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柳澤鉉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
柳澤鉉(リュ・テクヒョン)
Ryu taek-hyun
SSGランダース 二軍投手コーチ #89
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
生年月日 (1971-10-23) 1971年10月23日(53歳)
身長
体重
185 cm
85 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 投手
プロ入り 1994年 1次ドラフト
初出場 1994年
最終出場 2014年4月3日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

選手歴

コーチ歴

柳 澤鉉 (リュ・テクヒョン、朝鮮語: 류택현1971年10月23日 - )は 韓国プロ野球OBベアーズLGツインズに所属していた大韓民国出身の元プロ野球選手投手)、野球指導者。

経歴

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斗山時代

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1994年に契約した。

しかし表立った成績を残すことはできず、金湘昊とともに現金1億ウォンでトレードされた。

LG時代

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トレード後の1999年に契約した。

LGでは主に中間継投あるいはワンポイントリリーフで登板する姿を見せた。 移籍後にデビュー初勝利を記録し、2000年には初ホールドも記録した。

2007年には23ホールドを記録してホールド王タイトルを獲得。さらにその勢いは衰えず2009年には韓国プロ野球史上初となる個人通算100ホールドを記録した[1]

しかし翌年に肩を故障し、トミー・ジョン手術を受けた。これを受けて本人は退団を宣言し独自でリハビリを開始し、2011年にチームに再復帰した。

2012年曺雄天が保持していた個人最多登板試合の記録を更新。その後もリリーフとして活躍を続けた。李鍾範が引退したことで崔香男崔東秀とともに最年長現役選手になった。

2013年には鄭ウラムが保持していた通算ホールド記録を更新したが、後日鄭ウラムらに抜き返された。

その後は出番が減り2014年に韓国プロ野球史上初となる個人通算900試合登板を達成するも、シーズン途中に43歳で現役引退を発表した。

引退後

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現役引退後は指導者に転身、LG、KTウィズ起亜タイガースのコーチを務める。2024年からは、SSGランダースのコーチに就任した。

柳澤鉉の引退から7年後となる2021年6月30日、鄭ウラムが個人通算902試合目に登板。かつて彼が保持していた韓国プロ野球個人通算登板試合数の記録を更新した[2]

プレースタイル・人物

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晩年は不安定投球が続くようになったことで同僚ブルペン投手の慶憲浩金敏基禹奎珉と合わせて「放火犯(방화신기)」などと呼ばれた。

出身学校

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詳細情報

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年度別投手成績

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年度 チーム 防御率 試合 勝利 敗戦 セーブ ホールド イニング 被安打 被本塁打 四球 死球 奪三振 失点 自責点
1994 OB 3.76 13 0 1 0 0 26 1/3 26 2 13 1 24 11 11
1995 11.80 8 0 0 0 0 3 1/3 3 0 4 0 2 4 4
1996 2.57 47 0 1 1 0 35 32 1 21 2 28 11 10
1997 3.38 48 0 2 0 0 40 35 1 24 0 36 18 15
1998 7.26 49 0 2 1 0 31 38 6 21 2 20 27 25
1999 LG 5.19 33 1 0 0 0 43 1/3 45 8 17 2 38 27 25
2000 6.49 38 3 2 0 1 43 46 6 11 3 42 31 31
2001 7.46 45 3 2 1 6 35 38 8 23 5 34 29 29
2002 4.11 77 0 2 0 13 46 40 9 14 1 46 25 21
2003 3.11 75 1 2 0 12 37 2/3 33 6 19 4 44 14 13
2004 3.38 85 0 3 1 17 50 2/3 49 2 22 2 53 22 19
2005 3.63 69 0 5 0 13 52 51 3 16 5 41 25 21
2006 5.19 16 0 1 1 4 8 2/3 11 0 4 0 8 5 5
2007 2.70 81 0 3 0 23 40 37 1 22 0 36 13 12
2008 11.05 38 0 1 0 2 14 2/3 27 1 9 1 10 18 18
2009 2.96 73 4 1 1 12 48 2/3 38 2 14 3 33 16 16
2010 7.71 16 0 0 0 0 4 2/3 10 0 4 1 3 6 4
2012 3.33 30 3 1 0 3 24 1/3 20 2 8 1 15 9 9
2013 3.07 58 0 0 0 16 29 1/3 31 2 7 2 23 10 10
2014 27.00 2 0 0 0 0 1 3 2 0 1 0 3 3
通算 20シーズン 4.41 901 15 29 6 122 614 2/3 613 62 273 36 536 324 301
  • 太字は各年のリーグ最多、赤太字はKBOリーグにおける史上最多。

背番号

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  • 28 (1994年 - 1997年)
  • 31 (1998年)
  • 60 (1999年)
  • 14 (2000年 - 2010年、2013年 - 2014年)
  • 90 (2012年)
  • 99 (2015年 - 2022年)
  • 89 (2024年 - )

脚注

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外部リンク

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