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棚原良

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
棚原 良
Ryo Tanahara
琉球コラソン #1
ポジション LB
所属リーグ 日本の旗 日本ハンドボールリーグ
基本情報
日本の旗 日本
出身地 沖縄県浦添市
生年月日 (1987-08-03) 1987年8月3日(37歳)
身長・体重 190 cm
90 kg
利き腕
出身 興南高等学校
日本体育大学
所属クラブ
クラブ
2010-2013 日本の旗 大同特殊鋼
2013-2016 日本の旗 琉球コラソン
2017-2018 日本の旗 琉球コラソン
2018 ポルトガルの旗 スポルティング・クルーベ・ダ・ホルタ
2019- 日本の旗 琉球コラソン
2020- 日本の旗 大崎電気
代表歴
2002 日本の旗 日本 U-16
2004,2006 日本の旗 日本 U-21
2005 日本の旗 日本 U-19
2006,2008 日本の旗 日本 U-24
2008,2012-2013,2016  日本
受賞歴
日本の旗 日本ハンドボールリーグ
  • 最優秀選手賞:2014年・2015年
  • ベストセブン賞:2014年・2015年
  • 得点王:2014年・2015年
  • フィールド得点賞:2014年
  • 7mスロー得点賞:2014年・2015年
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棚原 良(たなはら りょう、1987年8月3日 - )は、沖縄県浦添市出身の元プロハンドボール選手。

経歴

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当山小学校、浦西中学校、興南高等学校日本体育大学卒。8歳上の兄の影響と東長濱秀希石川出に勧誘され小学校2年時にハンドボールを始める。小学校、中学校時代にはそれぞれ全国優勝を経験。興南高校時代は東長濱秀希とともにチームのエースとして活躍し、1年時から主戦力として高校総体優勝。3年時には高校選抜(3連覇)、高校総体、国体の3冠を達成している[1]日本体育大学では1年時から主戦力として活躍し、2年時の春、秋リーグは得点王に輝く。秋リーグでは1試合20得点を含む102点の歴代最高得点を叩き出した。全日本インカレでは4年連続優勝し、小・中・高・大すべてで全国優勝した。

学生最後の年、両肩関節と右膝全十字靭帯損傷、半月板損傷の手術を行い、約1年実戦から離れることになる。

2010年、卒業後ヨーロッパに行く予定だったが怪我の為、断念。憧れである姜在源、白元喆の影響で大同特殊鋼に入団。その年の国民体育大会で怪我から復帰し、実業団選手として初の日本一を達成。

2011-2012シーズンには日本ハンドボールリーグ優勝。その年の東アジアクラブ選手権では準優勝でベスト7を獲得。2012-2013シーズンには日本ハンドボールリーグ2連覇を達成。2013年11月13日に退団した。

2013年11月21日琉球コラソンへ加入[2]。2014-15シーズンにはMVP・得点王・ベスト7を含む日本人初の個人5冠を達成。琉球コラソン創設初のプレーオフ進出に大きく貢献した。2015-2016シーズンには2年連続MVPなど個人4冠を達成。2016年には海外挑戦のため退団し[1]、数か国のトライアウトに参加するも、ビザの問題等で契約できず帰国[3]

2017年10月11日に古巣の琉球コラソンへ復帰することが発表された[4]

2018年9月に海外挑戦のため退団[3]。同年はポルトガルのスポルティング・クルーベ・ダ・ホルタへ移籍。

2019年4月に琉球コラソンへ復帰[5]

2020年シーズン途中で琉球コラソンを引退する意向で退団。退団を発表した後、大崎電気からオファーを受けリーグ途中で大崎電気に入団した。

2021年に大崎電気を退団し、第一線から退いた。

詳細情報

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年度別成績

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チーム 試合 フィールド
得点
7m 合計 警告 退場 失格
2010-11 大同特殊鋼 13 21/52 .404 1/3 22/55 1 1 0
2011-12 14 29/62 .468 4/6 33/68 2 0 0
2012-13 16 56/126 .444 5/6 61/132 1 5 0
2013-14 4 3/10 .300 2/2 5/12 0 0 0
琉球 7 55/104 .529 8/10 63/114 4 2 0
2013-14計 11 58/114 .508 10/12 68/126 4 2 0
2014-15 16 99/201 .493 27/32 126/233 4 4 0
2015-16 16 109/228 .478 36/43 145/271 7 4 0
2017-18 12 17/37 .459 2/5 19/42 3 1 0
JHL:7年 98 389/820 .474 85/107 474/927 22 17 0
  • 各年度の太字はリーグ最高

タイトル・表彰

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日本ハンドボールリーグ

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  • 最優秀選手賞:2回 (2014年・2015年)
  • ベストセブン賞:2回 (2014年・2015年)
  • 得点王:2回 (2014年・2015年)
  • フィールド得点賞:1回 (2014年)
  • 7mスロー得点賞:2回 (2014年・2015年)

記録

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日本ハンドボールリーグ

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  • 通算400得点:2016年2月20日、対北陸電力戦(北陸電力福井体育館フレア)[6]
  • 通算600得点:2020年11月21日、対トヨタ紡織九州戦 (和光市総合体育館)

背番号

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  • 2 (2010年 - 2013年)
  • 1 (2013年 - 2016年、2017年 - 2018年、2019年 - )
  • 6 (2020年 - )

代表歴

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日本代表

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日本代表U-24

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  • 世界男子学生選手権大会 (2006年・2008年)

日本代表U-21

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  • ジュニアアジア選手権 (2004年・2006年)

日本代表U-19

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  • アジアユース選手権 (2005年)

脚注

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  1. ^ a b 棚原、満持し海外挑戦へ 琉球コラソン 琉球新報、2016年3月15日
  2. ^ 棚原選手移籍入団会見 琉球コラソン (2013年11月26日)
  3. ^ a b 契約解除のお知らせ 琉球コラソン (2018年9月5日)
  4. ^ 棚原良選手復帰のお知らせ 琉球コラソン (2017年10月11日)
  5. ^ 棚原良選手 契約基本合意のお知らせ 琉球コラソン (2019年4月26日)
  6. ^ 得点達成 - 第40回日本リーグ 2015-2016 Season 日本ハンドボールリーグ

外部リンク

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