松阪市
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まつさかし 松阪市 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
市町村コード | 24204-7 | ||||
法人番号 | 5000020242047 | ||||
面積 |
623.58km2 | ||||
総人口 |
153,226人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 246人/km2 | ||||
隣接自治体 |
津市、多気郡多気町、明和町、大台町 奈良県:吉野郡東吉野村、川上村、宇陀郡御杖村 | ||||
市の木 | マツ | ||||
市の花 | ヤマユリ | ||||
市の鳥 | ウグイス | ||||
松阪市役所 | |||||
市長 | 竹上真人 | ||||
所在地 |
〒515-8515 三重県松阪市殿町1340番地1 北緯34度34分41秒 東経136度31分39秒 / 北緯34.57794度 東経136.52758度座標: 北緯34度34分41秒 東経136度31分39秒 / 北緯34.57794度 東経136.52758度 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
松阪市(まつさかし[注 1]、伊勢弁:まっつぁか[3]、まっさか[4])は、三重県の中勢地域に位置する市。
概要
[編集]伊勢湾に面しており、松阪牛の生産で知られる。江戸時代は伊勢商人を輩出した商業町であり、現在も紀勢本線や近鉄大阪線・山田線沿線を後背地に持つ三重県の経済拠点である。江戸時代は紀州藩領であった。
地理
[編集]- 三重県中部にあって伊勢湾に面する旧・松阪市域から、奈良県に接する内陸部の旧・飯高町域まで、松阪市の市域は広大である。津市に次いで三重県で2番目に面積が広い。南西部は台高山脈などの山地が連なり、北東部には伊勢平野が広がる。
自然
[編集]- 山 : 堀坂山、観音岳、白猪山、高見山、鉢ヶ峰、西山、高洲ノ峰、烏岳、局ヶ岳、三条山、迷岳、白倉山、江股の頭、池木屋山、赤倉山、国見山、三峰山、大明神山、桧塚奥峰、神山
- 河川 : 阪内川、金剛川、櫛田川、雲出川
- 湖沼 : 新池、八重田池、四郷池、なめり湖、高束池
- 断層 : 月出の中央構造線
気候
[編集]粥見(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 19.4 (66.9) |
22.7 (72.9) |
26.5 (79.7) |
31.4 (88.5) |
34.5 (94.1) |
36.3 (97.3) |
38.5 (101.3) |
38.9 (102) |
37.3 (99.1) |
31.3 (88.3) |
27.3 (81.1) |
24.8 (76.6) |
38.9 (102) |
平均最高気温 °C (°F) | 9.4 (48.9) |
10.4 (50.7) |
14.1 (57.4) |
19.6 (67.3) |
24.0 (75.2) |
26.7 (80.1) |
30.8 (87.4) |
31.9 (89.4) |
28.0 (82.4) |
22.4 (72.3) |
17.1 (62.8) |
11.9 (53.4) |
20.5 (68.9) |
日平均気温 °C (°F) | 4.2 (39.6) |
4.7 (40.5) |
8.0 (46.4) |
13.0 (55.4) |
17.8 (64) |
21.4 (70.5) |
25.4 (77.7) |
26.1 (79) |
22.7 (72.9) |
17.0 (62.6) |
11.2 (52.2) |
6.2 (43.2) |
14.8 (58.6) |
平均最低気温 °C (°F) | −0.5 (31.1) |
−0.3 (31.5) |
2.3 (36.1) |
6.8 (44.2) |
12.2 (54) |
17.1 (62.8) |
21.3 (70.3) |
21.9 (71.4) |
18.6 (65.5) |
12.4 (54.3) |
6.0 (42.8) |
1.2 (34.2) |
9.9 (49.8) |
最低気温記録 °C (°F) | −7.2 (19) |
−6.9 (19.6) |
−5.8 (21.6) |
−3.0 (26.6) |
2.1 (35.8) |
7.2 (45) |
13.8 (56.8) |
13.6 (56.5) |
8.8 (47.8) |
1.0 (33.8) |
−3.0 (26.6) |
−6.1 (21) |
−7.2 (19) |
降水量 mm (inch) | 56.1 (2.209) |
63.0 (2.48) |
115.5 (4.547) |
143.3 (5.642) |
188.4 (7.417) |
231.3 (9.106) |
247.0 (9.724) |
272.3 (10.72) |
400.7 (15.776) |
255.4 (10.055) |
95.9 (3.776) |
61.6 (2.425) |
2,157.8 (84.953) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 6.5 | 7.3 | 10.7 | 10.0 | 10.7 | 13.7 | 13.1 | 11.4 | 12.8 | 10.7 | 6.9 | 6.7 | 120.9 |
平均月間日照時間 | 153.3 | 139.1 | 172.2 | 182.8 | 185.8 | 124.5 | 152.2 | 184.6 | 138.2 | 144.2 | 146.2 | 151.8 | 1,875 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[5] |
隣接している自治体
[編集]歴史
[編集]- 1580年(天正8年) - 織田信長の次男・織田信雄が松ヶ島城を築城。
- 1588年(天正16年) - 蒲生氏郷が松坂城築城。
- 1600年(慶長5年) - 古田重勝が松坂藩を立藩。
- 1619年(元和5年) - 古田氏は石見国浜田城に転封となり、紀州藩の藩領(飛び領地)になる。
- 1863年(文久3年) - 御城番長屋が建てられる。
- 1871年(明治4年) - 廃藩置県により度会県に属すこととなる。(廃藩置県の直後は、一時的に和歌山県の飛び地であった。)
- 1876年(明治9年) - 飯野郡魚見村(現在の松阪市魚見町)などの農民による伊勢暴動が発生[6]。
- 1893年(明治26年)3月26日 - 明治の松阪大火。中町から愛宕町一帯で1,318戸罹災。
- 1893年(明治26年) - 参宮鉄道(現在の紀勢本線)松阪駅開業。
- 1911年(明治44年) - 飯南郡図書館(現・松阪市立歴史民俗資料館)が開館。
- 1912年(大正元年)8月17日 - 松阪軽便鉄道(のちの松阪電気鉄道、松阪 - 大石間)開業。
- 1930年(昭和5年)3月27日 - 参宮急行電鉄(現在の近鉄山田線)松阪駅開業。
- 1930年(昭和5年) 4月1日 - 伊勢電気鉄道津新地 - 新松阪間開業。
- 1945年(昭和20年) 2月4日 - 米軍のB29により久保町周辺が空襲を受ける。死者8名。
- 1950年(昭和25年)5月23日 - 松阪競輪場竣工
- 1951年(昭和26年)
- 1953年(昭和28年) - 外櫛田橋 - 宇治山田市外度会橋までの道路(=参宮有料道路)が日本初の有料道路となる[9]。
- 1956年(昭和31年)10月15日 - 六軒事故が発生。
- 1961年(昭和36年)1月22日 - 伊勢電気鉄道江戸橋 - 新松阪廃止。廃線跡は近鉄道路となっている。
- 1964年(昭和39年)12月14日 - 松阪電気鉄道松阪 - 大石間廃止。
- 1969年(昭和44年)10月6日 - 現在の市役所本庁舎落成。
- 1970年(昭和45年)11月5日 - 本居宣長記念館落成開館。
- 1975年(昭和50年) - 国道23号南勢バイパス開通。
- 1976年(昭和50年)6月20日 - 駅前通り拡幅事業のうち、新町 - 黒田町間完成。
- 1980年(昭和55年) - 駅前商店街(呼称:ベルタウン)の近代化事業が完成。
- 1981年(昭和56年) 3月1日 - 駅前通り拡幅事業が全街区で完成。
- 1982年(昭和57年) - 松阪大学(現・三重中京大学)開学。川井町に市民文化会館を新築移転。
- 1982年(昭和57年) 8月1日 - 台風10号により被害を受ける。死者9人。
- 1987年(昭和62年)6月12日 - 川井町に新図書館竣工。
- 1988年(昭和63年) 2月1日 - 開府400年および市制施行55周年記念式典を挙行。
- 1989年(平成元年) - 中心商店街(呼称:よいほモール)の近代化事業が完成。
- 1990年(平成2年)12月6日 - 伊勢自動車道久居IC〜勢和多気IC開通。市内に松阪ICが設けられる。
- 2007年(平成19年)4月15日 - 国道23号線中勢バイパス、小津町 - 嬉野新屋庄町間、暫定2車線で供用開始。
- 2012年(平成24年) 2月5日 - 国道23号線中勢バイパス、嬉野新屋庄町 - 津市境間、暫定2車線で完成。小津交差点改良完成。市内全区間で供用開始する。
- 2013年(平成25年)12月18日 - 三重中京大学閉学[10]。
- 2024年(令和6年)8月29日 - 台風10号の接近に伴う集中豪雨により、百々川が氾濫して一部の家屋が床下浸水、道路が冠水した[11]。
行政区域の変遷
[編集]まつさかし 松阪市 | |||||
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廃止日 | 2005年(平成17年)1月1日 | ||||
廃止理由 |
新設合併 松阪市(旧)、一志郡嬉野町、三雲町、飯南郡飯南町、飯高町 → 松阪市(新) | ||||
現在の自治体 | 松阪市(新) | ||||
廃止時点のデータ | |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 東海地方、近畿地方 | ||||
都道府県 | 三重県 | ||||
隣接自治体 | 一志郡嬉野町、三雲町、飯南郡飯南町、飯高町、多気郡多気町、明和町、勢和村 | ||||
松阪市役所 | |||||
所在地 | 三重県 | ||||
ウィキプロジェクト |
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、松坂城下の大部分(松坂中町・松坂魚町・松坂殿町・松坂新坐町・松坂新町・松坂日野町・松坂湊町・松坂愛宕町・松坂白粉町および松坂川井町・松坂西町・松坂本町の各一部)・松坂町作地および鎌田村・西岸江村・垣鼻村・大黒田村・西之庄村の各一部の区域をもって飯高郡松阪町が発足。この際、表記が「松坂」から「松阪」になった[12]が、「阪」は2010年(平成22年)まで常用漢字として登録されておらず、同年には当時の市教育長・小林寿一が、松坂大輔(プロ野球選手)の影響から「松坂市」と間違われることが多かったと証言している[13]。一方で市内に本店を置く第三銀行は松坂がプロ入りした1999年、松坂にあやかって銀行と松阪市の知名度向上につなげようと「がんばれ“まつざか”まつざかグッズプレゼントキャンペーン」を実施している[14]。
- 1896年(明治29年)4月1日 - 所属郡が飯南郡に変更。
- 1921年(大正10年)1月1日 - 飯南郡鈴止村を編入。
- 1924年(大正13年)4月1日 - 飯南郡港村の一部(大字鎌田・松阪・石津・荒木・郷津・高町屋・大口)を編入。
- 1931年(昭和6年)4月1日 - 飯南郡神戸村を編入。
- 1933年(昭和8年)2月1日 - 市制施行して松阪市となる。
- 1948年(昭和23年)12月25日 - 飯南郡朝見村・松江村を編入。
- 1951年(昭和26年)12月1日 - 飯南郡伊勢寺村を編入。
- 1952年(昭和27年)12月1日 - 飯南郡機殿村を編入。
- 1954年(昭和29年)10月15日 - 飯南郡花岡町・松尾村・港村・西黒部村・一志郡阿坂村・松ヶ崎村・多気郡東黒部村を編入。
- 1955年(昭和30年)3月15日 - 一志郡宇気郷村の一部(大字柚原・飯福田・与原・後山)を編入。
- 1955年(昭和30年)4月1日 - 飯南郡射和村・大石村・漕代村・茅広江村を編入。
- 1957年(昭和32年)10月1日 - 飯南郡大河内村・櫛田村を編入。
- 1989年(平成元年)3月31日 - 多気郡明和町と境界変更。
- 2002年(平成14年)5月17日 - 多気郡明和町と境界変更。
- 2005年(平成17年)1月1日 - 一志郡嬉野町・三雲町・飯南郡飯南町・飯高町と合併し、改めて松阪市が発足。
- 2022年(令和4年)12月18日 - 三重県唯一のフルマラソン大会、みえ松阪マラソン2022が開催。以降毎年12月に開催予定[15]。
人口
[編集]松阪市全体としては、合併が行われた2005年(平成17年)以降人口が減少傾向にあるが、嬉野地区と三雲地区では宅地開発により人口増加がみられ、飯南地区と飯高地区では人口減少が著しい[16]。
松阪市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 松阪市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 松阪市
■緑色 ― 日本全国 |
■青色 ― 男性
■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
松阪市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
行政
[編集]歴代市長
[編集]代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 | 備考 |
---|---|---|---|---|
官選旧松阪市長 | ||||
1 | 小出三郎 | 1933年(昭和8年)3月24日 | 1937年(昭和12年)3月22日 | |
2 | 和田潤 | 1937年(昭和12年)6月1日 | 1941年(昭和16年)5月31日 | |
3 | 後藤脩 | 1941年(昭和16年)10月29日 | 1946年(昭和21年)11月24日 | |
公選旧松阪市長 | ||||
4 | 庄司桂一 | 1947年(昭和22年)4月5日 | 1955年(昭和30年)4月30日 | |
5 | 後藤脩 | 1955年(昭和30年)5月1日 | 1957年(昭和32年)1月15日 | |
6 | 梅川文男 | 1957年(昭和32年)3月4日 | 1968年(昭和43年)4月4日 | |
7 | 吉田逸郎 | 1968年(昭和43年)5月23日 | 1988年(昭和63年)5月22日 | |
8 | 奥田清晴 | 1988年(昭和63年)5月23日 | 2000年(平成12年)5月22日 | |
9 | 野呂昭彦 | 2000年(平成12年)5月23日 | 2003年(平成15年)2月18日 | |
10 | 下村猛 | 2003年(平成15年)4月27日 | 2004年(平成16年)12月31日 | |
松阪市長 | ||||
1 | 下村猛 | 2005年(平成17年)2月6日 | 2009年(平成21年)2月5日 | |
2 | 山中光茂 | 2009年(平成21年)2月6日 | 2015年(平成27年)9月30日 | |
3 | 竹上真人 | 2015年(平成27年)10月4日 | 現職 |
関連団体
[編集]- いずれも松阪市役所に事務局を置き、松阪市長が会長を務めている[18]。
議会
[編集]市議会
[編集]- 定数:28名
- 任期: 令和3年8月1日 - 令和7年7月31日
- 議長:山本芳敬 (就任:令和4年8月17日)
- 副議長:米倉芳周 (就任:令和4年8月17日)
会派名 | 議員数 |
---|---|
政友会 | 9 |
蒼水会 | 6 |
市民クラブ | 5 |
公明党 | 3 |
無会派 | 5 |
欠員 | 0 |
衆議院
[編集]当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 田村憲久 | 56 | 自由民主党 | 前 | 122,772票 | ○ |
松田直久 | 67 | 立憲民主党 | 元 | 64,507票 | ○ | |
山田いずみ | 35 | NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で | 新 | 7,329票 | ○ |
産業
[編集]名産
[編集]→「松阪市の肉文化」も参照
企業
[編集]松阪市に本社を置く企業
[編集]かつて存在した企業
[編集]松阪市に工場を置く企業
[編集]姉妹都市・提携都市
[編集]海外
[編集]- 友好都市
国内
[編集]- 提携都市
教育
[編集]大学・短期大学
[編集]- 三重中京大学(2013年12月18日閉学[10])
- 三重中京大学短期大学部(2011年10月17日閉学[10])
専修学校
[編集]- 松阪看護専門学校
- 三重県農業大学校(専修学校専門課程)
高等学校
[編集]中学校
[編集]- 多気町松阪市学校組合立多気中学校(射和小学校区が学区、学校所在地は多気郡多気町)
- 三重中学校
小学校
[編集]特別支援学校
[編集]図書館
[編集]- 松阪市図書館(松阪図書館・嬉野図書館)
施設
[編集]病院
[編集]-
松阪市民病院
-
松阪中央総合病院
-
済生会松阪総合病院
市内の基幹3病院が2024年6月から、救急車で運ばれたが入院しなかった軽症患者に対して、選定療養費7700円を徴収する運用を始めた[23]。救急出動件数が増加するなか、軽症者による救急車の利用を抑制する狙い[23][24]。
郵便
[編集](2012年12月現在)
- 以上は集配局で、この他窓口業務のみを行う郵便局が35箇所(うち簡易郵便局が4箇所)ある。
- ゆうちょ銀行
- 名古屋支店 松阪出張所(松阪郵便局と併設。ATMはホリデーサービス実施。)
- 名古屋支店 メガマート松阪川井町店内出張所(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- 名古屋支店 松阪市役所内出張所(ATMのみ/ホリデーサービス実施)
- その他簡易郵便局を除く各郵便局にATMが設置されており、松阪駅前・松阪久保・六軒・松阪徳和・松阪船江・嬉野・粥見・宮前の各郵便局ではホリデーサービスを実施。
※松阪市内の郵便番号は以下の通り。
- 「515-00xx」「515-01xx」「515-02xx」「515-08xx」「515-11xx」「515-21xx」=合併以前からの松阪市域(後述の地域を除く)および旧三雲町域。松阪郵便局の集配担当。
- 「515-12xx」=大石町、小片野町、茅原町、広瀬町、六呂木町。大石郵便局の集配担当。
- 「515-23xx」「515-24xx」=飯福田町、小野町、大阿坂町、小阿坂町、美濃田町、与原町、柚原町、後山町および旧嬉野町域。嬉野郵便局の集配担当。
- 「515-13xx」「515-14xx」=飯南町深野、飯南町横野、飯南町下仁柿、飯南町上仁柿、飯南町粥見、飯南町向粥見、飯南町有間野。粥見郵便局の集配担当。
- 「515-15xx」=旧飯高町域東部。宮前郵便局の集配担当。
- 「515-16xx」「515-17xx」=旧飯高町中西部域。川俣郵便局の集配担当
- 「519-21xx」=上蛸路町、下蛸路町、中万町、八太町、射和町、阿波曽町、庄町、御麻生薗町(および多気郡多気町の一部地域)。多気郵便局(多気町相可)の集配担当。
交通
[編集]鉄道
[編集]市の中心となる駅:松阪駅
- 東海旅客鉄道(JR東海)
- 近畿日本鉄道(近鉄)
路線バス
[編集]高速バス
[編集]- 東京高速線: 大宮駅・池袋駅・新宿駅・立川駅・横浜駅 - 松阪駅前・伊勢市駅前・鳥羽BC (三重交通、三交伊勢志摩交通、西武観光バス) ※夜行
- 東京駅・横浜駅 - 名古屋駅・松阪市民文化会館前・近鉄松阪駅・宇治山田駅 (青木バス) ※夜行
一般路線バス
[編集]道路
[編集]港湾
[編集]名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
[編集]名所・旧跡
[編集]- 松阪城跡 - 国史跡。
- 宝塚古墳 - 国の史跡。
- 阿坂城跡(国の史跡)
- 大河内城跡(県指定史跡)
- 松ヶ島城跡(県指定史跡)
- 御城番屋敷(重要文化財)
- 本居宣長記念館及び本居宣長ノ宮の神社
- 三井家発祥地
- 松阪商人の館
- 松浦武四郎記念館
- 松阪市立歴史民俗資料館
- 平家六代の墓
- 瑞巌寺庭園 - 松阪市指定文化財。
- 樹敬寺 - 本居宣長の墓が国の史跡。
- 朝見遺跡 - 平安時代の遺跡[25]。
- 中坪遺跡 - 奈良時代から室町時代の遺跡[26]。
観光スポット
[編集]- 松阪市文化財センター・はにわ館
- うきさとむら
- 松阪木綿手織りセンター
- みえこどもの城
レジャー
[編集]- 赤目一志峡県立自然公園
- 道の駅飯高駅
- 香肌峡温泉いいたかの湯
- 松阪農業公園ベルファーム
- ウエストパーク松阪
- 松名瀬海水浴場
- 松阪競輪場
- 松阪森林公園
- エバーグレイズ香肌峡(公営の「リバーサイド茶倉」を事業賃貸に改め2024年にオープン)[27]
- 高須町公園オートキャンプ場
- 松阪市中部台運動公園
- 松ヶ崎公園
- 相津峠
祭り
[編集]- 粥だめし火だめし (1月14日、阿射加神社)
- 愛宕市 (1月24日、愛宕山竜泉寺)
- 星まつり (2月節分、善福寺)
- よいよい神事 (2月11日、和屋町・立田町・朝田町) (2月15日、大乗寺)
- 初午大祭(3月最初の午の日、岡寺)
- 宣長まつり(4月上旬の日曜日)
- 奥香肌湖春まつり (4月上旬の日曜日)
- 伊勢山上山開き (4月の日曜日、飯福田寺)
- 神御衣奉織始祭 (5月1日・10月1日、神麻績機殿・神服織機殿)
- 神御衣奉織鎮謝祭 (5月13日・10月13日、神麻績機殿・神服織機殿)
- 嬉野うきさと祭り (6月上旬の日曜、嬉野小原町)
- 古田重勝墓前祭 (6月16日、愛宕山竜泉寺)
- 堀坂大権現祭礼 (6月30日〜7月1日、堀坂山)
- 虫おくり (7月13日、和屋町)
- 湯たて神事/お湯神事(7月15日、御厨神社)
- 祇園まつり(7月中旬の土・日曜日、八雲神社・松阪神社・御厨神社、射和寺)
- 嬉野おおきん祭り (7月中旬の土曜、松阪市嬉野地域振興局)
- 愛宕山の火渡り (7月24日、愛宕山竜泉寺)
- 輪越し/夏越し (7月25日、松阪神社・御厨神社・八雲神社)
- 松阪みなとまつり(7月最終土曜、休止中)
- 四万六千日 (8月9日、岡寺山継松寺)
- かんこ踊り (8月13日〜16日、猟師町・松崎浦町・8月16日 西野町)
- 宮前盆踊り (8月13日、花岡神社)
- ふるさと川俣夢まつり (8月13日、川俣小学校)
- 香肌峡もり夏祭り (8月14日、飯高町森)
- はぜ夏祭り (8月15日、飯高林業総合センター)
- 朝田地蔵会式(地蔵盆) (8月23日、朝田寺)
- 八朔祭 (8月31日〜9月1日、大石不動院)
- 炎の祭典 (9月28日、来迎寺(白粉町))
- 伊勢山上秋季大会式(閉山式) (10月、飯福田寺)
- 宮前Festival(10月最終または11月第1日曜、飯高駅芝生広場)
- 氏郷まつり(11月3日)
- 本居宣長墓前祭 (11月5日、妙楽寺)
- 飯南ふれあい祭 (11月中旬の土・日)
- ふるさと川俣いも祭り (11月23日、川俣小学校)
出身者とゆかりの有名人
[編集]近代以前の人物
[編集]政治家
[編集]- 梅川文男 - 第6代松阪市長。
- 坂口力 - 公明党衆議院議員。厚生労働大臣。三重県立松阪北高校卒業。
- 田村憲久 - 自民党衆議院議員。田村元の甥。
- 田村元 - 衆議院議長。自民党最高顧問。
- 中川正春 - 衆議院議員・三重県議会議員。
- 野呂昭彦 - 三重県知事・松阪市長・衆議院議員。
- 野呂恭一 - 衆議院議員。野呂昭彦の父。
- 濱口誠 - 国民民主党参議院議員。自動車総連特別中央執行委員。
- 森本哲生 - 民主党衆議院議員・三重県議会議員。
- 山中光茂 - 松阪市長・三重県議会議員。松下政経塾出身。医師。
経済人
[編集]- 大谷嘉兵衛 - 明治の茶商。貴族院議員。
- 奥田碩 - トヨタ自動車社長。日本経団連会長。三重県立松阪工業高校卒業。
- 國分勘兵衛 - 国分グループ本社設立者・カルピス食品工業社長。
- 角屋七郎次郎 - 代々この名を名乗った商人。2代目から10代目まで松阪に住んだ[28]。
- 角屋七郎兵衛 - 江戸時代の朱印船貿易家。鎖国令で帰れずホイアンで日本人街の長となった。
- 三井高利 - 三井グループの始祖。
- 村林聡 - 三菱UFJリサーチ&コンサルティング社長、ディーカレット会長。
学者・文化人
[編集]- 石原壮一郎 - コラムニスト。扶桑社刊「大人シリーズ」など。
- 植村政勝 - 江戸時代の本草学者・隠密。
- 宇田荻邨 - 日本画家。
- 大辻隆弘 - 歌人。
- 奥田三角 - 江戸時代の儒学者。
- 小津安二郎 - 映画監督。青春時代を松阪で過ごす。
- 梶井基次郎 - 松阪を舞台にした小説『城のある町にて』を執筆。
- 近藤隆夫 - スポーツライター[29]。
- 佐佐木信綱 - 歌人・国文学者。第1回文化勲章受章者。幼少の一時期を松阪で過ごす。
- 柴田昌弘 - 漫画家。
- 曾我蕭白 - 江戸時代の絵師。朝田寺への滞在時に多くの作品を残した。
- 丹羽正伯 - 江戸時代の本草学者。
- 丹羽保次郎 - NE式写真電送装置の開発者。東京電機大学初代学長。
- 根来龍之 - 経営情報学者。垣鼻町出身。
- 東谷穎人 - スペイン文学研究者。神戸市外国語大学学長。
- 東畑精一 - 経済学者・農学者。
- 牧戸太郎 - 作曲家・編曲家[30]。
- 松浦武四郎 - 幕末から明治にかけての探検家。北海道の名付け親。
- 松本駝堂 - 江戸時代の本草学者・外科医。
- 本居宣長 - 江戸時代の国学者。『古事記』の詳細な註釈書『古事記伝』の著者。
- 本居春庭 - 江戸時代の国学者。『詞八衢』『詞通路』の著者。
- 矢野眞和 - 教育学者・工学者。
- 柚月純 - 漫画家。
- 和田勉 - 演出家・映画監督。小学校中頃に鹿児島県鹿屋市へと転居。
芸能人・マスコミ
[編集]- あべ静江 - 女優・歌手。
- 上原香代子 - 歌手、ダンサー。
- 宇都美慶子 - シンガーソングライター。
- 梅田悠 - 女優・元SDN48。
- 桂文我 - 落語家。
- 岸尾だいすけ - 声優。
- 沢本忠雄 - 俳優。
- 笑福亭生喬 - 落語家。
- 田端義夫 - 歌手。
- 田村真子 - TBSアナウンサー。田村憲久の長女。
- 出口陽 - 歌手・元SKE48。
- 西野カナ - 歌手。
- 野田愛実 - 歌手・ミュージシャン。
- 松本華奈 - 女優・声優。
- 村田奈津実 - タレント。
- 山口みのり - MC・ナレーター。
スポーツ選手
[編集]サッカー
[編集]野球
[編集]- 岡林飛翔 - 元プロ野球選手(広島東洋カープ)
- 岡林勇希 - プロ野球選手(中日ドラゴンズ所属)
- 加藤匠馬 - プロ野球選手(中日ドラゴンズ→千葉ロッテマリーンズ→中日ドラゴンズ所属)
- 清水昭信 - 元プロ野球選手(中日ドラゴンズ)
- 滝野要 - 元プロ野球選手(中日ドラゴンズ)
- 西尾歩真 - プロ野球選手(福岡ソフトバンクホークス)
- 古木克明 - 元プロ野球選手(横浜ベイスターズ→オリックス・バファローズ)・元総合格闘家。
- 水谷新太郎 - 元プロ野球選手(ヤクルトスワローズ)
相撲
[編集]レスリング
[編集]- 斎藤育造 - レスリング選手。ロサンゼルスオリンピックグレコローマン48kg級銅メダル。
- 土性沙羅 - レスリング選手。リオデジャネイロオリンピック69kg級金メダル。
競艇
[編集]その他のスポーツ
[編集]- 大矢英俊 - 卓球選手。
- 海田和裕 - 競輪選手。
- 神谷英慶 - プロレスラー。大日本プロレス所属[31]。
- 玉井希絵 - 女子ラグビー選手。
- 西山雄介 - 陸上競技選手。
- 上山紘輝 - 陸上競技選手。
- 宮本芽依 - キックボクサー。
その他
[編集]松阪市を舞台とする作品
[編集]- 梶井基次郎『城のある町にて』
- 開高健『新しい天体』 - 「相対的景気調査官」なる役職に就いた主人公が、北海道から鹿児島県まで日本全国を巡り、予算消化のためにただひたすら食べまくるというストーリーである[32][33]。この中に和田金が登場し、主人公は和田金を絶賛するが、松阪市については「いくらか静かな、凡庸で、とりとめのない市」、「この市には顔がない」と評している[34]。
- 石川真介『愛と憎しみの伊勢志摩殺人ライン』松阪駅、駅弁あら竹
- 石川真介『謀略と欲望の伊勢志摩妖鬼』松阪駅、駅弁あら竹
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “松阪市の市章の制定について” (2005年1月1日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “松阪市役所公式ホームページ”. 松阪市役所. 2024年1月30日閲覧。
- ^ “【新商品入荷しました!】まっつぁかTシャツ”. 一般社団法人松阪市観光協会 (2023年7月24日). 2024年3月19日閲覧。
- ^ “SBP|三重県立松阪商業高等学校”. 三重県立松阪商業高等学校. 2024年3月19日閲覧。
- ^ “粥見 過去の気象データ検索”. 気象庁. 2023年10月6日閲覧。
- ^ “新政府を動かした「伊勢暴動」”. 三重県県史編纂グループ. 2020年8月16日閲覧。
- ^ 原武史『昭和天皇御召列車全記録』新潮社、2016年9月30日、106頁。ISBN 978-4-10-320523-4。
- ^ “松阪市の大火調査報告”. 消防研究所報告. (1952-9) 2020年8月29日閲覧。.
- ^ 現在の三重県道37号鳥羽松阪線。現在は無料。
- ^ a b c “三重中京大学”. 三重中京大学. 2014年1月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年1月26日閲覧。
- ^ “台風10号接近 大雨被害 松阪の百々川が氾濫 周辺は冠水”. NHK (2024年8月29日). 2024年8月29日閲覧。
- ^ 「松阪」と「松坂」について|松阪市の概要|松阪市(2013年5月24日)2017年2月11日閲覧。
- ^ 『中日新聞』2010年6月8日朝刊第二社会面30頁「常用漢字追加 岐阜、岡崎、松阪 堂々と使える 『松坂』誤記減れば 『常用』入り自治体喜び」(中日新聞社)
- ^ 『中日新聞』1999年7月29日朝刊地域経済面9頁「松坂キャンペーン実施」(中日新聞社)
- ^ https://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20221218-OYTNT50127/
- ^ 「若者定住策示せるか 進む中山間地域の人口減 未来への課題 上 〜松阪市長選を前に〜」井上喜博「事故撲滅の啓発 県境越えて協力 紀宝署と新宮署」中日新聞、2015年9月23日付朝刊、三重版 三広域12ページ
- ^ 松阪市ホームページ 平成20年度 松阪市統計書.2015年2月21日閲覧。
- ^ 竹上真人 著「特産松阪牛の伝統と未来」、朴恵淑 編著 編『三重学』風媒社、2017年3月30日、199-207頁。ISBN 978-4-8331-1118-8。
- ^ 衆議院小選挙区図 (PDF) 三重県選挙管理委員会
- ^ 県議会議員の選挙区と定数 Archived 2011年4月21日, at the Wayback Machine. 三重県選挙管理委員会
- ^ 亀井千歩子『47都道府県和菓子/郷土菓子百科』丸善出版、2016年1月25日、185,187頁。ISBN 978-4-621-08975-0。
- ^ “絶品!さわ餅”. ヒーリングツアー (2011年4月30日). 2018年3月5日閲覧。
- ^ a b 松岡樹、佐々木主税「救急車「軽症有料」に賛否 出動数抑制/呼びにくい 入院しない患者に7700円 松阪市きょうから」『読売新聞オンライン』2024年6月1日、朝刊。オリジナルの2024年6月2日時点におけるアーカイブ。2024年6月1日閲覧。
- ^ “三重・松阪の救急搬送、入院しなかったら「7700円」徴収へ…出動急増で「助かる命が助からない」”. 読売新聞オンライン (2024年1月22日). 2024年7月6日閲覧。
- ^ 松阪市和屋町朝見遺跡で発掘調査現地説明会を開催します
- ^ “室町時代の屋敷地跡発見 松阪”. 産経新聞社. 2023年3月31日閲覧。
- ^ “松阪に「エバーグレイズ香肌峡」オープン 川眺めながらグランピングを 三重”. 伊勢新聞. 2024年3月16日閲覧。
- ^ 『伊勢国比佐古文庫旧蔵文書』国文学研究資料館.2014年8月15日閲覧。
- ^ “近藤さんが“マラソンの父”金栗四三の半生つづる年のNHK大河ドラマ主人公”. 夕刊三重 (2018年9月29日). 2019年4月11日閲覧。
- ^ “牧戸太郎”. 有限会社オフィスビッグバン. 2014年8月6日閲覧。
- ^ “神谷 英慶<大神>”. 大日本プロレス. 2017年4月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年4月7日閲覧。
- ^ “新しい天体 開高健”. 光文社文庫. 光文社. 2019年1月1日閲覧。
- ^ “開高健 新しい天体”. 新潮社. 2019年1月1日閲覧。
- ^ 開高健『開高健全集 第6巻』新潮社、1992年5月10日、410-433頁。ISBN 4-10-645206-5。
外部リンク
[編集]- 公式ウェブサイト
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