松田康博
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人物情報 | |
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生誕 |
1965年11月??日 日本北海道 |
出身校 | 麗澤大学・東京外国語大学 |
学問 | |
研究分野 | 政治学 |
研究機関 | 東京大学東洋文化研究所 |
松田 康博(まつだ やすひろ、1965年11月 - )は、日本の政治学者。博士(法学)(慶應義塾大学・論文博士・2003年)。東京大学教授。専攻はアジア政治外交史、東アジア国際政治研究、中国および台湾の政治・対外関係・安全保障、中台関係論、日本の外交・安全保障政策。
経歴
[編集]1965年、北海道生まれ。1988年麗澤大学外国語学部中国語学科卒。1990年東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。1994~1996年在香港日本国総領事館専門調査員。1997年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得満期退学。2003年博士(法学)の学位を取得。1992~2008年防衛庁(省)防衛研究所で助手・主任研究官。
2008年より東京大学東洋文化研究所准教授を経て同教授(2011年)、2012年より2015年3月まで情報学環教授(東洋文化研究所教授を兼務)、2015年4月より2021年3月まで東洋文化研究所教授。2021年4月より情報学環教授(東洋文化研究所教授を兼務)[1]。
略歴
[編集]学歴
[編集]- 1988年 麗澤大学外国語学部中国語学科卒業
- 1990年 東京外国語大学大学院地域研究研究科修士課程修了
- 1997年 慶應義塾大学大学院法学研究科政治学専攻博士課程単位取得退学
- 2003年 博士(法学)(慶應義塾大学)の学位を取得
研究歴
[編集]- 1992年 防衛庁防衛研究所 助手
- 1994年 在香港日本国総領事館 専門調査員
- 1999年 防衛庁防衛研究所 主任研究官
- 2007年 防衛省防衛研究所 主任研究官
- 2008年 東京大学東洋文化研究所 准教授
- 2011年 東京大学東洋文化研究所 教授(12月より)
- 2012年 東京大学大学院情報学環 教授(東洋文化研究所教授を兼務)
- 2015年 東京大学東洋文化研究所 教授
- 2021年 東京大学大学院情報学環 教授(東洋文化研究所教授を兼務)
受賞歴
[編集]- 2007年、『台湾における一党独裁体制の成立』で日本貿易振興機構(ジェトロ)アジア経済研究所2007年度「発展途上国研究奨励賞」、樫山奨学財団第2回「樫山純三賞」を受賞[2][3]。
- 2011年、第7回「中曽根康弘賞優秀賞」受賞[4]。
著作
[編集]東京大学東洋文化研究所 松田康博研究室[1]による。
単著
[編集]共著
[編集]編著
[編集]- 『NSC 国家安全保障会議――主要国の危機管理・安保政策統合メカニズム』(彩流社、2009年)
共編著
[編集]- Domestic Determinants and Security Policy-Making in East Asia (The National Institute for Defense Studies and Asia-Pacific Center for Security Studies, Honolulu, 2002), edited with Satu P. Limaye
- (家近亮子・唐亮)『5分野から読み解く現代中国――歴史・政治・経済・社会・外交』(晃洋書房、2005年/改訂版、2009年)
- (家近亮子・段瑞聡)『岐路に立つ日中関係――過去との対話・未来への模索』(晃洋書房、2007年/改訂版、2012年)
- (清水麗)『現代台湾の政治経済と中台関係』(晃洋書房、2018年3月)
翻訳
[編集]- エズラ・ヴォーゲル・中嶋嶺雄監訳『中国の実験――改革下の広東』(日本経済新聞社、1991年6月)、第13章
- 呉乃徳「台湾における権威主義的政治体制の強化」、大橋英夫・劉進慶・若林正丈編『激動の中の台湾――その変容と転成』(田畑書店、1992年)
- 陳明通・若林正丈監訳『台湾現代政治と派閥主義』(東洋経済新報社、1998年)、序章第1節、第2章、第3章第2節、第3節
出典・脚注
[編集]- ^ a b “東京大学東洋文化研究所 松田康博研究室:経歴と業績”. 2021年10月3日閲覧。
- ^ “発展途上国研究奨励賞:第28回「発展途上国研究奨励賞」(2007年度)受賞作品”. 2013年1月17日閲覧。
- ^ “樫山奨学財団:樫山純三賞”. 2013年1月17日閲覧。
- ^ “第7回中曽根康弘賞受賞者(2011年6月30日授賞・対外発表)”. 2013年1月17日閲覧。