信作)文学座
受賞歴
[編集]- 2002年:第9回湯浅芳子賞/演劇上演部門 (『ペンテコスト』)。
- 2006年:第47回毎日芸術賞(第8回千田是也賞)受賞(『ぬけがら』、『ピーターパン』)[2]。
- 2019年:第54回紀伊國屋演劇賞個人賞受賞(「ヒトハミナ、ヒトナミノ」「スリーウインターズ」)。
- 2019年:第27回読売演劇大賞最優秀演出家賞受賞(同上)。
- 2020年:第7回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞[3]受賞(『スリーウインターズ』)。
- 2021年:第71回芸術選奨文部科学大臣賞(『五十四の瞳』)。
脚注
[編集]- ^ a b c "座員連名〉演出部〉松本祐子."文学座公式サイト. 2024年9月5日閲覧。
- ^ "毎日芸術賞受賞作候補作一覧."文学賞の世界. 2024年9月5日閲覧。
- ^ "第七回「ハヤカワ悲劇喜劇」賞選考結果."早川清文学振興財団公式サイト. 2024年9月5日閲覧。