柿沼唯
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柿沼 唯(かきぬま ゆい、1961年12月28日 - )は、日本の作曲家。1986年、東京芸術大学卒。
略歴
[編集]東京芸術大学では、作曲を松村禎三に師事。また、尺八、能楽、雅楽など日本の伝統音楽やガムラン、インド音楽などに興味をもち、それらの基本的な演奏法を学ぶ。1986年、「交響的瞑想曲」が日本交響楽振興財団作曲賞に入選。1988年、「オーボエとハープ、2つのチェロのための〈セレナード〉」が武満徹主催の「今日の音楽 作曲賞」第2位に入賞し、この頃から約8年間、武満徹のアシスタントを務める。1991年、「オーケストラのための〈アリオーソ〉」で第1回出光音楽賞を受賞[1]。
主な作品
[編集]- ペオニア(1989年、高橋アキ委嘱)
- エントランス(1992年、東京フィルハーモニー交響楽団委嘱)
- 尺八・ヴァイオリンと弦楽合奏のための〈桜に寄す〉(1999年、英国室内管弦楽団委嘱)
脚注
[編集]- 出典