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栗原弘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

栗原 弘(くりはら ひろむ、1945年 ‐ )は、日本歴史学者

高知県四万十市中村に生まれる。同志社大学大学院博士課程修了。1994年高群逸枝の婚姻女性史像の研究』で博士号(文学博士)を取得。名古屋文理大学教授を経て、同志社大学非常勤講師。 高群逸枝が『招婿婚の研究』で史料を改竄しており、実際には高群が主張するほど平安時代招婿婚(夫が妻の父母に養われる婚姻形態)が一般的ではなかったと主張した。

妻は高群逸枝の伝記を書いた栗原葉子

著書

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  • 『高群逸枝の婚姻女性史像の研究』高科書店 1994
  • 『平安時代の離婚の研究 古代から中世へ』弘文堂 1999
  • 『平安前期の家族と親族』校倉書房(歴史科学叢書)2008
  • 『平安時代の結婚と離婚』(池上陽子訳)アマゾン (Kindle電子書籍)2011

(英題:Marriage and Divorce in Ancient Heian Japan)

  • 『万葉時代婚姻の研究 双系家族の結婚と離婚』刀水書房、2012 

校訂

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  • 高群逸枝『平安鎌倉室町家族の研究』国書刊行会 1985.2
  • 高群逸枝『日本古代婚姻例集』(栗原葉子と共同校訂)高科書店 1991.5

外部リンク

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