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桂可那子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
かつら かなこ

桂 可那子
生誕 1875年2月20日
日本の旗 日本 愛知県名古屋市
死没 (1940-08-17) 1940年8月17日(65歳没)
日本の旗 日本
配偶者 桂太郎(夫)
子供 伊藤寿満子
村上浜次郎(父)
木村常次郎(養父)
井上馨(養父)
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桂 可那子(かつら かなこ[1]1875年明治8年〉2月20日 - 1940年昭和15年〉8月17日[2])は、日本11代13代15代内閣総理大臣である桂太郎の妻(内閣総理大臣夫人)。愛知県名古屋市出身。

経歴

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父は村上浜次郎で、その後、名古屋の上前津の料亭「旗亭香雪軒」の経営者である木村常次郎の養女となる[3]

後の夫である桂太郎第三師団長になった際、「旗亭香雪軒」に何度も訪れ、27歳年下の可那子を見染め、1891年明治24年)より事実婚し、1898年(明治31年)に井上馨の養女として桂と結婚した。太郎との間には3男1女を儲けた[4]。ちなみに太郎には歌子と貞子という前妻がおり、可那子とは3度目の結婚であった[5]

1940年昭和15年)、死去。

脚注

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  1. ^ 「かな子」、「加那子」とも表記される。
  2. ^ 平成新修旧華族家系大成』上巻(霞会館、1996年)p.425
  3. ^ 『明治美人伝』長谷川時雨
  4. ^ 桂太郎が上前津の料亭香雪軒の娘可那子をみそめる”. 愛知千年企業. 2021年9月19日閲覧。
  5. ^ 桂太郎の子孫と家系図”. 歴史上の人物.com. 2021年9月19日閲覧。
先代
伊藤梅子
内閣総理大臣夫人
1901年6月2日 - 1906年1月7日
1908年7月14日 - 1911年8月30日
1912年12月21日 - 1913年2月20日
次代
山本登喜子