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栗原慶太

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
栗原 慶太
基本情報
通称 スラッガー[1]
階級 バンタム級
身長 172cm
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1993-01-10) 1993年1月10日(31歳)
出身地 東京都墨田区[2]
スタイル オーソドックス[3]
プロボクシング戦績
総試合数 28
勝ち 19
KO勝ち 16
敗け 8
引き分け 1
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YouTube
チャンネル
活動期間 2020年1月26日 -
登録者数 約5400人
総再生回数 約139万回
チャンネル登録者数・総再生回数は
2023年4月10日時点。
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栗原 慶太(くりはら けいた、1993年1月10日 - )は、日本プロボクサー東京都墨田区出身。現OPBF東洋太平洋バンタム級王者。現IBFアジアバンタム級王者。一力ボクシングジム所属。

来歴

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小・中学校では野球をやっていて、ボクシングは高校1年生から始めた[4]

2011年4月6日、後楽園ホールで清水義之とフライ級4回戦を戦い、1回2分56秒TKO勝ちでデビュー戦を白星で飾った[5]が、8か月後に行われた試合では4回判定負けでプロ初黒星を喫した[6]

2017年3月10日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級13位のエンゲルバード・モラルデとバンタム級8回戦を行い、1回2分59秒TKO勝ちを収めた[7]。この勝利でJBCの発表した最新ランキングで初めてバンタム級日本ランク入りを果たす[8]

2018年、結婚[9]

2018年12月24日、住吉区民センターでOPBF東洋太平洋バンタム級6位のストロング小林佑樹とOPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦を行い、12回3-0(113-111×3)判定勝ちを収め王座獲得に成功した[10][11]

2019年5月10日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級9位のワーリト・パレナスを相手に防衛戦を行い1回35秒KO勝ちを収め初防衛に成功した[12]

2019年11月15日、後楽園ホールでIBFバンタム級4位のスックプラサード・ポンピタックと54.0キロ契約8回戦を行い、2回1分58秒TKO勝ちを収めた[13]

2021年1月14日、後楽園ホールにて行われた「フェニックスバトル」で前WBC世界バンタム級暫定王者の井上拓真とOPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチを行い、9回負傷判定負けでOPBF王座防衛に失敗、王座から陥落した[14]

2021年10月19日、後楽園ホールでOPBF東洋太平洋バンタム級王者の中嶋一輝に挑戦し、3回52秒TKO勝ちを収め、王座返り咲きに成功した[15]

2022年5月20日、後楽園ホールで元IBF世界スーパーバンタム級王者の小國以載とスーパーバンタム級10回戦で対戦し、4回2分40秒負傷引き分けとなった[16]

2022年9月22日、後楽園ホールで開催された「あしたのジョーメモリアル2022」にて、OPBF東洋太平洋バンタム級13位の千葉開とOPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチを行い、12回50秒TKO負けしタイトル防衛に失敗、再度王座から陥落した[17]

2023年3月4日、後楽園ホールで開催された「ダイナミックグローブ」にてOPBF東洋太平洋バンタム級王者の千葉開とダイレクトリマッチを行い、2回2分7秒TKO勝ちを収め、再度王座返り咲きに成功した[18]

2023年10月12日、有明アリーナで開催された「FEDELTA presents TREASURE BOXING PROMOTION 4」にてビック・サルダールの実兄でOPBF東洋太平洋バンタム級9位のフローイラン・サルダールとOPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチを行い、初回1分TKO負けしタイトル防衛に失敗、三度王座から陥落した[19]

2024年1月26日、セブ島のNUSTAR RESORT&CASINOで開催された「TREASURE BOXING PROMOTION 5」にて、OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチおよびIBFアジアバンタム級王座決定戦としてOPBF東洋太平洋バンタム級王者のフローイラン・サルダールとダイレクトリマッチで再戦し、8回1分13秒KO勝ちを収め4度目のOPBF王座戴冠とIBFアジア王座戴冠に成功した[20]

2024年7月22日、後楽園ホールで開催された「あしたのジョーメモリアル2024 FIGHTING BEE vol.3」でフィリピンバンタム級10位のエナン・ポルテスとノンタイトル8回戦で対戦し、8回2-1(78-74×2、74-78)の判定勝ちを収めた。しかし、ポルテスに攻められたこともあってストロング小林戦以来5年7ヶ月ぶりの判定勝ちとなった栗原は「俺は勝ってない」「本当に情けない」と涙ながらに謝罪した[21]

2024年8月13日、自身のSNSで現役続行を表明した[22]

戦績

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  • プロボクシング:28戦 19勝 (16KO) 8敗 1分
日付 勝敗 時間 内容 対戦相手 国籍 備考
1 2011年4月6日 1R 2:56 TKO 清水義之(上滝) 日本の旗 日本 プロデビュー戦
2 2011年10月31日 4R 1:36 TKO 鈴木洋平(T&T) 日本の旗 日本
3 2012年1月30日 4R 判定 0-3 コーヤ佐藤(伴流) 日本の旗 日本
4 2012年7月13日 4R 2:50 TKO 藤井貴博金子 日本の旗 日本 2012年度東日本ライトフライ級新人王予選
5 2012年11月21日 3R 2:05 KO 岡田拓真(古口) 日本の旗 日本
6 2014年3月7日 4R 判定 0-3 海老澤昇治(伴流) 日本の旗 日本
7 2014年7月7日 1R 0:52 TKO 志賀弘康 (石神井スポーツ) 日本の旗 日本
8 2014年11月17日 4R 判定 3-0 森下聖(新日本木村 日本の旗 日本
9 2015年3月3日 4R 0:38 TKO 橘博文(渋谷三迫) 日本の旗 日本
10 2016年6月13日 4R 0:44 TKO 山口結人(K&W) 日本の旗 日本
11 2016年9月13日 5R 1:13 TKO 小関準(伴流) 日本の旗 日本
12 2016年12月12日 3R 1:46 TKO 仁平宗忍(ワタナベ 日本の旗 日本
13 2017年3月10日 1R 2:59 TKO エンゲルバード・モラルデ フィリピンの旗 フィリピン
14 2017年6月19日 5R 2:06 TKO 勅使河原弘晶(輪島功一スポーツ) 日本の旗 日本
15 2017年12月1日 2R 3:09 KO ライアン・ルマカド フィリピンの旗 フィリピン
16 2018年5月11日 1R 1:21 TKO 渡部哲也(青木) 日本の旗 日本
17 2018年8月11日 3R 2:35 TKO 田中一樹(グリーンツダ 日本の旗 日本
18 2018年12月24日 12R 判定 3-0 ストロング小林佑樹六島 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級王座決定戦
19 2019年5月10日 1R 0:35 KO ワルリト・パレナス森岡 フィリピンの旗 フィリピン OPBF防衛1
20 2019年11月15日 2R 1:58 TKO スックプラサード・ポンピタック タイ王国の旗 タイ
21 2021年1月14日 9R 2:25 負傷判定 0-3 井上拓真大橋 日本の旗 日本 OPBF陥落
22 2021年10月19日 3R 0:52 TKO 中嶋一輝(大橋) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
23 2022年5月20日 4R 2:40 負傷 小國以載角海老宝石 日本の旗 日本
24 2022年9月22日 12R 0:50 TKO 千葉開横浜光 日本の旗 日本 OPBF陥落
25 2023年3月4日 2R 2:07 TKO 千葉開(横浜光) 日本の旗 日本 OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
26 2023年10月12日 1R 1:00 TKO フローイラン・サルダール フィリピンの旗 フィリピン OPBF陥落
27 2024年1月26日 8R 1:13 KO フローイラン・サルダール フィリピンの旗 フィリピン OPBF東洋太平洋バンタム級タイトルマッチ
IBFアジアバンタム級王座決定戦
28 2024年7月22日 8R 判定
2-1
エナン・ポルテス フィリピンの旗 フィリピン
テンプレート

獲得タイトル

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  • 第48代OPBF東洋太平洋バンタム級王座(防衛1)
  • 第51代OPBF東洋太平洋バンタム級王座(防衛0)
  • 第53代OPBF東洋太平洋バンタム級王座(防衛0)
  • 第55代OPBF東洋太平洋バンタム級王座(防衛0)
  • IBFアジアバンタム級王座

脚注

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  1. ^ 栗原慶太、左フック2回TKO「世界王者」目指す 日刊スポーツ 2019年11月15日
  2. ^ You will be the Champion.9 Boxing Raise
  3. ^ BoxRecレーティング 【国内/男子】バンタム級 (53.52 kg以下) BOXINGアンテナ
  4. ^ 栗原慶太(一力):RONER注目選手 RONER by taRo
  5. ^ 2011年4月試合結果 日本ボクシングコミッション
  6. ^ 2012年1月試合結果 日本ボクシングコミッション
  7. ^ 亀田和毅がIBF6位に大差判定勝ち、天笠尚は辛勝 Boxing News(ボクシングニュース) 2017年3月10日
  8. ^ 新たに4選手がランクイン ボクシングモバイル
  9. ^ 栗原慶太 家族にベルトをプレゼントする ボクシングモバイル
  10. ^ 栗原慶太がストロング小林との死闘制すOPBFバンタム級新チャンピオンに Boxing News(ボクシングニュース) 2018年12月25日
  11. ^ 4度のダウン奪った栗原慶太が判定で初戴冠 イブ決戦は壮絶死闘 デイリースポーツ 2018年12月24日
  12. ^ 栗原慶太が圧巻の35秒KO勝ち OPBFバンタム級V1 Boxing News(ボクシングニュース)2019年5月10日
  13. ^ 栗原慶太が強打爆発 IBF4位に2回TKO勝ち 近藤明広は連敗脱出「世界あきらめない」 Boxing News(ボクシングニュース)2019年11月15日
  14. ^ 井上拓真が貫禄勝ち 再び兄弟世界王者へ第一歩東洋太平洋王者の栗原慶太は強打空転 Boxing News(ボクシングニュース) 2021年1月14日
  15. ^ 栗原慶太が豪快TKOでOPBFバンタム級戦王座返り咲き 中嶋一輝は王座陥落 Boxing News(ボクシングニュース)2021年10月19日
  16. ^ 元世界王者の小國以載 3年ぶり復帰戦は4回負傷ドローも「久しぶりにしては動けた」 Boxing News(ボクシングニュース)2022年5月20日
  17. ^ 千葉開が東洋太平洋バンタム級王座獲得 強打の栗原慶太に最終回TKO勝ち Boxing News(ボクシングニュース)2022年9月22日
  18. ^ 栗原慶太が2回TKOで千葉開にリベンジ 3度目の東洋太平洋バンタム級王座獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2023年3月4日
  19. ^ 東洋太平洋バンタム級王者 栗原慶太まさかの60秒TKO負け「気をつけていた右をしょっぱなに…」 Boxing News(ボクシングニュース)2023年10月12日
  20. ^ 栗原慶太がサルダールに雪辱 直接再戦で8回TKO勝ちしOPBF王座4度目の獲得 Boxing News(ボクシングニュース)2024年1月27日
  21. ^ 東洋太平洋王者・栗原慶太「俺は勝っていない!」ノンタイトル戦2―1判定勝利も涙の訴え - スポニチ Sponichi Annex 格闘技”. スポニチ Sponichi Annex. 24-08-29時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年8月2日閲覧。
  22. ^ 東洋太平洋バンタム級王者・栗原慶太が現役続行宣言 先月試合後のリングで「俺は勝ってない!」涙の絶叫【ボクシング】 中日スポーツ 2024年8月13日

関連項目

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外部リンク

[編集]
空位
前タイトル保持者
マーク・ジョン・ヤップ
第48代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2018年12月24日 - 2021年1月14日

次王者
井上拓真
前王者
中嶋一輝
第51代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2021年10月19日 - 2022年9月22日

次王者
千葉開
前王者
千葉開
第53代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2023年3月4日 - 2023年10月12日

次王者
フローイラン・サルダール
前王者
フローイラン・サルダール
第55代OPBF東洋太平洋バンタム級王者

2024年1月26日 - 現在

次王者
N/A