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桃源への旅立ち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
『桃源への旅立ち』
ジャン=リュック・ポンティスタジオ・アルバム
リリース
録音 1976年7月 - 8月 カリフォルニア州バーバンク Kendun Studios[1]
ジャンル ジャズフュージョン
時間
レーベル アトランティック・レコード
プロデュース ジャン=リュック・ポンティ
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 67位(アメリカ[2]
  • ジャン=リュック・ポンティ アルバム 年表
    極光
    (1976年)
    桃源への旅立ち
    (1976年)
    秘なる海
    (1977年)
    テンプレートを表示

    桃源への旅立ち』(原題:Imaginary Voyage)は、フランス人ヴァイオリニスト、ジャン=リュック・ポンティ1976年に発表したスタジオ・アルバム

    背景

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    後にフランク・ザッパ・バンドで活動するアラン・ザヴォッドと、後にジェスロ・タルのアルバム『A』(1980年)に参加するマーク・クレイニーが新メンバーとして迎えられた[3]。「新世界発見」はカントリー・ミュージックからの影響を取り入れた曲で、ポンティ自身は後年、TheUrbanMusicScene.comのインタビューにおいて「アメリカに渡ってナッシュビルフィドル奏者と会って、それをR&Bと融合してみたいと思った」と語っている[4]

    反響・評価

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    アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では67位に達し、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは2位を記録した[2]

    Richard S. Ginellはオールミュージックにおいて5点満点中4点を付け「マハヴィシュヌ・オーケストラと同様エレクトリック・ヴァイオリン、ギター、キーボード、ベース、ドラムスという楽器編成だが、ここでは重点の置き所が変化しており、彼自身のヴァイオリンが直接的に押し出されて、共演者達の演奏との対決は抑えめとなった」と評している[5]

    収録曲

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    全曲ともジャン=リュック・ポンティ作。

    1. 新世界発見 - "New Country" - 3:08
    2. バビロンの国 - "The Gardens of Babylon" - 5:07
    3. 銀河のさすらい人 - "Wandering on the Milky Way" - 1:49
    4. ワンス・アポン・ア・ドリーム - "Once Upon a Dream" - 4:07
    5. タランチュラ - "Tarantula" - 4:08
    6. 桃源への旅立ち パートI - "Imaginary Voyage Part I" - 2:22
    7. 桃源への旅立ち パートII - "Imaginary Voyage Part II" - 4:04
    8. 桃源への旅立ち パートIII - "Imaginary Voyage Part III" - 5:26
    9. 桃源への旅立ち パートIV - "Imaginary Voyage Part IV" - 8:01

    参加ミュージシャン

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    脚注・出典

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    1. ^ Jean-Luc Ponty - Imaginary Voyage (Vinyl, LP, Album) at Discogs
    2. ^ a b Jean-Luc Ponty | Awards | AllMusic
    3. ^ 2015年再発CD (WPCR-16327)ライナーノーツ(片山伸、2015年3月15日)
    4. ^ Galloway, A. Scott. “Jazz Violin Master Jean-Luc Ponty Teams With Rock Vocal Guru Jon Anderson For Visionary World-Unifying Epic "Better Late Than Never"”. TheUrbanMusicScene.com. The Jordan Music Group. 2016年5月13日閲覧。
    5. ^ Ginell, Richard S. “Imaginary Voyage - Jean-Luc Ponty”. AllMusic. 2016年5月13日閲覧。