梶原阿貴
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かじわら あき 梶原 阿貴 | |
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プロフィール | |
誕生日 | 1973年5月10日(51歳) |
出身地 | 日本・東京都豊島区 |
活動期間 | 1990年 - |
主な作品 | |
映画 |
『夜明けまでバス停で』 『WALKING MAN』 |
アニメ |
『名探偵コナン』 『ゴルゴ13』 |
受賞 | |
第96回キネマ旬報ベスト・テン 日本映画脚本賞 おおさかシネマフェスティバル2023 日本映画脚本賞 |
梶原 阿貴(かじわら あき、1973年5月10日[1] - )は、日本の女優、脚本家。東京都豊島区出身[2]。日本シナリオ作家協会理事[3]。2009年 - 2021年桜美林大学芸術文化学群非常勤講師。2022年から日本映画大学非常勤講師[4]。2023年「夜明けまでバス停で」で日本映画脚本賞受賞[5]。
略歴
[編集]1990年映画『櫻の園』でデビュー[6]。上級生役を演じ、以降俳優として活動。2012年『ふがいない僕は空を見た』(タナダユキ監督作品)では[7]、助産師みっちゃん役を演じる[8]。脚本家としては2007年にテレビアニメ『名探偵コナン』(消えた1ページ)でデビュー[9]。その後TVドラマやアニメ『ゴルゴ13』を経て、2019年オリジナル脚本映画「WALKING MAN」(監督補も兼務)[10][11]、をラッパーのANARCHYと漫画家の髙橋ツトムと制作[12]。2022年には高橋伴明監督作品映画「夜明けまでバス停で」のオリジナル脚本を手掛け[13][14]、2023年「キネマ旬報ベスト・テン」にて日本映画脚本賞[15]、「毎日映画コンクール」にて日本映画優秀賞[16]、*スタッフ部門の脚本賞にノミネート[17]、「おおさかシネマフェスティバル」にて日本映画脚本賞を受賞[18]、協同組合日本シナリオ作家協会「'22年鑑代表シナリオ集」選出[19]。2023年公開映画「かかってこいよ世界」のプロデューサーに就任[20]。
受賞歴
[編集]- 2023年
- 2月1日 - 第96回キネマ旬報ベスト・テン・日本映画脚本賞(夜明けまでバス停で)*個人賞
- 2月14日 - 第77回毎日映画コンクール・日本映画優秀賞(夜明けまでバス停で)*作品賞
- 3月5日 - おおさかシネマフェスティバル2023・日本映画脚本賞(夜明けまでバス停で)*個人賞
出演
[編集]テレビドラマ
[編集]- 水曜グランドロマン「弟よ」(1990年、日本テレビ)[21]
- ユーミンドラマブックス・ルージュの伝言「月夜のロケット花火」(1991年、TBS)[22]
- 火曜サスペンス劇場「山岳ミステリー 白馬岳・殺意の峰」(1991年10月8日、日本テレビ) - 池田那保子 役
- 大人は判ってくれない・素晴らしき日曜日(1992年、cx)[23]
- 本当にあった怖い話・カーブに立つ少女[24](1992年、テレビ朝日)
- はだかの刑事 第23話(1993年、日本テレビ)[25]
- お茶の間(1993年、ytv)
- ネオドラマ「Lesson C(1993年、ANB)
- 誘惑の夏(1993年、東海テレビ) - レギュラー
- 禁じられた遊び(1995年、TBS) - 準レギュラー[26]
- 黄昏の甘い恋歌(1995年、NHK)
- ハートにS(1995年、cx)
- 春さん夢配達人(1996年、KTV)
- ハンサムマン(1996年、ANB)
- 冬の蛍(1997年、NHK)
- Dの遺伝子(1997年、cx)
- ふぞろいの林檎たちIV(1997年、TBS) - 準レギュラー
- 弁護士高見沢響子(1998年、TBS)
- なっちゃん家(1998年、テレビ朝日)
- 素顔のときめきを(2000年、NHK)
- はなまるマーケット殺人事件(2000年、TBS)
- ズッコケ三人組VS双子探偵〜光の世界へ翔べ〜(2001年、NHK教育) - リポーター 役[27]
- 相棒 season2 第6話(2003年、テレビ朝日)
- スカイハイ2(2004年、テレビ朝日)
- 温泉へ行こう5(2004年、TBS)
- ルームシェアの女(2005年、NHK)
- 検事・朝日奈耀子(2005年、テレビ朝日)
- ドラマW 孤独の歌声(2007年、wowow)
- 新・警視庁捜査一課9係 第4話(2010年、ANB)[28]
- 深夜食堂 第18話(2011年、TBS、MBS)
- ドラマW 人質の朗読会(2013年、wowow)
- 怪奇大作戦 ミステリー・ファイル 第3話(2013年、NHK BSプレミアム)
- スリル!〜赤の章・黒の章〜 赤の章〜 第3回(2017年、NHK)[29]
映画
[編集]- 櫻の園(1990年) - 久保田麻紀 役
- パンツの穴3(1990年)
- バカヤロー!3 へんな奴ら(1990年)
- シーズン・オフ(1991年)
- 青春デンデケデケデケ(1992年) - 羽島加津子 役
- 夜逃げや本舗2(1993年)
- コキーユ(1998年)
- 洗濯機は俺にまかせろ(1998年)[30]
- M/OTHER(1998年)
- 富江(1999年) - ウェイトレス 役
- 三文役者(2000年)
- カラフル(2000年) - 看護士 役
- 練鑑ブラザーズ・ゲッタマネー(2001年)
- 理髪店主のかなしみ(2002年)
- 星に願いを。(2003年) - 宮崎看護士 役
- でらしね(2003年)
- アイデン&ティティ(2003年)
- のんきな姉さん(2004年) - 主演・藤田安寿子 役
- 苺の破片 イチゴノカケラ(2005年) - 主演・浅井知子 役
- キャッチボール屋(2006年)
- OLDK(2006年)
- 富江VS富江(2007年)
- 花になる(2009年)
- 神様のカルテ(2011年) - 看護師 役
- ふがいない僕は空を見た(2012年) - 助産師みっちゃん(長田光代)役
- 海を感じる時(2014年)
- お盆の弟(2015年7月25日、大崎章監督) - 墓参りに来た母親 役[31]
脚本
[編集]- 苺の破片 イチゴノカケラ(2004年) - MiCA名義
- 名探偵コナン 第461話(2007年)
- ゴルゴ13 第5話、第24話、第39話(2008年)
- わたしが子どもだったころ(2008年、NHK)
- 山村美紗サスペンス 不倫調査員・片山由美⑭ 京都・花の殺人乱舞(2014年、テレビ東京 水曜ミステリー9)
- ソタイ 組織犯罪対策課(2014年、テレビ東京 水曜ミステリー9)
- ソタイ2 組織犯罪対策課(2016年、テレビ東京 水曜ミステリー9)
- 民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜 第9話/脚本 第7話第8話第10話/脚本協力(2017年12月4日-12月25日、フジテレビ)
- WALKING MAN (2019年、脚本/監督補)[32]
- 夜明けまでバス停で(2022年、高橋伴明監督)[33]
- 空のない世界から(2022年、小澤和義監督)[34]
プロデュース
[編集]- かかってこいよ世界(2023年、内田佑季監督)[35]*プロデューサーとして参加
WEB
[編集]- Yahoo!ニュース斉藤博昭映画フルチャージ[36][37]*「夜明けまでバス停で」についてのインタビュー記事(2022年9月24日、10月9日)
引用
[編集]- ^ “梶原阿貴(かじわらあき)の解説 - goo人名事典”. goo辞書. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原 阿貴:脚本家 プロフィール・略歴・代表作 | Japan Creator Bank”. japancreatorbank.com. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “11-一覧”. www.j-writersguild.org. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/non20140204”. 本人Twitterプロフィール. 2022年8月4日閲覧。
- ^ 「2022年第96回キネマ旬報ベスト・テン」第1位作品&個人賞発表 - キネマ旬報WEB
- ^ “シナリオ作家リレー日記 梶原阿貴|一般社団法人シナリオ作家協会”. www.scenario.or.jp. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原阿貴 - 映画ならKINENOTE”. www.kinenote.com. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原阿貴の出演時間”. テレビ出演ランキング. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “名探偵コナン 第461話「消えた1ページ」感想ツイート集”. 時期外れの戯言. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “映画『WALKING MAN』オフィシャルサイト”. 映画『WALKING MAN』オフィシャルサイト. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “青春物語、根底に社会への怒り 映画「WALKING MAN」、梶原阿貴が脚本:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2021年12月10日閲覧。
- ^ Ykom (2021年6月3日). “自由の森学園の教育を支える会: 5期生梶原阿貴さん脚本の映画「Walkingman」配信開始”. 自由の森学園の教育を支える会. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/non20140204/status/1458761517457760257”. Twitter. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “https://twitter.com/non20140204/status/1466272123333210114”. Twitter. 2021年12月10日閲覧。
- ^ 「夜明けまでバス停で」キネ旬2冠 元女優の梶原阿貴氏「俳優では取れなかった」脚本賞に感慨 - 日刊スポーツ
- ^ 第77回毎日映画コンクール - 毎日新聞公式
- ^ 第77回毎日映画コンクールノミネート発表 - ORICON NEWS(2022年12月21日)
- ^ 2023年受賞者 Prize2023 - おおさかシネマフェスティバル公式
- ^ “協同組合日本シナリオ作家協会”. www.j-writersguild.org. 2023年8月23日閲覧。
- ^ “映画『かかってこいよ世界』公式サイト”. 映画『かかってこいよ世界』公式サイト. 2023年8月23日閲覧。
- ^ “弟よ! - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “ルージュの伝言 VOL.11「月夜のロケット花火」 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “大人は判ってくれない(第6回)「きっとひとりで歩いていける」「素晴らしき日曜日」 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “本当にあった怖い話(第6回) - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “はだかの刑事 - ドラマ詳細データ - ◇テレビドラマデータベース◇”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原 阿貴 - テレビドラマ人名録”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原 阿貴 - テレビドラマ人名録”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原 阿貴 - テレビドラマ人名録”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原 阿貴 - テレビドラマ人名録”. テレビドラマデータベース. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原阿貴 : 関連作品(映画) (2)”. 映画.com. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “梶原阿貴 : 関連作品(映画)”. 映画.com. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “JACC®サーチ - Japan Content Catalog -”. JACC®サーチ - Japan Content Catalog -. 2021年12月10日閲覧。
- ^ “映画「夜明けまでバス停で」監督:高橋伴明×主演:板谷由夏”. yoakemademovie.com. 2022年8月4日閲覧。
- ^ “映画『空のない世界から』公式サイト”. 映画『空のない世界から』公式サイト. 2022年8月4日閲覧。
- ^ “かかってこいよ世界”. hitocinema.mainichi.jp. 2023年8月23日閲覧。
- ^ 幡ヶ谷バス停での殺人の衝撃… - 斉藤博昭映画フルチャージ(2022年9月24日)
- ^ 30歳から明らかなジェンダー格差に直面 - 斉藤博昭映画フルチャージ(2022年10月9日)
外部リンク
[編集]- 梶原阿貴 (@non20140204) - X(旧Twitter)
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- 梶原阿貴 (aki.kajiwara.982) - Facebook
- 夜明けまでバス停で