栗原弘
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栗原 弘(くりはら ひろむ、1945年 ‐ )は、日本の歴史学者。
高知県四万十市中村に生まれる。同志社大学大学院博士課程修了。1994年『高群逸枝の婚姻女性史像の研究』で博士号(文学博士)を取得。名古屋文理大学教授を経て、同志社大学非常勤講師。 高群逸枝が『招婿婚の研究』で史料を改竄しており、実際には高群が主張するほど平安時代に招婿婚(夫が妻の父母に養われる婚姻形態)が一般的ではなかったと主張した。
妻は高群逸枝の伝記を書いた栗原葉子。
著書
[編集]- 『高群逸枝の婚姻女性史像の研究』高科書店 1994
- 『平安時代の離婚の研究 古代から中世へ』弘文堂 1999
- 『平安前期の家族と親族』校倉書房(歴史科学叢書)2008
- 『平安時代の結婚と離婚』(池上陽子訳)アマゾン (Kindle電子書籍)2011
(英題:Marriage and Divorce in Ancient Heian Japan)
- 『万葉時代婚姻の研究 双系家族の結婚と離婚』刀水書房、2012
校訂
[編集]- 高群逸枝『平安鎌倉室町家族の研究』国書刊行会 1985.2
- 高群逸枝『日本古代婚姻例集』(栗原葉子と共同校訂)高科書店 1991.5