桂小南 (3代目)
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(桂小南治から転送)
三代目 | |
桂小南定紋「丸に橘」 | |
本名 | |
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生年月日 | 1961年10月20日(63歳) |
出身地 | 日本・埼玉県春日部市 |
師匠 | 二代目桂小南 |
弟子 | 桂南楽 桂南馬 桂南海 |
名跡 | 1. 桂南らく (1980年 - 1984年) 2. 桂南楽 (1984年 - 1993年) 3. 桂小南治 (1993年 - 2017年) 4.三代目桂小南 (2017年 - ) |
出囃子 | 野崎 |
活動期間 | 1980年 - |
活動内容 | 古典落語 |
家族 | 二代目林家正楽(父) 林家二楽(弟) 林家八楽(甥) |
所属 | 落語芸術協会 |
公式サイト | 桂小南でございます。 |
受賞歴 | |
第65回芸術祭賞優秀賞(2010年) | |
備考 | |
落語芸術協会理事 | |
三代目 桂 小南(さんだいめ かつら こなん、1961年10月20日 - )は、埼玉県春日部市出身の落語家。本名∶山崎 徳美。落語芸術協会理事。出囃子は『野崎』。父は紙切師の二代目林家正楽、弟は同じく紙切師の林家二楽。
経歴
[編集]弟で紙切り芸人の林家二楽によると、二代目林家正楽の長男である小南は、元々は紙切り芸人の跡継ぎとしてその技を教わっていた。また、正楽の指示で寄席の空気感に慣れる為に、幼い頃から寄席に出入りしていた。ところが、寄席に出入りするうちに落語に傾倒するようになり、父の期待とは裏腹に落語家を目指すようになった。
1980年4月、二代目桂小南に入門。前座名は南らく。1984年8月、二ツ目に昇進し南楽に改名。
1993年5月、三代目桂小文治、春風亭柳桜と共に真打昇進。小南治に改名。
2010年、第65回芸術祭賞優秀賞受賞。2017年9月、師匠の名跡である『桂小南』を三代目として襲名。定席での襲名公演に先立って襲名披露パーティーを京王プラザホテルで開催した[1]。
芸歴
[編集]- 1980年4月 - 二代目桂小南に入門、前座名は「南らく」。
- 1984年8月 - 二ツ目昇進、「南楽」に改名。
- 1993年5月 - 真打昇進、「小南治」に改名。
- 2017年9月 - 「三代目桂小南」を襲名。
人物
[編集]三遊亭五九楽は春日部市立武里小学校で同級生だった。
主な演目
[編集]古典を中心に師匠・2代目小南譲りのネタが多く、上方ネタ『鼻ねじ』などの珍しいネタも演じる。
著書
[編集]- 父ちゃんは2代目紙切り正楽(2000年、うなぎ書房)
- 弟・林家二楽との共著。
CD・DVD
[編集]- 桂小南治(2012年、テイチクエンタテインメント)
- 三代目 桂小南(2018年、テイチクエンタテインメント)
弟子
[編集]二ツ目
[編集]脚注
[編集]- ^ “3代目・桂小南が襲名披露パーティーで決意表明「先代の名前を汚すことがないように…」”. スポーツ報知. 報知新聞社. (2017年9月9日) 2017年11月8日閲覧。