三重県立松阪高等学校
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(松阪高校から転送)
三重県立松阪高等学校 | |
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全景(2011年) 出典:『国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」(配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス)』 | |
北緯34度33分46.1秒 東経136度32分18.4秒 / 北緯34.562806度 東経136.538444度座標: 北緯34度33分46.1秒 東経136度32分18.4秒 / 北緯34.562806度 東経136.538444度 | |
過去の名称 |
三重県立飯南高等女学校 三重県立松阪中学校 三重県松阪南高等学校 三重県松阪高等学校南校舎 三重県松阪高等学校 |
国公私立の別 | 公立学校 |
設置者 | 三重県 |
学区 |
(全日制普通科) 南部学区 (理数科・通信制) 全県学区 |
併合学校 | 三重県松阪北高等学校 |
校訓 | 自主自律 |
設立年月日 | 1910年4月1日 |
創立記念日 | 11月24日 |
共学・別学 | 男女共学 |
課程 |
全日制課程 通信制課程 |
設置学科 |
普通科 理数科 |
学校コード | D124210050338 |
高校コード | 24126B |
所在地 | 〒515-8577 |
三重県松阪市垣鼻町1664番地 | |
外部リンク | 公式ウェブサイト |
ウィキポータル 教育 ウィキプロジェクト 学校 |
三重県立松阪高等学校(みえけんりつ まつさかこうとうがっこう)は、三重県松阪市垣鼻町にある公立高等学校。
概要
[編集]2010年に前身の飯南郡立飯南女学校から数えて創立100周年を迎えた。略称は「松高」(まつこう)である[1]が、松阪市民からは学制改革時の校名から「南高」(なんこう)と呼ばれる[1][2][3]こともある。同窓会の名称は「南窓会」(なんそうかい)である。四年制大学への進学が圧倒的に多い。 65分授業や3学期制を導入している。
文部科学省のスーパーサイエンスハイスクールの指定を受け、大学・関係機関との連携を深めるとともに、高度な技術、深い知識、充実した施設等に触れる機会を通して、総合的な理科、数学の授業展開を行っている。
教育目標
[編集]「自主自律」を校訓に、生徒一人ひとりの個性を大切にし、持っている能力を最大限に伸ばすことを教育目標としており、自由な校風である。
沿革
[編集]- 1910年4月1日 - 飯南郡立飯南女学校として設立される。
- 1911年4月1日 - 飯南郡立実科高等女学校と改称される。
- 1918年4月1日 - 飯南郡立高等女学校と改称される。
- 1922年 - 松阪町外25か村組合立飯南高等女学校と改称される。
- 1923年4月1日 - 三重県立飯南高等女学校と改称される。
- 1936年3月31日 - 松阪町立実科高等女学校が設立される。
- 1942年4月1日 - 松阪市立実科高等女学校が松阪市立高等女学校と改称される。
- 1946年 - 三重県立松阪中学校が設立される。
- 1948年5月23日 - 三重県立松阪中学校と三重県立飯南高等女学校が統合し、三重県松阪南高等学校となる。普通科・通信教育課程が設置される。
- 1949年4月10日 - 三重県松阪北高等学校と統合し、三重県松阪高等学校南校舎となる。普通科・商業科・通信教育課程が設置される。
- 1950年4月1日 - 三重県松阪南高等学校と改称される。
- 1952年4月1日 - 商業科の分離(現:三重県立松阪商業高等学校)と、三重県松阪北高等学校家庭科の統合により、三重県松阪高等学校と改称される。
- 1952年4月1日 - 松阪市立高等女学校の学籍が移管される。
- 1954年4月 - 被服科が設置される。
- 1955年4月1日 - 三重県立松阪高等学校と改称される。
- 1969年4月1日 - 理数科が設置される。
- 1982年4月1日 - 被服科の募集が停止される。
- 1989年4月1日 - 家政科が生活科学科に改称される。
- 1997年4月1日 - 生活科学科の募集が停止される。
- 2000年4月1日 - 65分授業が導入される(三重県の高等学校では初)。
- 2006年4月1日 - 2学期制が開始される。
- 2009年4月1日 - 2学期制の良さを取り入れた、新3学期制が開始される。
教育組織
[編集]基礎データ
[編集]- 交通
- 校章
- 校章は「松阪の松に因んで、姿のよい五葉松を三方に配して、知(真剣な学習)・徳(高邁な精神)・体(健全な身体)を表し、高く聳える松の如き生徒の成長を願って中央に高を配す」意味の込められたデザインである。
- 制服
- 女子には中間服として白のセーラー服(長袖)もある。
行事
[編集]- 4月 - 入学式、遠足
- 6月 - 体育感謝祭
- 7月 - スポーツ大会、芸術鑑賞(3年に1度)
- 8月 - 高校生活入門講座
- 9月 - 松高祭、修学旅行(2年)、遠足(1年)
- 3月 - 卒業式、スポーツ大会
部活動
[編集]- 運動系
- 硬式野球部・・・2012年夏(第94回)に春・夏通じて初の甲子園出場
- 卓球部
- サッカー部
- ラグビー部
- ソフトテニス部
- 硬式テニス部
- バレー部(男・女)
- バスケット部(男・女)
- ソフトボール部
- バドミントン部
- 陸上競技部
- ダンス部
- 弓道部
- 文化系
- 放送部・・・『NHK杯全国高校放送コンテスト』において、2018年準優勝・2019年優勝
- 生物部
- 地学部
- 化学部
- 英語部
- 合唱部
- 郷土研究・地理部
- 美術部
- 写真部(令和5年度入学生をもって募集停止。)
- 文芸部
- 茶道部
- パソコン部
- 同好会
- ギター同好会
- 生徒会直属
- 吹奏楽部 2018年東海大会、金管は全国大会出場
- バトン部
著名な関係者
[編集]卒業生
[編集]- 石原壮一郎 - コラムニスト
- 一色克美 - 三重テレビ放送アナウンサー
- 井土紀州 - 映画監督
- 濱口誠 - 参議院議員
- 田村憲久 - 衆議院議員
- 竹内秀樹 - クラギ株式会社代表取締役社長
- 大辻隆弘 - 歌人。2006年より同校教師として勤務していた。
- 岡野八代 - 政治学者
- 竹内克 - ラグビーコーチ
- 玉井希絵 - 女子ラグビー 15人制日本代表
脚注
[編集]参考文献
[編集]- 金木有香『三重あるある』TOブックス、2014年10月31日、159p. ISBN 978-4-86472-300-8
- 三重県地位向上委員会 編『三重のおきて ミエを楽しむための48のおきて』アース・スター エンターテイメント、2015年1月25日、174p. ISBN 978-4-8030-0657-5