松浦章
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人物情報 | |
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生誕 |
1947年??月??日 日本 |
出身校 | 関西大学 |
学問 | |
研究分野 | 東洋史(明清史) |
研究機関 | 関西大学 |
学位 | 文学博士、文化交渉学博士 |
松浦 章(まつうら あきら、1947年 - )は、日本の歴史学者。専門は明清史、中国近代史。関西大学文学部教授を経て、同大名誉教授。
経歴
[編集]関西大学文学部史学科で学び、1969年に卒業。同大学大学院文学研究科に進み、1976年に博士課程を満期退学した。
関西大学文学部講師となり、後に助教授、1988年に教授昇格。1989年に学位論文『清代海外貿易史の研究』を関西大学に提出して文学博士号を取得[1]。2011年に再び博士論文『近世東アジア海域の文化交渉』を関西大学に提出して博士(文化交渉学)を取得した[2]。2017年に関西大学を定年退職し名誉教授となった。
受賞・栄典
[編集]- 1987年:東方学会賞
- 2006年:中国第21届全国古籍出版社2005年優秀古籍図書二等賞
著作
[編集]- 単著
- 『中国の海賊』東方書店 1995
- 『清代海外貿易史の研究』朋友書店 2002
- 『中国の海商と海賊』山川出版社(世界史リブレット) 2003
- 『清代中国琉球貿易史の研究』榕樹書林 2003
- 『清代上海沙船航運業史の研究』関西大学出版部 2004
- 『近代日本中国台湾航路の研究』清文堂出版 2005
- 『江戸時代唐船による日中文化交流』思文閣出版 2007
- 『東アジア海域の海賊と琉球』榕樹書林、2008
- 『清代内河水運史の研究』関西大学出版部、2009
- 『海外情報からみる東アジア 唐船風説書の世界』清文堂出版、2009
- 『清代帆船沿海航運史の研究』関西大学出版部、2010
- 『近世東アジア海域の文化交渉』思文閣出版、2010
- 『清代中国琉球交渉史の研究』関西大学出版部、2011
- 『近世東アジア海域の帆船と文化交渉』関西大学出版部 2013
- 『汽船の時代 近代東アジア海域』清文堂出版 2013
- 『近世中国朝鮮交渉史の研究』思文閣出版 2013
- 外国語訳された著作
- 『明清時代中国與朝鮮的交流-朝鮮使節與漂着船』(台北・楽学書局、2002)
- 『日治時期臺灣海運發展史』卞鳳奎訳(台北・博揚文化事業有限公司、2002)
- 『東亞海域與臺灣的海盜』卞鳳奎訳(台北・博揚文化事業有限公司、2008)
- 共編著
- 編著
- 『寛政元年土佐漂着安利船資料』関西大学出版部 1989
- 『文化五年土佐漂着江南商船郁長發資料』関西大学出版部 1989
- 『文政十年土佐漂着江南商船蒋元利資料』関西大学出版部 2006
- 『安政二・三年漂流小唐船資料』関西大学出版部 2008