柴田文次
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柴田 文次(しばた ぶんじ、1901年3月14日 - 1974年3月27日)は、日本の実業家。キーコーヒー株式会社創業者。
息子の柴田博一もキーコーヒー株式会社の代表を務めた。
概要
[編集]物価統制令によるコーヒー公正価格の撤廃促進運動、インスタントコーヒーの国内製造導入推進、生豆の不公平な関税改善などに尽力。木村コーヒー店からはアートコーヒー創業者の若林秀雄、関連会社の木村産業からはカリタ創業者の糸満盛京を輩出。また家庭用レギュラーコーヒーが流行の兆しを見せた折には、その宣伝普及に努めた。
略歴
[編集]- 1901年(明治34年) 東京市にて木村家8人兄弟姉妹の次男として生まれる。
- 1919年(大正8年) カフエ・パウリスタ横浜店に勤める。
- 1920年(大正9年) 横浜福富町にてコーヒー商『木村商店』を開店。
- 1922年(大正11年) 木村家の遠縁にあたる柴田家に婿養子として迎えられ姓を改める。
- 1923年(大正12年) 関東大震災に被災し妻子を含む柴田家の親類縁者を失う。
- 1928年(昭和3年) 屋号を『木村商店』から『木村コーヒー店』へと改称。
- 1934年(昭和9年)台湾嘉義県にコーヒー農場を開く。
- 1969年(昭和44年)藍綬褒章を受章。
- 1974年(昭和49年)勲五等双光旭日章を受章。
- - 心筋梗塞により逝去。73歳。