梶原しげよ
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梶原 しげよ (かじわら しげよ) | |
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生誕 |
梶原 しげよ 1920年4月23日 日本・宮城県気仙沼市唐桑町 |
死没 |
2015年11月8日(95歳没) 日本・千葉県柏市 |
墓地 | 宮城県気仙沼市唐桑町 早馬神社墓苑 |
国籍 | 日本 |
出身校 | 宮城県鼎が浦高等学校 |
職業 | 詩人 |
親戚 |
梶原正雄(父) 梶原さい子(大姪) |
公式サイト | 詩人梶原しげよ/早馬神社 |
梶原 しげよ(かじわら しげよ、本名・髙村しげよ(たかむら しげよ)、1920年(大正9年)4月23日 - 2015年(平成27年)11月8日)は、日本の詩人。
来歴
[編集]宮城県気仙沼市唐桑町出身。実家は早馬神社。気仙沼実科高等女学校(宮城県鼎が浦高等学校、統合され現 宮城県気仙沼高等学校)卒業。
10代から短歌や詩を書き始め、高等女学校卒業後、国語教師として小学校に勤務してから短歌と詩の投稿をはじめる。1952年、唐桑小学校校歌を作詞。1953年に髙村智(フランス文学者で、のち東京都立大学教授)と結婚した。
1959年に 第一詩集『生と死のうた』を出版し、2011年までに16の詩集を残す。95歳で生涯を閉じるまで、一貫して、生と死をテーマにした詩を紡ぎ、その詩は何カ国語にも訳され、20世紀芸術世界賞をはじめとして海外でも数々の賞を受け、ローマ、ヴェネツィア、モスクワ等より名誉作家として認定される。
- 1920年(大正9年)4月23日 - 唐桑村宿(早馬神社)に、2男7女、9人兄弟の末っ子として生まれる。
- 1927年(昭和2年) - 唐桑尋常小学校(現在の気仙沼市立中井小学校)入学
- 1933年(昭和8年) - 唐桑高等小学校入学。
- 1935年(昭和10年) - 気仙沼実科高等女学校入学。短歌、詩を書き始める。
- 1939年(昭和14年) - 津山町柳津小学校に勤務。短歌、詩の投稿を始める。
- 1942年(昭和17年) - 唐桑国民学校に勤務。
- 1944年(昭和19年) - 女子挺身隊入隊、陸軍造兵廠勤務。
- 1946年(昭和21年) - 函館市立新川中学校に勤務。
- 1952年(昭和27年) - 唐桑小学校校歌を作詞(作曲:海鉾義美)。
- 1953年(昭和28年) - フランス文学者の髙村智(のちの東京都立大教授)と結婚。浦和市に転居
- 1959年(昭和34年) - 千葉県流山に転居。第一詩集『生と死のうた』(書肆ユリイカ)
- 1963年(昭和38年) - 第二詩集『連絡船』(氾濫社)
- 1965年(昭和40年) - 第三詩集『鎮魂歌』(中央公論事業出版)
- 1968年(昭和43年) - 第四詩集『樹木』(思潮社)
- 1971年(昭和46年) - 第五詩集『消えてゆく森について』(思潮社)
- 1975年(昭和50年) - 第六詩集『流れのなかで』(詩学社)
- 1979年(昭和54年) - 第七詩集『残照』(思潮社)
- 1983年(昭和58年) - 第八詩集『ある場所から』(思潮社)
- 1985年(昭和60年) - 第九詩集『海』(思潮社)
- 1986年(昭和61年) - 『女たちの名詩集』(思潮社・編者新川和江)
- 1988年(昭和63年) - 柏市に転居
- 1990年(平成2年) - 第十詩集『再会』(書肆山田)
- 1996年(平成8年) - 第十一詩集『いつも 何かとともに』(詩学社)
- 1998年(平成10年) - 夫の髙村智が死去。
- 2001年(平成13年) - 第十二詩集『旅立ち』(詩学社)
- 2004年(平成16年) - 第十三詩集『まひるの月』(美研インターナショナル)
- 2005年(平成17年) - 第十四詩集『私は門もとびらも持っていない』(美研インターナショナル)
- 2006年(平成18年) - 第十五詩集『夕映えの旅びと』(美研インターナショナル)
- 2011年(平成23年) - 第十六詩集『ゆうぐれの野路』(美研インターナショナル)
- 2015年(平成27年) - 11月8日、95歳で生涯を閉じる。
- 2017年(平成29年) - 早馬神社境内に梶原しげよ記念館を建設。
栄誉
[編集]- アルバ・ガッタ・ローマ芸術家協会名誉会員
- ヌーベル・ルネッサンス認定名誉作家
- ACEAバルセロナ芸術国際サロン正会員
- メディチ文化協会正会員
- ヴェネチア国際芸術協会認定作家
- パース市名誉芸術家認定作家
- モスクワ国際芸術文化親善名誉作家
- 日墺文化親善認定名誉作家
作品
[編集]- 第一詩集『生と死のうた』(1959年、書肆ユリイカ)。全国書誌番号:60016160、NCID BA86935262。
- 第二詩集『連絡船』(1963年、氾濫社)NCID BA88958178
- 第三詩集『鎮魂歌』(1965年、中央公論事業出版)NCID BB04757283
- 第四詩集『樹木』(1968年、思潮社)
- 第五詩集『消えてゆく森について』(1971年、思潮社)NCID BA50036025
- 第六詩集『流れのなかで』(1975年、詩学社)
- 第七詩集『残照』(1979年、思潮社)NCID BB08285346
- 第八詩集『ある場所から』(1983年、思潮社)
- 第九詩集『海』(1985年、思潮社)
- 第十詩集『再会』(1990年、書肆山田)
- 第十一詩集『いつも 何かとともに』(1996年、詩学社)ISBN 4883120899
- 第十二詩集『旅立ち』(2001年、詩学社)ISBN 4883121828
- 第十三詩集『まひるの月』(2004年、美研インターナショナル)ISBN 443404186X
- 第十四詩集『私は門もとびらも持っていない』(2005年、美研インターナショナル)ISBN 4434057138
- 第十五詩集『夕映えの旅びと』(2006年、美研インターナショナル)ISBN 4434078968
- 第十六詩集『ゆうぐれの野路』(2011年、美研インターナショナル)全国書誌番号:22051454、OCLC 816915900。